【ANA東急カードが陸マイラー必須に!!】年会費が安いのに還元率1.3%と高い!!!そして、毎年継続ボーナスマイルも1,000マイルもらえるし、ポイントをANAマイルに交換レート75%で移行する「TOKYUルート」も利用できる。これは魅力満載というか、陸マイラー必須。
■目次
- 【ANA東急カードが陸マイラー必須に!!】年会費が安いのに還元率1.3%と高い!!!そして、毎年継続ボーナスマイルも1,000マイルもらえるし、ポイントをANAマイルに交換レート75%で移行する「TOKYUルート」も利用できる。これは魅力満載というか、陸マイラー必須。
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの年会費・還元率等の基本スペック
- ANAマイル、ワールドプレゼント、TOKYU POINTの3つのポイントが貯まり、すべてANAマイルに交換可能!!!
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの入会キャンペーンの紹介
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの還元率を1.3%にする方法を徹底解説
- 裏技で還元率を1.35%にアップすることも可能は可能
- まとめ「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」の魅力とは
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを所有していますかね???通称「ANA東急カード」と呼ばれるクレジットカードです。
三井住友カード株式会社が発行する、ANAカードの1枚なのですが、注目度が急激に上昇しており、ANAマイルを貯める陸マイラーがメインのクレジットカードにしてもいいようなスペックのクレジットカードです。
- 陸マイラーのポイント最重要マイル交換方法「TOKYUルート」が使える
- 年会費が安い
- 還元率が高い
- 継続ボーナスマイルが毎年もらえる
- フライトボーナスマイルがもらえる
- TOKYU POINTがかなり貯まる
などのメリットがあるので、所有しておかないと損というか、所有しておかないとTOKYUルートが使えない、つまりANAマイルが全然貯まらないというレベルのマジで重要なクレジットカードなんです。
ANAカードの入門編としても、超オススメなので、是非「ANA東急カード」を所有してみませんか?メリット・魅力を総整理したいと思います。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの年会費・還元率等の基本スペック
まず、年会費やポイント還元率などの基本事項を一覧表にしておきます。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード | |
---|---|
国際ブランド | Master |
発行会社 | 三井住友カード |
年会費(税抜き) | 2,000円(初年度無料) |
年会費割引後 | 751円(マイ・ペイすリボに登録し、年に1回以上のリボ払いの手数料の支払いがある) |
家族カード年会費 | 1,000円 |
家族カード年会費割引後 | 475円 |
ポイント制度 | 1,000円=1ポイントのワールドプレゼント |
ポイント有効期限 | 2年 |
ANAマイル移行レート | 1ポイント=5 or 10マイル |
10マイルコース登録料 | 6,000円 |
最大マイル還元率 | 1.3%(1.35%も可能ではある) |
フライトボーナスマイル | 10%UP |
入会ボーナスマイル | 1,000マイル |
継続ボーナスマイル | 1,000マイル |
交通系IC | PASMO |
TOKYU POINT | TOKYU POINT加盟店でワールドプレゼントとは別に3~10%相当のTOKYU POINTが加算 |
空港内ANA FESTA | 5%オフ |
機内販売 | 10%オフ |
これから内容を詳しく説明していきますが、
- 年会費が1,000円以下
- 毎年継続ボーナスマイルが1,000マイルもらえる
- 還元率は最大1.5265%
- フライトボーナスマイルが10%加算
- ANA FESTAや機内販売が5~10%オフ
これだけの内容でも、十分に年会費以上のメリットがあると思います。楽天カードなんかは、年会費無料で還元率1%のクレジットカードですが、ANAマイルに交換するとポイントが半分になるのでANAマイル還元率は0.5%です。1.5265%の1/3もありません。しかも、継続ボーナスマイルももらえないし、フライトボーナスマイルもないんです。
ANA VISA/Masterカードは、メインのクレジットカードにする価値も十二分にあるカードです。
では、年会費や還元率などの詳細の説明です。特にANAマイルの還元率が、最大で1.3%になるというのは、是非知っておいてください。年会費1,000円以下のカードで、これだけの還元率のカードはないですからね。ここは最後にじっくり説明します。
まず、ポイント還元率以外のメリットをしっかり説明しておきます。なかなか魅力あると思いますよ。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは年会費が安い!!!
まず、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードですが、三井住友カードの発行するクレジットカードには年会費の割引というものがあります。
- マイ・ペイすリボに登録し、年に1回以上のリボ払いの手数料の支払いがある
- カードご利用代金WEB明細書サービスの利用で年会費割引
という2つの割引があります(公式ページはこちら)。
ただし、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは、この2つの割引を重複して受けることができずに、割引の大きい方のみ適用になります。割引が大きいのは、「マイ・ペイすリボに登録し、年に1回以上のリボ払いの手数料の支払いがある」の方で、これを適用した後の割引後年会費は、
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは751円+税
となります。
実は、通常のANA VISA一般カード/ANA Master一般カードより交通系ICのついているカード(ANA TOKYU、ANA Suica、ANA nimoca)の方が、年会費が安くなるので、お得度は高いと思います。年会費は最安値で、なんと751円+税!!!これは安い。
では、次にこのクレジットカード「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」で貯まる3つのポイント
- ANAマイル
- ワールドプレゼント
- TOKYU POINT
についてもう詳しく解説しておきます。
ANAマイル、ワールドプレゼント、TOKYU POINTの3つのポイントが貯まり、すべてANAマイルに交換可能!!!
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは、3つのポイントが貯まるのが特徴のクレジットカードで、そのどのポイントもANAマイルに交換し、ポイントをANAマイルに集約することが可能です。

