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【JALビジネスクラスB777-300ER搭乗記】徹底レビュ―。これがJAL最高峰のSKY SUITE。

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ニューヨークから羽田まで14時間のJALのB777-300ERに搭載されているビジネスクラス「JAL SKY SUITE」を満喫。シート・アメニティー・機内食をレビュー。JALマイルのおかげで至福の時間。

搭乗してきました!!!JALのビジネスクラス「JAL SKY SUITE」に!!

ニューヨークから羽田まで14時間のロングフライトをビジネスクラスで満喫してきたわけですが、14時間が一瞬に感じるような快適な時間で、飛行機の搭乗することそのものが目的になってもおかしくないような時間が過ごせます。

  • シートは個室タイプのフルフラット
  • 機内食はコーススタイルの豪華な内容
  • アラカルトの食事も充実

と、かなり贅沢な空の旅を過ごすことができます。

では、憧れのJALビジネスクラス搭乗記。14時間の旅をレビューしておきます。

 

JALビジネスクラスの料金・必要マイル数

今回、自分はニューヨーク=羽田路線で、JAL国際線ビジネスクラスに搭乗したわけですが、同区間はJALの国際線最長距離に相当するので、料金も高いんですよね。

最安値運賃種別でも往復で58万円です。とんでもなく高い料金なので、財布に相当な余裕のある方や、一部上場企業の管理職クラスが仕事で利用するようなレベルだと思います。単なる一勤務医の自分が、この金額を支払って搭乗することはまずないというレベルの料金です。

 

が、自分は今回JALのビジネスクラスに搭乗してきました。それは、JALマイルのおかげなんです。JALマイルを貯めて、特典航空券を発券する方法なら、JALのビジネスクラスに搭乗するのも決して夢ではありません。現に自分も搭乗できたわけですし。

羽田=ニューヨークの特典航空券片道あたりの必要マイル数は、

  • エコノミークラス:25,000
  • プレミアムエコノミー:32,500
  • ビジネスクラス:50,000
  • ファーストクラス:70,000

となっています。往復なら、この倍のJALマイルが必要になるわけですが、この片道50,000マイルというビジネスクラス特典航空券に必要なJALマイルは、簡単に1年で陸マイラーが貯めることが可能なマイル数と言ってもいいでしょう。58万円の支払いは難しいが、ビジネスクラスに搭乗して海外旅行に行きたい!!!という人は、マイルを貯めてみるといいと思います。

陸マイラーのJALマイルの貯め方

陸マイラーなら、年間数万マイル~多い人は20万マイル・30万マイルと貯めています。

【2024年最新版】陸マイラーが教える!JALマイルの貯め方を完全公開「年間20万JALマイルの貯め方」を徹底解説。

2022-03-18

(注)JALのファーストクラス以外は、JAL国際線特典航空券PLUSの制度により、空席がなくなった場合には、追加マイルの支払いで特典航空券が確保できます。必要マイル数は、かなり多くなるケースもありますが・・・。詳細はこちら

すけすけ

ちなみに、自分の場合は、今回の搭乗は有償航空券でエコノミークラスを購入し、30,000JALマイルでアップグレードをしてビジネスクラスにしています。JALの上級会員「JGC」を取得するために、有償で航空券を購入する必要があったため、このような方法を利用しました。いずれにせよ、JALマイルのおかげです!

 

JALビジネスクラスのシートの種類は?

