大韓航空最高峰ビジネスクラス「プレステージスイート」レビュー。B747-8搭乗記。

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大韓航空のビジネスクラスの中でも個室型の最高峰「プレステージスイート」に搭乗したのでレビュー。機材は東京=ホノルル路線にも使用されているB747-8。

年末年始にクアラルンプールに家族旅行に行ってきました。この記事では、その時のフライトを紹介したいと思うのですが、かなり満足度の高いフライトでした。

今回、搭乗したのは大韓航空です。

大韓航空と聞くと、みなさんどんなイメージがありますかね???安いとか、サービスがいまいちというようなイメージを持っている方や、ナッツリターンで有名になったイメージを強く持っている方が多いかもしれませんが、実はかなりハイレベルな航空会社だと思います。

今回は、大韓航空のB747-8という機材のビジネスクラス「プレステージスイート」に搭乗して、その大韓航空の魅力を感じてきたので、紹介したいと思います。

では、お楽しみください。

 

大韓航空ビジネスクラスの最高峰がプレステージスイート

大韓航空ではビジネスクラスのことを「プレステージクラス」と言います。まずは、シートの種類を紹介したいと思います。ANAやJALと同じように、同じビジネスクラスとは言え、短距離と長距離では全然シートが違います。

大韓航空のプレステージクラスは4種類があり、

  • プレステージスイート:中~長距離の最新機材に導入されている個室型フルフラット
  • プレステージスリーパー:中~長距離のA380などに導入されているフルフラットだが個室タイプではないシート
  • プレステージクラス:短~中距離のシェル型シート
  • プレステージシート:ちょっと席が広いくらいの短距離型シート

に分かれています。

今回、自分が搭乗したのは大韓航空のプレステージクラスのフラッグシップ「プレステージスイート」です。導入されている機材は、B747-8、B787-9、一部のB777-300ER、一部のA330-300になるので、大韓航空のビジネスクラスに搭乗する機会があれば是非とも狙って欲しいところです。日本路線にもプレステージスイートが導入されていることもあるので、もしそんなタイミングならラッキーです。この記事ではプレステージスイートをじっくりレビュ―したいと思います。

実は、このプレステージスイート導入の機材は、大韓航空の成田=ホノルルでも利用されることが多いので、ホノルルまで大韓航空で行くというのもオススメです。

 

B747-8とは

ボーイング747シリーズは、ジャンボジェットの名称で非常に有名な機材です。前方が2階建てになっており、エンジン4発の見た目が印象的です。ANAもJALも以前は保有していた機材ですが、現在はすでに引退済です。燃費のいい小型の機材へ、騒音の少ない小型の機材へ、という世の中の流れにより世界から消えていくことになった機材です。

そのB747の最新型が、B747-8です。導入している航空会社は非常に少なく、大韓航空・ルフトハンザドイツ航空・中国国際航空の3社のみとなっています。非常にレアな機材ですね。

今回は大韓航空のB747-8に搭乗する機会に恵まれ、初のB747-8、そして人生最後のジャンボジェットになる可能性もあり、非常にそれも楽しみにしておりました。



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大韓航空B747-8プレステージスイート搭乗記。仁川からクアラルンプールへ。最高のフライトだった。

では、大韓航空の搭乗記です。今回は、関空→仁川→クアラルンプールと仁川での乗り継ぎです。

大韓航空マイレージ「スカイパス」の豆知識
  • 所属アライアンス:スカイチーム(デルタ航空、エールフランス、チャイナエアラインなど)
  • マイレージプログラム「スカイパス」
  • マイレージ有効期限:10年
  • マイレージ家族合算:可能
  • 特典航空券必要マイル数:比較的少ない(特に中~長距離はお得度が高い)
  • 特典航空券の枠:自社マイルを利用した大韓航空の枠が非常に多い(ビジネスクラスで9席の空きがあったりする)
  • スカイパスにマイル移行できるクレジットカード:SPGアメックス(マリオットポイント)、SKYPASS JCBカード、SKYPASS DCカード、SKYPASS MUFG プラチナカード、ダイナースクラブカード

