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【悲報】ANAマイルを利用した国際線特典航空券の必要マイル数が大幅アップへ。

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【ついに改悪・改定】ANAマイルを利用したANA国際線特典航空券および提携航空会社特典航空券の必要マイル数が2024/4/18発券分より大幅アップへ。東京=ホノルルの往復ANAビジネスクラス特典航空券なら2万マイル増。

すけすけ
どうも、陸マイラーを始めて約20年、このブログを2016年から運営している「すけすけ」です。マイル・ポイント・クレジットの情報を日々提供しているのが当サイト「すけすけのマイル乞食」です。

ANAマイルについにメスが入ります。。。。必要マイル数がUPします。。。。

かなりかなりのビッグニュースです。内容は改悪なので嬉しいニュースではありません。これまで必要マイル数が世界中のマイレージの中でもかなり少ないマイルで特典航空券が発券でき、かつ日本国内にいるとめちゃくちゃ貯めやすい意味もあり、貯めている人も多いであろうANAマイル。このANAマイルを利用した国際線特典航空券(ANAおよび提携航空会社)の必要マイル数が改定となります。

もう何年も特典航空券の必要マイル数を改定してきていなかったANAマイルも、きっといつかは改定(いわゆる改悪)があるとは思っていましたが、ついについにその日が来ることになってしまいました。たしかに改悪の内容なので、痛いことは痛いです。

では、この記事でANAマイルで取る国際線特典航空券の必要マイル数がどのように改定になるのか解説します。まずは、いつから改定なのか、その後のANA国際線特典航空券の必要マイル数、最後に提携航空会社国際線特典航空券(スターアライアンス加盟航空会社や独自提携の航空会社)の必要マイル数について順に解説です。

 

ANA国際線特典航空券および提携航空会社国際線特典航空券の改定は2024/4/18発券分より。

まず、いつから改定になるのかというと、

2024年4月18日(木)0:00(日本時間)以降にご予約・発券の特典航空券について、改定後の必要マイル数を適用させていただきます。

2024/4/18以降に発券する分に関しては必要マイル数が新マイレージチャートが適用されることになります。現在、キャンセル待ちをしているようなものも、空席が落ちてきて発券できるのが4/18以降になる場合には新マイレージチャートが適用となります。

ということで、可能な限り2024/4/18までに発券することをオススメします。

ちなみにですが、外資系マイレージはサイレント改悪(予告もなく検索をしてみて改定が行われていることに気づくやつ)が行われたりするプログラムも多いので、事前告知があるだけまだ猶予があるのでマシかもしれません。

 

では、実際に必要マイル数がどのように変わるのか、まずはANA国際線特典航空券、つぎに提携航空会社特典航空券の順にみていきましょう。

ANAマイルを利用したANA国際線特典航空券は長距離路線のビジネスクラス・ファーストクラスで改定あり

まず、ANAマイルを利用したANA国際線特典航空券(ANA便のみに搭乗する国際線特典航空券)で改定が行われるのは、ビジネスクラスおよびファーストクラスのみです。エコノミークラスとプレミアムエコノミーに関しては、どの路線も必要マイル数の改定はありません。完全に現状維持です。

また、ビジネスクラスおよびファーストクラスに関しても東アジア路線・東南アジア路線・南アジア路線に関しては改定はありません。改定があるのは、

  1. ハワイ路線
  2. 北米路線
  3. 欧州路線
  4. オセアニア路線

長距離路線のビジネスクラスおよびファーストクラスのみとなっています。

さて気になる必要マイル数がどう改定になるのかというと、日本発着便(日本発着便ではなく北米発東南アジア着のような便も改定がありますが、読者の大半が日本発着便を利用する方と思うので、日本発着便のみ記載します)のみピックアップしてみておきましょう。

まず、ビジネスクラスは

  • ハワイ行きビジネスクラス往復:ローシーズン6万→8万マイル、レギュラーシーズン6.5万→8.5万マイル、ハイシーズン6.8万→9万マイル
  • 北米行きビジネスクラス往復:ローシーズン7.5万→10万マイル、レギュラーシーズン8.5万→10.5万マイル、ハイシーズン9万→11万マイル
  • 欧州行きビジネスクラス往復:ローシーズン8万→11万マイル、レギュラーシーズン9万→11.5万マイル、ハイシーズン9.5万→12万マイル
  • オセアニア行きビジネスクラス往復:ローシーズン10万→12万マイル、レギュラーシーズン11万→13.1万マイル、ハイシーズン11.5万→13.7万マイル

となり、2万マイル~の改悪となります。

そして、ファーストクラスが

  • ハワイ行きファーストクラス往復:ローシーズン12万→12万マイル、レギュラーシーズン12万→14万マイル、ハイシーズン12.9万→16万マイル
  • 北米行きファーストクラス往復:ローシーズン15万→15万マイル、レギュラーシーズン15万→17万マイル、ハイシーズン16.5万→20万マイル
  • 欧州行きファーストクラス往復:ローシーズン16.5万→16.5万マイル、レギュラーシーズン16.5万→19万マイル、ハイシーズン18万→22万マイル
  • オセアニア行きファーストクラス往復:ローシーズン18万→18万マイル、レギュラーシーズン18万→21.9万マイル、ハイシーズン19.5万→22.6万マイル