さて、JALのビジネスクラスといっても、路線によりシートには大きな違いがあります。

一般的には、

  • 長距離路線(北米、欧州):JAL SKY SUITEというフルフラットになるタイプのシート
  • 中距離路線(ハワイ、東南アジア):フルフラットもあれば、リクライニングシートもあり
  • 短距離路線(東アジア):リクライニングシート

というような違いがあります。

上記のような数種類のシートが用意されており、隣席との間に壁があり完全に個室になるようなフルフラットタイプもあれば、フラットにはならずにリクライニングするだけのタイプもあります。

 

北米・欧州の超距離路線にメインとして導入されているのは、「JAL SKY SUITE」というフラッグシップモデルのシートで、

上記のように個室かつフルフラットのベッドになるシートで、JALが世界に誇るビジネスクラスと言えるでしょう(B777-300ERおよび一部のB787-8、-9に導入)。

 

「JAL SKY SUITE」のシートは、隣席と前後に少しずれるような配置になっており、全席が通路へのダイレクトアクセスが可能な座席配置になっています。変則のスタッガードシートです。

 

自分が搭乗したニューヨーク=羽田は、ファーストクラスつき機材のJALフラッグシップのB777-300ERで運航されており、

シート配置は、

  • ビジネスクラス:変則の2-3-3の横7席
  • プレミアムエコノミー:2-4-2の横8席
  • エコノミークラス:3-3-3の横9席

となっており、横幅は広いのは当然ですが、シートマップの通り、シートピッチ(前後幅)がかなり広くなっていますよね?フルフラットのベッドにした状態で188センチもベッド長があるので、超快適な空間でフライトを満喫することが可能になっています。

今回は、こいつに搭乗してきたので詳しくレビューしたいと思います。

他のタイプのJALビジネスクラス搭乗記

ホノルル行きにも利用されている「JAL SKY SUITEⅢ」や、東アジアにメインに利用されている「JAL SHELL FLAT NEO」の搭乗記はこちら。

ハワイ行き!JALビジネスクラス「JAL SKY SUITE Ⅲ」レビュー。JALマイル特典航空券家族4名分。

2018-10-31

JAL国際線ビジネスクラス「シェルフラットネオ」B787-8搭乗体験記。

2018-06-07



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JALビジネスクラス搭乗記「JAL SKY SUITE」ニューヨーク=羽田の14時間フライトレビュ―

では、ニューヨークから羽田まで14時間のフライトをJALビジネスクラス「JAL SKY SUITE」で満喫していきましょう。搭乗までのラウンジは、ルフトハンザドイツ航空のラウンジが利用できるのですが、ちょうど隣にはルフトハンザドイツ航空の2階建て飛行機A380が駐機していました。以前、実はルフトハンザのファーストクラスにANAマイルで搭乗したことを思い出しました。

 

なお。搭乗前のルフトハンザのラウンジはこんな場所です。時間がほとんどなくて、ちらっと見学しただけで終わりました。

では、シートレビューからいってみましょう。

 

JALビジネスクラス「JAL SKY SUITE」の個室型シート

こちらがJALの誇る「JAL SKY SUITE」です。変則的なスタッガードを導入しており、座席を前後にずらすことで、全席通路へのダイレクトアクセスを実現しています。2-3-2の座席配置ですが、真ん中3席の中央席は、ご覧の通り細い通路を通って席に着席するような感じなっています。

 

自分が選んだのは、景色も楽しめる上に、通路を歩く人の気配も気にならない窓側席。エコノミークラスだと、窓側席は人を跨がないとトイレに行くことができないので、窓際にするか通路側にするか悩みどころですが、全席通路にダイレクトアクセスなので、そんなことに気を遣う必要はありません。

 

隣の席とは、パーティションを下げた状態だとご覧の通り会話も可能なので、家族・カップル・友人とでも利用しやすいですね。

 

モニターは23インチ。なかなかの大きさのものが用意されており、邦画を3本見て、フライトを満喫できました。

 

リモコンは左前方に、シートも手元のボタンで自由に動かせます。

また、少しわかりにくいかもしれませんが、画像の中央付近にはコンセントもあり、ユニバーサルタイプとUSBタイプが用意されているのも嬉しいですね。

 

読書灯には、ヘッドホンをかけることもできるようになっています。ヘッドホンはソニー製のノイズキャンセリングです。

 