3つのポイントというのが、上記の
- ANAマイル
- ワールドプレゼント
- TOKYU POINT
になります。
スポンサーリンク
①ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードでフライトボーナスマイルが10%加算&毎年継続ボーナスマイルが1,000マイルもらえる
まず、ANAマイルに関してです。

ANAマイルを貯めるためには、ANAマイレージクラブにアカウントを作成する必要があります。アカウントは無料で作成することができ、誰でもANAやANAの提携航空会社(スターアライアンス系や、独自提携している航空会社)に搭乗した際には、ANAマイルを貯めることが可能です。
貯めたANAマイルの使い方としては、「特典航空券」に交換するのが圧倒的な人気です。
さて、実はANAカードを保有していると、ANAに搭乗した際にはボーナスマイルが加算され、通常時より10%~50%アップするというのが特色です。
- 一般カード:10%アップ
- ゴールドカード:25%アップ
- プレミアムカード:50%アップ
となっており、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは一般カードの分類なので、10%フライトボーナスマイルが加算されます。
また、このANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは保有しているだけで毎年継続ボーナスマイルが1,000マイルもらえます。年会費最安値で751円+税なのに・・・。
そして、「ANAカードマイルプラス」という制度があり、ANA提携店(ANA、高島屋、ENEOS、セブンイレブンなど)では、カード利用とは別に100円=1マイル or 200円=1マイルが加算されるというサービスもあります。

10万円分のANA航空券購入なら、カードのショッピングマイルとは別に1,000マイルも加算されることになります。
つまり、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを所有することによるANAマイルの関するメリットは、
- フライトボーナスマイルが10%アップ
- 継続ボーナスマイルが毎年1,000マイル
- ANA提携店で100円=1マイル or 200円=1マイル加算
という3点になります。年会費が最安値で751円+税なので、一瞬にして元は取れるという感じですね。
②カードのショッピング利用で、三井住友カードのワールドプレゼントが貯まる。1,000=1ポイント=10ANAマイル獲得できる。
さて、次はクレジットカードを利用してショッピング利用をした場合に貯まるポイントの解説です。クレジットカードを所有するにあたり、1番気になるのが、このカード利用時のショッピングで貯まるポイント還元率だと思います。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを利用して貯まるポイントは「ワールドプレゼント」という名称のポイントです。