実は非常に特典航空券が取りやすい航空会社なので、隠れファンも密かにいると思います。ポイントサイトで貯めることが難しいので、マリオットポイント(ポイント購入もある)を移行するというのが現実的な貯め方になると思います。やはり、SPGアメックスの汎用性は非常に高いと心底思います。

ただし、2021年から必要マイル数が変更になります(詳細こちら)。基本的には改悪です。

まず、関空から仁川へのフライトはB737-9ERというナローボディーの短距離機材で、この機材のビジネスクラスは「ボーイング737プレステージシート」という名称がついています。短距離路線専用のビジネスクラスなので、わざわざ韓国に行くだけの目的で搭乗するにはお金もマイルも勿体ないとは個人的には思います。が、乗継便でビジネスクラスの航空券を購入していると、自動的に日本から仁川までのフライトもビジネスクラスになるので、搭乗してきました。

エコノミークラスが横に3-3の6席なので、2-2のビジネスクラスはやはり優雅ではありますが、韓国までの1時間半のフライトならエコノミークラスでも十分です。ただ、さすがビジネスクラスで、短距離でも機内食はしっかり出ます。

 

さて、仁川に到着後、クアラルンプール行きに乗継ですが、大韓航空の仁川空港でのMCT(ミニマムコネクティングタイム)は45分と定められています。45分以上の大韓航空便同士の乗り継ぎなら航空券を販売しており、乗継がぎりぎりの場合にも、多少待ってくれたり、大幅に仁川への到着が遅れるようなケースでもホテルの手配や、翌日のフライトを用意してくれたりはするようになっています。通しの航空券の大きなメリットですね。

この日のフライトスケジュールは、

  • 関空14:00発→仁川15:55着
  • 仁川16:40発→クアラルンプール22:20着

というもので、なんとMCTジャストの45分しか仁川で乗り継ぎ時間がないんです。最悪航空会社側で何かしらの手配はしてくれるとは思うものの、クアラルンプールでの予定も狂ってしまうので、どうにか間に合って欲しいところです。

関空は定刻に出発したので、大丈夫かなと思っていたのですが、仁川で機内から出たのが16:05。すでに次のフライトのボーディングタイムが過ぎています。「TRANSFER」の標識の方向へダッシュ。やはりそこでは「Kuala Lumpur」と書かれたボードを持った人が待っており、急げと言われました。

 

そして、231番ゲート到着は16:23。すでに搭乗客もどんどん機内に乗り込んでいるところでした。どうにか間に合いました。MCTギリギリでの乗り継ぎはドキドキ感ありますね。基本的には余裕のある行動がいいと思います。

また、1つ残念のが大韓航空の本拠地でのラウンジ利用ができなかった点ですね。

 

こちらがB747-8。超レアな機材です。

 

この日は、贅沢に大韓航空ビジネスクラス「プレステージスイート」に搭乗です。この機材にはファーストクラスもあります。以前、大韓航空のB777-300ERのファーストクラスに搭乗したことがあるのですが、サービスもシートも機内食も想像よりはるかによかったので、このフライトも本当に楽しみにしていました。

大韓航空のファーストクラス搭乗記はこちら

これが本当に満足度の高いフライトだったんです。自分でもびっくりしました。

極上の世界だった。大韓航空ファーストクラス搭乗記。コスモスイート2.0をレビュ―。

2019-08-20

 

機内に入ると、2階へと上がる階段があります。機内に階段がある機材は、なんか嬉しくなりますね。また、この機材ではファーストクラスは1階の前方にあります。ビジネスクラスは1階と2階に分かれています。

座席指定は当然2階にしておきました。ジャンボジェットの2階席なんて、本当にレアな機会になりましたし。では、2階に行きましょう!!

