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【実体験】黄熱ワクチンを打ってイエローカードを入手してみた。費用などまとめ。

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【イエローカード】入手しておかないと入国できない国もアフリカや南米に多数ある!黄熱ワクチンを打ってイエローカードを入手してみた。黄熱予防接種を受けることができる病院は?費用は家族4人で10万円!

すけすけ
どうも、陸マイラーを始めて約20年、このブログを2016年より運営している「すけすけ」です。マイル・ポイント・クレジットの情報を日々提供しているのが当サイト「すけすけのマイル乞食」です。

この記事では、黄熱予防接種証明書というものについて解説します!

これから世界一周旅行に行く予定なのですが、世界一周を計画するには、

  • 日程の確保
  • 資金の確保

の2本柱を大前提として計画を立てながら、各国の入国状況も精査する必要があります。入国の手続き書類は国により異なる面があり、パスポートは絶対に必要ですが、その他にも、

  • 新型コロナのワクチン証明や陰性証明が必要(2023年になりかなり少なくなっていますが)
  • 事前にビザの申請が必要
  • イエローカードが必要

などが代表的なところです。こういった情報をしっかりを調べておかないと、入国ができないという事態に陥る可能性があります。さて、イエローカードはご存じでしょうか?サッカーで危険行為を犯したときなんかに提示されて、2枚提示されると退場になるあのイエローカードではありません。イエローカードというのは、黄熱病(野口英世で有名なあの病気です)の黄熱予防接種証明書のことで、イエローカードを保有していないと入国できない国というものが存在しています。

では、イエローカードを実際に取得してきたので、イエローカードが必要な国やワクチンが接種できる病院・費用などまとめておきます。

 

入国にイエローカードが必要な国はどこ?

まず、黄熱の危険性がある国の一覧が厚生労働省検疫所のサイトで公開されています。

黄熱に感染するおそれのある国
アフリカ地域 アンゴラ、ウガンダ、エチオピア、カメルーン、ガーナ、ガボン、ガンビア、ギニア、ギニアビサウ、ケニア、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、コートジボワール、シエラレオネ、スーダン、セネガル、赤道ギニア、中央アフリカ、チャド、トーゴ、ナイジェリア、ニジェール、ブルキナファソ、ブルンジ、ベナン、マリ、南スーダン、リベリア、モーリタニア
アメリカ地域 アルゼンチン、エクアドル、ガイアナ、コロンビア、スリナム、パナマ、フランス領ギアナ、ブラジル、ペルー、ベネズエラ、ボリビア、トリニダード・トバゴ(トリニダード島のみ)、パラグアイ

アフリカや南米を中心とした国々が含まれるのですが、これらの国に入国する際や、これらの国を出国して別の国に行く際にイエローカードが要求される可能性があります。

 

具体的には、コートジボワールへの入国時には、「生後9か月以上のすべての渡航者は黄熱予防接種証明書が要求されています。」となっており、イエローカードがないと入国できません。

また、アラブ首長国連邦は、黄熱が流行している国ではありませんが、上記の国々からアラブ首長国連邦に入国する際には「黄熱に感染する危険のある国から来る、生後9か月以上の渡航者は黄熱予防接種証明書が要求されています。乗り継ぎのため、黄熱に感染する危険のある国の空港に12時間以上滞在した渡航者も黄熱予防接種証明書が要求されています。」となっており、上記の国からアラブ首長国連邦に入国し滞在するようなケースではイエローカードが要求されたりします。

日本は、「黄熱予防接種証明書は要求されていません。」となっており、上記の国々から帰国するとしてもイエローカードが要求されることはありません。

というように国によりイエローカードが必要かどうかは大きく変わるので、上記の黄熱に感染する可能性のある国に渡航する可能性がある人は、イエローカードの必要状況をしっかりと確認しておく必要があります。

 

黄熱ワクチンの予防接種を受けて、イエローカードがもらえる病院はどこ?

さて、イエローカードが必要になるとわかったら、旅行前(イエローカードが有効になるのは接種10日後からです)には黄熱ワクチンを接種する必要があるのですが、黄熱ワクチンが接種できてイエローカードが発行できる病院というのはめちゃくちゃ少ないです。

  • 大阪府に何件あると思いますか?たったの2件です。
  • 兵庫県に何件あると思いますか?たったの1件です。
  • 関西に何件あると思いますか?上記の3件のみです。
  • 全国に何件あると思いますか?約30件のみです。

めちゃくちゃ少ないでしょ?しかも、どの病院も黄熱ワクチンの接種は週に1度のみ、かつ2時間のみみたいな感じになっています。なので、かなり地理的な時間的な制限があることを知っておいた方がいいでしょう。予約も1ヶ月ほど埋まっていたりすると思うので、早期に計画を立てておく必要があります。

 

イエローカード取得の費用は?

ちなみにですが、黄熱ワクチンは保険診療適用外の上に、イエローカードの発行費用も必要となるので、お値段はそこそこします。病院により値段に差はありますが、黄熱ワクチン+イエローカードで1人15,000円~30,000円ほどになっています。

自分は大阪市立総合医療センターで受けましたが、家族4人で10万円ほどしたので、けっこうな費用になりますね・・・。ちなみにですが、自分は黄熱ワクチン以外にもワクチンを同時接種しておいたので、さらに数万円ほど費用が発生し、大金を使うことになりました・・・。

 

イエローカードの有効期限は?

イエローカードは接種10日後から有効になり、国際証明書として世界どこでも通用する証明書となります。また、一度獲得したイエローカードは生涯有効なのは非常にありがたいです。

 

黄熱ワクチンの接種後に副反応・体調不良は?

黄熱ワクチンは生ワクチンという種類になっており、接種後にはアレルギー反応が出ることや、数日後に熱が出ることがあるようです。幸いにも我が家の4人は黄熱ワクチン後に何の症状も出ずに過ごすことができました。

 

ということで、念願??のイエローカードを取得することができました。

ちなみにですが、自分はケニアに行きたいと思い接種をしたのですが(いまだに現地でのツアーの予約が確定せずに本当に行けるのか若干未知数ですが)、日本からケニアへの単純往復の場合にはイエローカードは本来不要なようですが、アフリカらしく???入国時に要求されることも多々あるというような話もあったので、予防接種でもあり、打っておいた方が何かと無難だと判断し、今回はイエローカードの取得となりました。

ということで、着々と世界一周に出かける準備を進めております!!!

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