基本的に、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードをショッピング利用すると、1,000円=1ポイントのワールドプレゼントが貯まります。ワールドプレゼントは、1ポイント=10マイル(10マイルコース登録時)でANAマイルに移行することが可能です。
これがANAカードの大きな特徴で、三井住友カードなら、ANAカードでなくても、カード利用でワールドプレゼントが1,000円=1ポイント貯まるのですが、ANAカード以外のカードだと、ANAマイルに移行する際には1ポイント=3マイルにしかならないんですよ。
ANAカードだから、ANAへのポイント移行が高レートになるという特色があります。

ちなみに、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードをうまく活用すると最高還元率は1.35%つまり1,000円で1.35マイル相当が貯まります。この話は、非常に重要ですし、還元率を高くする方法を知りたい人も多いと思うので、この記事の後半でじっくり解説します。
③TOKYU加盟店でTOKYU POINTも加算される。TOKYU POINTもANAマイルに移行可能。
実は、このANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは、東急系列(東急百貨店など)を利用する人には、更なるボーナスがあります。

カード利用時には、1,000円=1ポイントのワールドプレゼント(=10ANAマイル)のポイントが貯まることを先ほど説明しましたが、実は東急系列店でカード利用をすると、追加でTOKYU POINTも加算されるんですよね。
- 渋谷・本店
- 渋谷駅・東横店
- 渋谷ヒカリエ ShinQs〈シンクス〉
- HINKA RINKA 〈ヒンカリンカ〉 銀座
- 吉祥寺店
- たまプラーザ店
- さっぽろ店
- 町田東急ツインズ イースト1階(レ・シ・ピ町田)
- 日吉東急アベニュー 本館1階 食品売場
- 二子玉川 東急フードショー
- レ・シ・ピ青葉台
- 武蔵小杉 東急フードショースライス
- 東急フードショースライス 目黒駅店
- 東急フードショースライス 自由が丘駅店
- mikke〈ミッケ〉東急プラザ蒲田店
- 東急百貨店ネットショッピング(クレジットでのご利用に限る)
この付与されるTOKYU POINTがなかなか大きくて、なんと最大10%もTOKYU POINTが付与されます。
付与されるTOKYU POINTは、東急百貨店での年間のショッピング額により変動し、

最低でも3%加算、50万円以上のカード利用なら5%、100万円以上になると10%とランク分けされています。東急百貨店をはじめとする系列店を利用している人には、めちゃくちゃ大きなポイントだと思います。
このTOKYU POINTですが、1ポイント=1円で東急系列店で利用したり、PASMOにチャージして利用も可能ですが、このTOKYU POINTもANAマイルに交換することも可能です。

交換は、1,000 TOKYU POINT = 750 ANAマイルです。
実は、これはかなりすごいことで、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード以外のTOKYUカードを保有している人も、TOKYU POINTをANAマイルに交換することが可能なのですが、交換は1,000ポイント=500マイルの交換レート50%なんです。ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを所有している人だけが、ANAマイルへの交換レート75%と優遇されているんですよね。
東急圏で生活している人がかなり羨ましいです。

④【最重要】TOKYU POINTは陸マイラーの生命線。ポイントサイトから移行する際にレートが75%になる「TOKYUルート」が活用できる。
ということで、このANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは、TOKYU POINT圏内で生活している人には相当強みがあるクレジットカードなのですが、TOKYU POINT圏内に住んでいない自分にも、実は陸マイラー活動をする上で最重要のクレジットカードになっています。
それが、「TOKYUルート」と呼ばれるものです。
陸マイラーは、「ハピタス」「モッピー」といったポイントサイトをフル活用して、貯めたポイントをANAマイルに交換しているわけですが、そこで重要になるのが、「TOKYUルート」になるんです。なぜなら、ポイントサイトからの交換レートが「TOKYUルート」が75%と最もレートが高いからなんです。
そして、この「TOKYUルート」を利用するには、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを保有していることが必須なんですよね。

2019/6に陸マイラーの世界に登場した、注目のANAマイルへの交換方法です。詳細は下記でじっくり解説していますので、知らない人は是非読んでください。
この「TOKYUルート」が利用できるのは、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを保有している人だけというのが大きなポイントです。持っていないと、TOKYUルートは使えないという点で非常にエッジの効いたクレジットカードですね。

ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの入会キャンペーンの紹介
「お!!!こりゃ、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを発行せなあかんわ!!!」
と、あまり急いで発行する前に必ず知っておいて欲しい情報があります。どうやって入会するのが一番お得なのかという点です。
実は、うまく入会すると、入会時に大量のANAマイルが獲得できます。その方法を、下記の記事に総整理しているので、入会前には必ず読んで、お得に入会してください。
スポンサーリンク
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの還元率を1.3%にする方法を徹底解説
では、一番気になるであろう、クレジットカードの還元率の話です。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは、100円=0.5マイル or 1マイルと思っている人はカードの基本中の基本は理解していると思うのですが、重要なところまでいきついていません。
ここでは、還元率を最大の1.3%にする方法を紹介&徹底解説しておきます。なかなか、公式サイトの中には、ここを詳しく書いてくれていません。公式サイトは、こういった技的なものはあまり書かない傾向にあります笑。
けっこう長い記事ですが、カードを発行したあとでもいいのでじっくり読んでみてください。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの基本は1,000円=5マイル or 10マイル
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは、三井住友カードの発行するカードで、カードをショッピング利用すると1,000円=1ポイントのワールドプレゼントが付与されます。
ワールドプレゼントをANAマイルに移行することで、ANAマイルが加算されるのですが(自動的に移行させるコースと、手動で移行させるコースがあります)、ワールドプレゼントは所有しているクレジットカードの種類に応じて、ANAマイルへの移行レートが異なります。

- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの10マイルコース加入時:1ポイント=10マイル
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの5マイルコース加入時:1ポイント=5マイル
というのが、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードからANAマイルに移行した場合の基本マイルになります。

つまり、1,000円=1ポイント=10マイル or 5マイルなので、ANAマイル還元率は1%か0.5%というのが基本ですね。
さて、貯まったポイントをANAマイルに交換する際には、10マイルコースに登録して、1ポイント=10マイルにしたいですよね。せっかく貯まったポイントを5マイルでの移行はもったいないですし。
ただ、10マイルコースに登録するには、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの場合は、年度ごと(4/1~3/31)に6,000円+税の登録が必要になるんですよ・・・・(ANA VISA/Masterのゴールド以上のカードなら無料です)。
年会費は安いカードなのに、ここでけっこうな出費になると痛いですよね。
これを3年に1度で済ませる方法を、下記に整理しています!!!
基本は5マイルコースの応募方式にしながら、3年に1度だけ10マイルコースにする。お得度を追い求めるなら、これがベストになりますので、上記記事で方法を確認しておきましょう。
(注)自分の場合に関しては、メインのカードとしてANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを利用はしておらず、年に数回の利用なので、5マイルコースの自動方式に設定しています。
三井住友カードはプレミアム・ボーナスポイントが付与される
さて、還元率を1%から1.3%にどうすれば上がるのか説明してきましょう。

こちらは、三井住友VISAのMyページにログインした状態です。自分の場合は、所有しているポイントが、
- 通常ポイント(獲得・調整ポイント累計残高)が847ポイント
- プレミアム・ボーナスポイントが3,883ポイント
になっています。
この1つ目の、通常ポイントが、カード利用時に1,000円=1ポイント付与されるワールドプレゼントです。847ポイントは、847,000円のカード利用分になります。これはANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの場合は10マイルコースに登録しておけば、1ポイント=10マイルでANAマイルに移行できるので、847×10マイル=8,470ANAマイルになるということですね。
さて、2つ目のプレミアム・ボーナスポイントって何でしょうかね?
これをうまく獲得することで、ANAマイルの還元率を最大1.3%にアップさせることが可能になります。なので、還元率をとにかくUPさせたい人は、プレミアム・ボーナスポイントの中身を理解しないといけません。
プレミアム・ボーナスポイントは何ANAマイル???
さて、プレミアム・ボーナスポイントはどうすれば獲得できるのかという話の前に、プレミアム・ボーナスポイントをANAマイルに移行すると何マイルになるのか整理しておきます。
プレミアム・ボーナスポイントは通常ポイントを異なり、プレミアム・ボーナスポイント1ポイント=3マイルにしか交換できません。