めちゃくちゃいいシートなのですが弱点と言えば、シート周りに小物入れがないんですよね・・・。自分は眼鏡を利用しているので、寝ているときにシート周りに小物入れがあるとありがたいのですが、ないんですよ・・・。

座席後方には、写真のようにオーバーヘッドシェルフがあるのですが、ちょっと手元から遠く利用しませんでした・・・。

 

席をフルフラットにしてみましょう。隣の席からパーティションをおろして、見ている状態です。完全なフラットになり、ベッド長は188センチあるので、大半の人は快適に寝ることも可能です。14時間の長時間フライトにもなると、本当にフルフラットはありがたいです。

 

しかも、オーバーヘッドコンパートメントには、エアウィーヴのマットレスが用意されているんですよね。これを引いて、ベッドを作ることが可能になるんです。

 

こちらがマットを引いて完全なフラットベッドにした状態です。隣席とのパーティションも上げています。完全な個室の完成です。これがJALのビジネスクラス「JAL SKY SUITE」です。なかなか魅力的な空の旅じゃないですか??

 

ベッドで寝てみましたが、足をまっすぐ伸ばしても全然問題ありません。隣の人も気になりません。通路を歩く人も気になりません。最高の空間です。

この「JAL SKY SUITE」はデビューした2013年に、スカイトラックス社のベスト・ビジネスクラス・エアラインシートを受賞しています。ビジネスクラスの個室が世界中の航空会社で増えることになったきっかけになったと言ってもいいかもしれません。

 

この窓際席に座るには、この狭い隙間を通る必要があります。体を横向けにしないと入ることはできません。大きな体の人は通りにくいかもしれませんね・・・。

 

なお、さきほど小物入れがないと言いましたが、実は通路側の席にはこの小さいスペースにサイドテーブルもあり、少しだけ物を置くことも可能になっています。

ちなみにこの便のビジネスクラスは満席でした。お金はあるところにあるようです・・・。



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JALビジネスクラスのアメニティー

では、次はアメニティーの紹介です。

まずは定番のスリッパ。

 

こちらがアメニティポーチ。

 

中には、アイマスク、マスク、耳栓、歯ブラシ、ティッシュ、そしてメンソレータム。アメニティは持ち帰りももちろんOKです。

 

また、こちらは持ち帰り不可ですが、機内ではカーディガンも用意してくれています。

 

JALビジネスクラス機内食「BEDD」

さて、ビジネスクラスはシート・アメニティーだけなく機内食も楽しみの一つです。特に日系のビジネスクラスの機内食は、日本人の口に本当によく合うと思います。

JALはファーストクラス・ビジネスクラスの機内食に「BEDD」という名称をつけているのですが、寝れる空間のベッドにDを1文字追加して、“Dine(お食事をする)”、“Delicious(おいしい)”、“Dream(夢見ごこち)”という内容を意味したDのようです。

 

メニューは路線や月により異なり、JALのホームページで確認することも可能ですが、

自分が搭乗した月のニューヨーク=羽田は上記の内容でした。和食と洋食が用意されており、洋食はメインを2種類から選ぶことができるので、計3パターンが用意されていることになります。

 

また14時間のロングフライトで、安定飛行に入るとすぐに食事が始まるのですが、フライト中におなかが空くこともあるでしょう。その際には、上記のアラカルトメニューから好きなものをオーダーすることも可能です。着陸の2時間ほど前に、客室乗務員さんが最終オーダーを聞きに来てくれたりします。

 

ドリンクメニューもシャンパン・ワイン・日本酒・ビール・ソフトドリンクと一通りの品ぞろえです。

 

では、サイドテーブルを出して、テーブルクロスを引いていただき食事の開始です。JAL国際線のビジネスクラスの機内食です。期待は高まりますね。

 

まずは、前菜。こちらは洋食でも和食でも同じもので、「メキシカンシュリンプカクテル」「冷製コーンチャウダー」。味は、ニューヨークで用意されたものとは思えないほど、日本人の口によく合います。そして、小鉢好きの自分には非常に嬉しいですね。