となり、こちらも2万マイル~の改悪となるものが多いです。

家族4人でANAマイルのビジネスクラスでハワイに行くことを検討しているような人だと、8万マイルも必要マイル数が増えることになるので(4人分の長距離ビジネスクラス特典を確保するのはそもそも困難ではありますが)、数年後の夢が大きく狂ってします人も多いでしょうね・・・。エコノミークラス・プレミアムエコノミーは改定がないので、そちらにターゲットを変更なども必要になるでしょうね。

それでも欧米に往復ビジネスクラスで10万マイルほどで行くことができるマイレージプログラムはめちゃくちゃ優秀ではあるんですけどね・・・。ただ、痛いのは間違いないです・・・。

 

ANAマイルを利用した提携航空会社国際線特典航空券も改定あり

ここからは提携航空会社国際線特典航空券の改定の話です。提携航空会社の特典航空券というのは2パターンあり、1つ目は、

スターアライアンス加盟航空会社に搭乗する特典航空券です。スターアライアンス加盟航空会社は、複数の航空会社を乗り継ぐことような特典航空券も発券可能で、ANAで日本からシンガポールまで行き、シンガポールからバンコクまでタイ航空で行き、バンコクから日本までシンガポール航空で戻るというような特典航空券も発券できます。ちなみに、ANA以外の便が1つでも含まれるケースは提携航空会社国際線特典航空券のマイレージチャートが適用になります(ANA国際線特典航空券のマイレージチャートが適用になるわけではありません)。

もう1つは、

スターアライアンスとは関係なく、ANAが独自に提携している提携航空会社です。これはスターアライアンス加盟航空会社の特典航空券と何が違うのかというと、航空会社の混合が一切できないという点です。往路がマカオ航空なら、復路もマカオ航空しか選択できません。

この2つパターンの提携航空会社国際線特典航空券の必要マイル数は、ANA国際線特典航空券の必要マイル数とマイレージチャートが若干異なり、必要マイル数が少しだけ違うのですが、これらの提携航空会社国際線特典航空券の必要マイル数も改定になります。日本発着の必要マイル数は、マイルの増加数だけ記載しますが、

  • ハワイ行きビジネスクラス往復で2万~2.1万マイル増
  • ハワイ行きファーストクラス往復で2万~2.2万マイル増
  • 北米行きビジネスクラス往復で2.5万~2.7万マイル増
  • 北米行きファーストクラス往復で2万~2.2万マイル増
  • 欧州行きエコノミークラス往復で0~0.2万マイル増
  • 欧州行きビジネスクラス往復で2.5万~2.6万マイル増
  • 欧州行きファーストクラス往復で2.5万~2.7万マイル増
  • アフリカ中東行きエコノミークラス往復で3万マイル増
  • アフリカ中東行きビジネスクラス往復で7.5万マイル増
  • アフリカ中東行きファーストクラス往復で8万マイル増
  • 中南米行きエコノミークラス往復で2.5万マイル増
  • 中南米行きビジネスクラス往復で5.2万マイル増
  • 中南米行きファーストクラス往復で5.7万マイル増
  • オセアニア行きビジネスクラス往復で1万マイル増

という感じです。こちらも主に改定のターゲットになっているのは長距離路線のビジネスクラス・ファーストクラスです。特にアフリカな南米行きの超ロングが5万マイル以上の改悪となります。エコノミークラスも若干の改定がありますが、誤差レベルと言える範囲です。

具体的な必要マイル数は、下記でチェックできるので確認しておきましょう。

 

ということで、ANAマイルを貯めて国際線特典航空券を取っている人には非常に残念な改定となります・・・・・。

ただ、これまでとんでもなく少ないマイル数で特典航空券を発券させてくれていたANAマイルには感謝です。そして、改定により必要マイル数が増えるのはたしかに痛いですが、それでもANAマイルで発券する特典航空券の必要マイル数は世界的に見ても非常に優秀なマイレージであると思いますし(片道発券が不可、サーチャージが高い、有効期限がある、他人に発券できないなどの制約もありますが)、何より日本にいる限りはANAマイルはめちゃくちゃ貯めやすいですからね。10万マイル以上もらえるようなANAカードの入会キャンペーンもよく開催されていますし、ポイントサイトからもANAマイルに交換できますし。今後も自分に取って主力のマイレージであることに変わりはないですが、ちょっと計画はズレてしまいますね・・・。

【2024/12版】ANAアメックスの入会キャンペーンの全貌を紹介。8万マイルを手に入れろ!

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【2024/12版】ANAダイナースカードの入会キャンペーンで最大で13.5万マイル獲得のチャンス!!

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マイレージというのは、非常にお得に楽しめる制度なので、マイルを貯めるということは楽しんで欲しいですが、航空会社の一存で簡単に制度が変わるような面があるので、貯め込みすぎずにドンドン貯めて、ドンドン使う、これが基本です。

ANAさん、改定はわかりましたので、せめて特典航空券の枠をもう少しだけ増やしてください!!!!!

【徹底解説】陸マイラーのANAマイルの貯め方を大公開!陸マイラーを始めたい人はこれを読め!!

2022-03-29

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2 件のコメント

  • 必要マイル数増を受け入れる代わりに
    ・片道発券
    ・一般会員向けにC席が1枠しか解放されていない路線の、C席2枠解放
    これらを要望したくなります。

    提携航空会社の枠は、ANAの管轄外だからどうしようもありませんが
    せめてコロナ渦前と同程度まで特典航空券が取れるようになってから
    改定していただきたかったなーと。

    • ありえるさん
      そうですよね。自分もそこは強く願っているところです。コロナ後に特典枠が明らかに減りましたよね・・・。

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