ANA VISAプラチナ プレミアムカードを所有していても、ANA VISAワイドゴールドカードでも、ANA VISA一般カードでも、どれでも3マイルなんです。10マイルには絶対にならないので注意して下さい。
ここまではいいですかね?通常ポイントとプレミアム・ボーナスポイントはマイルに交換するレートが異なるという点が重要です。
プレミアム・ボーナスポイントは「マイ・ペイすリボの利用」で獲得できる
さて、次はプレミアム・ボーナスポイントの貯め方の解説です。自分は、3,883ポイントのプレミアム・ボーナスポイントを保有していますが、このプレミアム・ボーナスポイントの獲得方法は、
- マイ・ペイすリボの金利発生時のボーナス
- 前年度のカード利用額によるボーナス
という、2つの方法で獲得ができていたのですが、こちらの記事で書いたとおり、2つ目の「前年度のカード利用額によるボーナス」は2021/1で廃止になります。2020年のステージが確定している人(すでにカードを所有していて2019年のカード利用額でステージ確定済の人)以外の人、つまり今後カードを新規発行する人は無関係と思ってください。
ということで、ここからは1つ目の「マイ・ペイすリボの金利発生時のボーナス」というものを詳しく解説します。
こちらの公式のリンクにマイ・ペイすリボのことが詳しく出ているのですが、このマイ・ペイすリボという制度を利用すると二つのメリットがあります。
リボ払いとは、一言で言うと、クレジットカードの請求を自動的に分割払い(月々の支払額が3万円になるように設定したりする)にしていく制度です。分割にすると金利が発生してクレジットカード会社の利益になるので、最近はどのクレジットカード会社もリボ払いという制度を導入して積極的に勧めてきます。
ただし、金利が発生してしまうので、我々クレジットカード利用者側としては本来は嬉しい話ではないです。
マイ・ペイすリボには
- 年会費が安くなる。
- プレミアム・ボーナスポイントがもらえる。
という2つのめちゃくち大きいメリットがあります。
1)マイ・ペイすリボの年会費割引制度に関して
最初にも書きましたが、ANA東急カードは年会費は2,000円+税ですが、こちらの三井住友カードのホームページに安くする方法が書いています。2,000円の年会費を安くすることが可能なんですよね。
- マイ・ペイすリボに登録し、年に1回以上のリボ払いの手数料の支払いがある:年会費751円+税
と、めっちゃお得なので是非利用しましょう。
2)マイ・ペイすリボのプレミアム・ボーナスポイントに関して
こちらが年会費の割引以上に重要になる、マイ・ペイすリボのメリットなのですが、ホームページ上だと少しわかりにくいかもしれませんので解説します。

上記のように、三井住友カードのサイト内に書いています。
わかりにくい表現ですが、カードをリボ払いにして、金利が発生したら、その月の通常ポイントと同等のプレミアム・ボーナスポイントあげますよって書いてあります。
別の表現をすると、マイ・ペイすリボでプレミアム・ボーナスポイントを獲得するためには、1円でも金利が発生すればいいですよという解釈が可能です。1円でも金利が発生すればいいというのがポイントです。

マイ・ペイすリボの金利は年利15%、月あたり15÷12で約1.25%です。リボの残金が1,000円あれば、金利は12円ほど発生しますということです。これでもプレミアム・ボーナスポイントがもらえるんです。リボの残金が10万円で金利が1,200円でも、はもらえるプレミアム・ボーナスポイントは同じです。
なら、リボの残金を減らして、金利をできる限り少なくしておくといいですよね。
なお、もらえるプレミアム・ボーナスポイントは、通常ポイントと同数のポイントになります。つまり、10,000円のカード利用時に、
- 金利発生なし:通常ポイント10ポイント
- 金利発生あり:通常ポイント10ポイントとプレミアム・ボーナスポイント10ポイント
となります。
これで先ほどから、最大でマイル還元率が1.3%になると言っていた理由がわかりましたかね。
10,000円のカード利用時にマイ・ペイすリボの金利が発生すると、
- 通常ポイント10ポイント=100マイル
- プレミアム・ボーナスポイント10ポイント=30マイル
の合計130マイルが獲得できます。なので、還元率は1.3%になるんです。
ANA東急カードの還元率は単なる1%ではないことをしっかり理解しておりましょう。還元率を0.3%アップさせることが可能なわけですが、0.3%をバカにしてはいけませんよ。年間のカード利用額が300万円の人なら、9,000マイルに相当しますからね。東京=沖縄の片道特典航空券に交換できるマイルが9,000マイルですよ!!