 

大韓航空B747-8「プレステージスイート」のシートレビュー

こちらが2階。豪華なシートが2-2の横4席で個室感あるスタイルで並んでおり、プライベートジェットのような空間にも思えます。

 

これが大韓航空ビジネスクラス最高峰の「プレステージスイート」です。かなりいい感じに仕上がっています。基本的には、見た目の印象はJALのフラッグシップB777-300ERやB787-8に使用されているビジネスクラス「JAL SKY SUITE」と同じタイプのシートになります。

我が家は、左前方の4席を指定しておきました。

 

後方から見るとわかりやすいのですが、2席はやや前後にずれており、隣の人が他人でも顔合わせになることはないように設計されています。

 

また、窓際の席でも隙間からシートに入るので、全席ダイレクト通路アクセスです。隣の人を跨ぐことなく、通路に出ることができるというのは、すでに長距離路線にビジネスクラスでは世界標準になっていますね。中距離でも導入が非常に多くなっています。

 

自分は窓際席に座りました。

まず、実は前後が非常に長く、窓4枚分も前後幅があるんです。この点はファーストクラス同等だと思います。また、窓際席は大きな収納があり、専有面積が広く、非常に優雅に感じます。

 

収納はこの大きさ。窓と比べると、どれだけの大きさなのかわかりますね。

 

通路側には、液晶型のリモコン。あと、シートを動かすボタン類。

 

ぱかっと開けると、中にテーブルが収納されています。

 

テーブルはプラスチック系の味気ないものではなく、木目調の非常に美しいものです。こういった細かな配慮というか、違いというか、贅沢がビジネスクラスのポイントなので、違いに気が付くとちょっと嬉しくなりますね。

 

安全のしおりですが、「B747-8」に搭乗したのが個人的には思い出になります。

 

また、コンセントも前方にユニバーサルタイプがあり、写真には写っていませんが、手元のイヤホンの差込口の近くにはUSBコンセントもあります。

 

モニターも大型で25インチくらいあるような印象です。

また、印象的なのが、大韓航空の機内安全ビデオです。韓流スターを全面に押し出したK-POPで仕上げてあるんですよね。最近は、どの航空会社も機内安全ビデオは非常に独自色を出しながら、見てもらうため、話題になるような広告の1面として、非常に力を入れています。色々な航空会社に搭乗しながら、機内安全ビデオの違いに注目するのも個人的にはかなり楽しい趣味になってきました。

 

シートを横から見ておきましょう。ご覧の通り、席が前後に少しずれて配置されています。先ほど紹介した通り、窓際席は大きな収納が2つあります。通路側席の収納は、写真の左に写っているシート間の隙間の場所になります。蓋がない状態の単なる空間ですが、手荷物を置くスペースは確保されています。

 

少しシートをリクライニングしてみました。これで足は前方のオットマンにどうにか届きます。ぐたーっとしながら映画を見るのが至福です。

 

これがフルフラットにした状態です。これを見ると、値段が高かったり、特典航空券にしても必要マイル数が多かったりするけど、やはりビジネスクラスは快適な空間だと実感できます。長さ188センチ、幅55センチの豪華なベッドです。

 

ということで、フルフラットにしてベッド上で寝ている状態がこちら。前後幅も十分で、完全な個室。最高ですね。

 

自分は隣席に息子が搭乗していたので、様子が見れるようにパーティションは利用しませんでしたが、ご覧の通りボタン一つで簡単にパーティションを上げ下げすることも可能です。なので、隣が見知らぬ人でも、まったく顔を合わせることはありませんし、自分の席は完全な個室状態になります。これが大韓航空の最高峰ビジネスクラス「プレステージスイート」です。

 

なお、1階席のビジネスクラスは2-2-2の横6席になっており、センター2席はご覧の通り前後のズレがなく完全に隣り合っているので、家族・夫婦・カップルならこちらでもいいと思います。

また、この大韓航空のプレステージスイートは、B777-300ERの場合でも2-2-2の横6席なんです。ちなみにJALのB777-300ERは、2-3-2の横7席のビジネスクラスです。なので、ほぼ同じタイプのシートのように見えますが、実際に座ってみると、JAL SKY SUITEよりも大韓航空のプレステージスイートの方が広く感じます(幅が3センチほど広いようです)。プレステージスイートは、それくらいいいシートだと思います。正直に何度でも搭乗したくなるレベルのシートで、満足度は相当高かったです。



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大韓航空B747-8「プレステージスイート」のアメニティーレビュー

次にアメニティー系の紹介です。

シートには、

  • 毛布
  • まくら
  • スリッパ
  • ノイズキャンセリングのヘッドホン

が用意されています。中距離路線には、いわゆるアメニティーポーチは用意されていませんでした。

 