 

そして、鶴の箸置きとともに、自分が事前予約していた和食が始まります。機内食は当日の気分で決めたい人は、予約しなくてもいいかもしれませんが、食べたいものが決まっている人は事前予約しておくといいと思います。自分はいつものことですが、和食の予約です。

  • 蛸の酢の物
  • 穴子の吹き寄せ煮・玉子焼き
  • ソフトシェルクラブの南蛮漬け
  • 揚げ出し豆腐・海老そぼろ餡
  • 里芋と焼きナスの胡麻クリーム

以上の5品が綺麗に盛り付けされて用意されます。味も機内で空の上で食べているとは思えないレベルには仕上がっています。

 

そして、メイン。

  • 和風ショートリブ煮込み
  • 銀鱈幽庵焼き夏野菜添え
  • ごはん
  • 味噌汁
  • 香の物

です。これだけでも十分な機内食ではないでしょうかね。豪華なランチという感じがしますし。ごはんと漬物だけでも、個人的には大好物です。

 

そして、このショートリブ。硬くて食べられない・・・と見た目で想像していたのですが、予想をいい意味で裏切ってくれました。めちゃくちゃ柔らかくて、歯がなくても食べられる感じです。

 

もう満腹なのですが、最後にでてきたデザートで締めます。

非常に満足度の高い機内食でした。個人的には、やはり日系の機内食はレベルが非常に高いと思っています。口に合うというのか。

 

そして、数時間の睡眠をとり、目が覚めて小腹がすいたので、次はカレーをアラカルトメニューの中からオーダーしてみました。しっけり福神漬けとラッキョウまで用意してくれています。ゴロゴロして食事・・・これはダメになりそうですね・・・。

 

と言いながら、目覚めのコーヒーとハーゲンダッツもいただきました。映画を1本見て、再び睡眠に落ちます。

 

最後、離陸の90分前で、日本が近づいてきたところで最終オーダーで、うどんとフルーツの盛り合わせ。14時間で3回の食事。ほぼ日常生活と同じ配分で食事をいただけるのはありがたいですね。

そして、カレーやうどんなどの定番ものはハズレがないです。

 

また、トイレ前のバーカウンターに行くと、水やデザート・あられなどなどが常時用意されており、ラグビーのワールドカップ特集と思われる写真も多数飾られており、さすがはビジネスクラスなんだなーと妙に納得してしまうのが、バーカウンターです。

 

まとめ「JAL SKY SUITE」はJALの誇るビジネスクラスだった

14時間のフライトを終え、無事に帰国したわけですが、途中7時間ほど睡眠を取ることもできました。また、機内食も3度楽しみ、映画も3本満喫しました。

JALの最高峰ビジネスクラス「JAL SKY SUITE」は個室感が非常に強く、隣の人がいることをわすれてしまうようなシートです。飛行機の中でこのような快適な空間が用意されているのはさすがだなと感心します。

ビジネスクラスのシートは各航空会社によりさまざまで、最近はドア付きの個室を提供している航空会社も出てきていますが、JALの「JAL SKY SUITE」が一番好きだという人が多いのも納得できるシートでした。

有償の航空券を購入して搭乗することはできないので、またJALマイルを貯めて、いつの日か搭乗したいと思います。

【2024年最新版】陸マイラーが教える!JALマイルの貯め方を完全公開「年間20万JALマイルの貯め方」を徹底解説。

2022-03-18

今年は、実は人生最高のペースで飛行機に搭乗しています。あと5か月の間に、海外に行く諸事情がありまして、10以上のファーストクラスとビジネスクラスの予約が入っているという自分でもびっくりするような状況です。また、搭乗する度に記事にしてアップしたいと思います。

 

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往路はロサンゼルスまでJALのファーストクラスに搭乗しました!!こちらも是非!!

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2019-07-18

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