マイ・ペイすリボで支払額の変更を行い、金利をトコトン下げる具体的手順
マイ・ペイすリボのプレミアム・ボーナスポイントを、できる限り金利の支払いを低くして獲得しましょう。とにかく1円に近い金利で済ませたいところですよね。
以下は、カードが届いてから読むようにしても全然OKです。今読んでも、わかりにくい内容かもしれませんので。
その際に、やるべき実際の手順の説明です。
1)まず三井住友カードのホームページからVpassにログイン
https://www.smbc-card.com/memx/revo/revo_link_index.html
2)マイ・ペイすリボの月々の支払いを最低額の1万円にしておく

こんな感じで元金定額コース1万円にでも設定しておきましょう。これは1回やれば、以後行う必要はありません。変更しない限り、最低額1万の設定が継続されます。そうすると、月に30万円使っても、支払いは1万円で、翌月に残額29万円が回されます。
ただ、そんなことすると29万円に金利1.25%ほどかかるので3,000円以上の金利の支払いが必要になります。これは損ですよね。なので、毎月、支払い額を臨時増額をして、金利を減らす必要があります。
先ほど書いた通り、金利は1円でもいいのがポイントです。
3)毎月25日頃のメールが来た後に臨時増額する
臨時増額の方法ですが、毎月25日頃にメールで支払い額の決定が届くので、その後に変更しましょう。Vpassにログイン後、
→「お支払い金額変更」を行う。

→次回お支払い「増額」申込を行う。

→「次回」のみの支払い増額を行う。

→「一部追加して支払う」を選ぶ。
全額は支払わないでください!金利発生しません!プレミアム・ボーナスポイントがもらえないですよ・・・。
追加支払いは1,000円単位で選べます。追加支払い可能額が267,280円あるので、仮に266,000円追加で支払います。すると残金は1,280円なので、金利は15円程度で済むのです。これだけで、毎月通常ポイントと同等のプレミアム・ボーナスポイントがもらえます。
毎月1回の作業です!!!
少し面倒かもですが、マイルを貯めるために自分は必ずやります。慣れれば簡単です。そして、まじでお得です。
はい。上記の方法で、ボーナスポイントを毎月獲得するのは、はっきりいうと面倒です。
が、年間300万円のカード決済の場合は、3,000ボーナスポイントが付与されます。これは、1ポイント=3マイルなので、9,000マイルに相当します。
このマイル、あなたはほしくないですか???
【注意】 自分のやったミス。ボーナスポイントがもらえない???
注意点を一つ。
上記にて、残額が262,927円あるので、262,000円追加で支払い、残金927円じゃダメなのという声が聞こえてきそうなので、注意点を。
自分のワールドプレゼントの明細です。右の欄がボーナスポイントなんですが、毎月リボの増額支払いしていたのに、1月は0なんです。。。。つまりマイ・ペイすリボのプレミアム・ボーナスポイントがついていない涙。
実はリボの金利を発生させるには、残額が少なすぎると金利がつかないことがあるので要注意です。自分は残額を1,000~1,999円になるように毎月増額することにしました。金利は月10~20円程度で済むので、確実にプレミアム・ボーナスポイントもらうために残金を1,000円強にしています。
あと、臨時増額をし忘れて、1,000円以上の金利を払ったこともあります涙。
裏技で還元率を1.35%にアップすることも可能は可能
ここまでで、ANA東急カードの還元率を最大の1.3%にするには、通常ポイントを10マイルでANAマイルに移行と、マイ・ペイすリボのプレミアム・ボーナスポイントを3マイルでANAマイルに移行して、1.3%の還元率になるという話をしてきました。
ここで、ちょっと手間はかかるのですが、
プレミアム・ボーナスポイントを1ポイント=3.5マイルでANAマイルに移行する技
も紹介しておきたいと思います。
どんな技なのかというと、プレミアム・ボーナスポイントを直接ANAマイルに移行するのではなく、