こちらが機内用のスリッパですね。これは持ち帰りもOKです。他のヘッドホンや毛布は絶対に持ち帰り禁止ですよ。たまに知ってか、知らずか持ち帰る人がいるようですが・・・。

 

あとはビジネスクラス・ファーストクラス搭乗客にはクアラルンプールの空港でのパスポートコントロールのFAST TRACKを利用できるチケットが配布されます。こういうサービスは非常にありがたいですね。タイムイズマネーの人も多いでしょうし。

家族4人で、優雅にFAST TRACKを利用させていただくことができました。

 

大韓航空B747-8「プレステージスイート」の機内WIFIレビュー

大韓航空の今後期待をしたいのは、機内WIFIです。どうも、現時点では全機材に機内WIFIは塔載されていないようです。ここは非常に残念ですね。他はめちゃくちゃハイレベルなので、期待しています。

 

大韓航空B747-8「プレステージスイート」の機内食レビュー

あとはビジネスクラスの機内食が楽しみですね。関空から仁川までの短距離でも食事は出るのですが、短距離らしく豪華さにはかけるので、全部いただくことなく、腹には余力を残しておきました。

こちらがメニューです。メニュー表は手渡しではなく、始めからサイドポケットに入っており、離陸前にメインをどれにするか聞かれたのですが、メインは4種類用意されています。さすが中~長距離ビジネスクラスですね。

メインは、

  • ピビンパ
  • プルコギ
  • 海老とホタテの炒め物
  • テンダーロインステーキ

から選べます。どれにするか悩む選択肢が用意されています。

 

離陸前のウェルカムドリンクはシャンパンを一口だけ。しっかりガラス製のコップに用意されています。

 

では、機内食を楽しみましょう。

まずは、ナプキンがひかれてから、アミューズが登場です。モッツァレラチーズとバジルの組み合わせが美味です。

 

次は前菜。ホタテのサラダがまた口によく合う。小鉢は韓国らしくキムチと酢漬けの漬物です。

 

メインに自分が選んだのはピビンパ。コチュジャンとごま油を合わせてよく混ぜる。いつ食べても満足度の高いメニューですね。また、この味噌汁のようなスープがうまい。魚の干物のようなものが入っており、出汁にもなっており、これは旨いです。

 

自分のメインのピビンパ。

 

そして、子供がオーダーした(僕が勝手に)プルコギ。プルコギも美味しい。大韓航空の中~長距離路線のビジネスクラス機内食はかなり期待していいと思います。

 

次男は搭乗後すぐに寝てしまったので、着陸前に食事をいただきました。こちらはテンダーロインステーキですね。美味しそうにバクバク食べていましたね。

 

最後はデザートにアイスクリームとフルーツ。そして、コーヒーで締め。大韓航空の機内食はハイレベルです。日本人の口に非常にあう内容になっているので、満足度は高いと思います!!!

 

そして、あっという間にフライトは終わり。仁川からクアラルンプールまで6時間のフライトですが、食事をしながら映画を1本見て、2時間ほど仮眠をとり、また1本映画を見て、一瞬でクアラルンプールに到着した気分です。いいフライトはタイムスリップする感覚がつきものですが、このフライトは本当に楽しめました。

  • シートは一流
  • 食事はうまい
  • 客室乗務員さんは非常にサービスがいい(日本語できる人も多い、そしてキレイ笑)

みなさんも是非ともフライトの際の選択肢に大韓航空もいれてもらいたいなと思います。成田=ホノルルでも利用できるので、ANAやJALより値段が安いなら全然ありだと思います。

 

なお、2階席でもエコノミークラスよりも先に機内から出ることができます。2階席のビジネスクラス客が出たあとにエコノミークラス客が降りるように徹底されていました。

大韓航空だけではなく、アシアナ航空もですが、ひそかに韓国系の航空会社のレベルが高いんですよね。今後も積極的に利用していく候補になると思います。妻も、めちゃくちゃいいフライトだったようで、なんかすごい席だったね!と話しておりました。

また大韓航空に搭乗したいと思います!!

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