複雑に見えると思いますが、上記のような方法を利用します。
プレミアム・ボーナスポイント→Gポイント→JRキューポ→永久不滅ポイント→ANAマイルという方法を利用すると、1ポイント=3.5マイルになってしまうんですよね。
ただし、この方法を利用するには2枚のクレジットカードが必要になります。
- JQ CARD セゾン(年会費初年度無料、2年目以降は1,250円+税だが年に1度のカード利用で無料)
- みずほマイレージクラブカード/ANA(年会費無料)
の2枚のカードです。
手間はかかるのですが、還元率を1.3%から1.35%にUPすることが可能なので、年間300万円のカード利用の人なら0.05%×300万=1,500マイルを追加で獲得することも可能になります。
上記の方法を徹底的に利用するために、詳細を下記の記事に整理しています。1.3%ではなく、1.35%を目指す人は必読の内容です。
まとめ「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」の魅力とは

このANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは、ANAマイラー初心者には超いいカードだと思っています。
- 最高還元率1.35%(ANA VISA/Masterワイドゴールドカードと同じ)
- 年会費最安値751円(別途10マイルコース登録料も最低3年で6,000円)
- 継続ボーナスマイルが毎年1,000マイル
とこれだけでも超魅力的です。ただ、これは他のANAカードにもある魅力です。
ここに追加して、
- TOKYU POINTが追加で貯まる
- TOKYUルートを利用してポイントサイトからANAマイルに交換レート75%で交換できる
という2つの魅力を追加したものが、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードです。
最も価値があるのは、最後のTOKYUルートが利用できるという点です。TOKYUルートが利用できるのは、ANA東急カードを所有している人だけなんです。なので、もう所有しないと陸マイラーが始まらないんです。
すぐに発行しましょうね!!!!タイトルにメリット・デメリットなんて書きましたが、デメリットなんて特にないような万能カードではないですかね??あえて言うなら、ゴールドカードに比べると限度額が少ないとかあるかもしれませんが、陸マイラー初心者はこのカードからスタートが基本中の基本であることは間違いないでしょう。

また、クレジットカードの決済だけで貯まるマイルは、めちゃくちゃ多くないとは思います。マジでビジネスクラス特典航空券なんかを狙いたい陸マイラーは、ポイントサイトの利用も必須ですよ。詳しくは下記どうぞ。
はじめまして!
陸マイラーデビューしたばかりで、勉強させていただいております。
そこで質問ですが、こちらの記事には、
基本は5マイルコースの応募方式にしながら、3年に1度だけ10マイルコースにする。お得度を追い求めるなら、これがベストになりますので、上記記事で方法を確認しておきましょう。
と記載されております。しかし、ANA VISA一般カードの10マイルコースの登録料の支払いを1/3の2,000円にする方法。の記事を読ませていただくと、
10マイルコース応募方式にしておいて、マイルに移行するのを3年に1年度のみとすれば、マイルへ移行しないその他2年は10マイル応募方式であっても¥6,000(税別)はかからないとの解釈ができます。
手間を省くため、10マイルコース応募方式にしておきたいのですが、どちらの記事が正しいですか?
チョコ子さん
三井住友側のルールが変更になったりすることもあり、古い記事の修正ができていないのですが、
https://www.smbc-card.com/mem/wp/ana_auto.jsp
こちらの内容が現在の内容になります。
10マイルコース(現2倍コース)の応募方式にしておけば、マイル移行しない年には手数料はかかりません。一度移行すると、その年に追加で手数料を取られることはないので、2021年度はポイントを貯める、2022年度にマイル移行するという流れにすれば2年に1度の手数料で済みます。Vポイントの有効期限が2年なので、2年以内にマイル移行する必要があることだけご注意ください。
ご丁寧なご回答、ありがとうございました。自分が申し込み時にどのコースを選んだのか記憶がないですし、vpassにも記載がないので、念のため自動以降コースの解除申請をしておきました。
陸マイラー初心者ですので、とりあえずこちらのカードをメインカードにすることにしました。
貴重な情報を教えていただき、ありがとうございました。
すけすけ様
質問です!Gポイント矢印キューポにポイント交換しようとすると、SUGOCAポイントの初回登録をします、と言われ、SUGOCA番号17桁を求められます。SuicaのようなSUGOCAのチャージカードの作成が必要ですか?
華麗南蛮さん
表示されますかね?自分の場合は、初回登録としてJQ会員番号の16桁ですね。。。
はじめまして、福岡在住で、これからキャッシュレス、マイルを貯める、を考えているところなのですが、
噂の、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードかニモカにするかで悩んでいます。
九州在住でもTOKYUカードの方がよいですか?
ポイントサイト→TOKYUルートを今後どのくらい活用していくかわからないのですが、nimicaは生活圏内のお店、ポイント10倍のときなどにも使っているし、
デメリットのひとつである交換機の問題はクリアできますので、、あと悩むのは75%と70%の交換率なのですが、、75%を選んでおくべきでしょうか。
他にJQエポスゴールドなどもインビ修行中なので
すがまわりはTOKYUカード推し一択で、、。
2枚とも死蔵カードとしてもつことなども、この先あるかもしれませんができるだけシンプルにしておきたくて、
相談できるような人が身近にいないため、アドバイスいただければ幸いです。
えるさん
自分の生活範囲では、ニモカの重要性がわからず、TOKYU一択になってしまうんですよね・・・
最終的には2枚持ちも検討しながら、今の時点ではTOKYUを保有するというのが大半の陸マイラーの選択にはなるとは思います。
こんにちは。素晴らしいブログをありがとうございます。私は経済に疎く、でもマイルをためて旅行に行きたいため、夫にこのブログを紹介し、2人で技を検討しておりました。そこでスケスケさんに質問させていただきたくメールいたしました。我が家は年に300万のクレジットを使えば7万円の還元があるカード(年会費2万)だから、それを使い、航空券は安いものを購入する形がよいのかと考えましたが、これについてスケスケ様の率直なご意見を教えていただければ幸いです☆宜しくお願い致します。
あきままさん
還元率2%超えはいいカードだと思いますよ!具体的には何のカードになりますかね??
あと、カード還元額とは別に
・カードの入会キャンペーン
・ポイントサイト
の2点は自分の中ではかなり重要度は高くなっています。
いつも楽しく勉強させて頂いてます。私は陸マイラー初心者ですがとりあえずANA スーパーフライヤーズVISAワイドゴールドカードを所持しております。このカードを持っていればANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの機能の多くをカバーしているので、東急カードは東急ルートの為のサブカードとして考えてますがこの考え方で宜しいでしょうか?因みにスケスケさんと同じ様な位置付けとして東急カードを利用されているのでしょうか?
フーミンさん
はい、自分もワイドゴールドカードのSFCがメインで、TOKYUカードは、TOKYUルート用に保有している感じです!
私はこれがメインカードですが、75%移行が可能な現在、プレミアム/ボーナスポイントを
60%でANAマイルに替えるのは損だと思っています。
200WP(千円分)をANAマイルにすると600Mマイルにしかなりません。
それをせずに、その分を千円分の楽天Sポイント等に替えれば、現金千円分として使えます。
その千円分を、ドットマネー(常時10万Pくらいは保有しているべき)から
Tokyuルートで移せば、75%である750マイルになりますね。
実際はもっとまとめてやってますが、この方が明らかに得だと思います。
fin112358さん
バイマイル的に考えて、そのように流すのはありですよね。