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カタール航空ビジネスクラス【Qsuite】搭乗記。豪華ドア付き個室シートを徹底レビュー。

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カタール航空が世界に誇る全室ドア付き個室のビジネスクラス「Qsuite」に搭乗!そこには本当に夢の世界が広がっていた。スカイトラックス社ビジネスクラスランキング1位は伊達ではない。シート~機内食~機内WIFI~アメニティーまでレビュ―。

ヨーロッパまで遊びに行った際に、一人で中東にも短期間ですが、遊びにいってきました。

中東へ行くのは、人生初だったので、それだけでも非常に楽しみだったのですが、それ以上に楽しみにしていたのが、搭乗する航空会社と搭乗クラスです。

カタール航空のビジネスクラス「Qsuite」というものに搭乗してきたんです。

ご存知ですか?これ、世界最高のビジネスクラスと言われているんです。

さて、カタール航空のビジネスクラス「Qsuite」は本当に世界トップレベルなのでしょうか。その実力をレビュ―してきます。Qsuiteの全貌公開です。

 

カタール航空とは。JALと同じワンワールド所属。

カタール航空はご存知ですかね?中東のカタールの首都ドーハを本拠地とする航空会社で、日本にも成田=ドーハ、羽田=ドーハの2路線に就航しています。カタールに行く際は当然ながら、中東各国、アフリカ方面の乗継としての利用者も多い航空会社です。また、ドーハ乗継でヨーロッパに行くも非常に多いです。ヨーロッパ方面にカタール航空で行く理由としては、ヨーロッパ直行便に比べると安い、日本発が深夜なので早朝にドーハにつき、1泊分の宿泊を機内で節約もできることなども人気の理由です。

また、かなり高級感ある航空会社として有名で、カタール航空・エミレーツ航空(ドバイ本拠地)・エティハド航空(アブダビ本拠地)で中東御三家と呼ばれたりもしています。

 

カタール航空ですが、アライアンスとしてはJALと同じワンワールドに所属しています。

ワンワールドには、2019/3現在下記の13社が所属しています。

JAL アメリカン航空
キャセイパシフィック航空 ブリティッシュエアウェイズ
マレーシア航空 フィンエアー
スリランカ航空 イベリア航空
カンタス航空 S7
カタール航空 LATAM航空
ロイヤルヨルダン航空

カタール航空のマイレージプログラムは、「プリビレッジクラブ」という名称ですが、カタール航空に搭乗した際にわざわざプリビレッジクラブにアカウントを作成して、そこのマイルを貯める必要はありません。JALと同じワンワールド所属なので、カタール航空に搭乗した際のマイルはJALマイルに加算することが可能です。日本国内で生活をしているなら、基本的にはJALマイレージバンクにアカウントを作成して、ワンワールド各社に搭乗した際にはJALマイルに加算しておけばいいと思います。

 

Qsuiteとは。カタール航空が誇るドア付き個室型ビジネスクラス。

さて、カタール航空が世界に誇るビジネスクラスが「Qsuite」と呼ばれるものです。

航空会社の各種ランキングを行っているスカイトラックス社のビジネスクラス部門において、ランキング第1位になっているのが、カタール航空です。つまり、カタール航空のQsuiteが世界トップのビジネスクラスであるということを意味しています。

ちなみに、カタール航空はビジネスクラス部門において、

  • 2018
  • 2017
  • 2016
  • 2014
  • 2013

と1位を獲得している脅威の航空会社です。2015年はシンガポール航空がトップです。が、他はカタール航空が独占中なんです。また設立以来重大事故もなしです。

 

Qsuiteの何がスゴイのかというと、世界初の個室型ビジネスクラスなんです。個室、つまり各席に扉がついているシート、それがQsuiteなんです。

これがカタール航空のQsuiteです。

  • 単独席は個室
  • 隣席と合わせてダブルベッド
  • 前後4席で会議、家族談話

こんなことができるビジネスクラスなんです。そりゃ、ランキング1位にもなりますよね。カタール航空はQsuiteを「First in Business」と言っており、もうファーストクラス級ですよと明言までしていますし、Qsuite搭載の機材にはファーストクラスは搭載がされていないんです。つまり、Qsuiteはトップなんですよ。それがカタール航空が誇る「Qsuite」です。

また、Qsuiteのデビュー後には、デルタ航空もビジネスクラスに扉付きの個室「Delta One Suite」を導入しましたし、最近はANAも扉付き個室「THE ROOM」を導入しました。世界のビジネスクラスを牽引しているような存在なわけです。



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Qsuite搭載機材は?ビジネスクラスのシートの種類は?

Qsuiteですが、カタール航空の全ビジネスクラスがQsuiteなのかというと残念ながら違います。Qsuiteが搭載されている機材は決まっています。特定の機材にのみ用意されたビジネスクラスのシートなんですよね。

  • A350-1000:全便がQsuite
  • A350-900:1部がQsuite
  • B777-300ER:1部がQsuite
  • B777-200LR:1部がQsuite
  • その他:Qsuiteなし

となっています。カタールはA380も保有していますが、A380はQsuiteではありません

ややこしいのは、A350-900やB777-300ERの機材のケースです。これはQsuiteのこともあれば、違うこともあります。A350-1000なら100%Qsuiteです。

どの便がQsuiteなのか調べる方法としては、カタール航空のホームぺージで検索するとわかるようになっています。ちょっと調べてみますね。

ロンドンヒースローからドーハまでを検索してみました。自分の搭乗予定の日程で料金を検索してみて下さい。

機材がA350-900やA380-800、B787-9と書かれています。そして、ビジネスクラスのところに「Q」のマークがついているものがあれば、それがQsuiteです。A350-900やB777-300ERには、Qのマークがあるものと、ないものがあります。Qsuiteを狙うなら、「Q」のマークがある便に搭乗する必要があります。

 

ちなみに、Qsuiteでないタイプは、A380やA350-900だと、

上記のようなヘリンボーン式の全席ダイレクト通路アクセスのフルフラットシートになります。これもなかなかいいシートとは思います。

 

B777-300ERで、Qsuiteではないタイプだと、

2-2-2タイプの席が隣とくっついているタイプのちょっと残念な旧式なんです・・・・。機材によりシートには大きな差があります。是非、Qsuiteを狙いたいところです。Qsuiteだから値段が高いということもありません。他のビジネスクラスシートと同等です。

 

Qsuite就航路線は?

Qsuiteの就航路線ですが、どんどん増えています。

  • 成田=ドーハ便:Qsuite
  • 羽田=ドーハ便:Qsuite

で日本路線に関しては、2019/9時点においてQsuiteで固定されているのが非常に嬉しい点です。ただし、急な機材変更で当日運悪く、Qsuiteではない機材が来る可能性はゼロではないのですが・・・。まあ、日本路線はそれなりに優遇されています。

他、ロンドン・パリ・フランクフルト・ミュンヘン・バンコク・シンガポール・香港・上海などなどにQsuiteは就航しており、公式サイトのこちらのページで就航都市は確認できますが、どんどん増えています。

カタール航空はかなり機材変更が多い!!!

カタール航空は実はかなり機材変更が多いです。予約していた当初はQsuiteだったのに、ある日予約を確認すると機材が変更になっているなんてことも多々あります。実際に自分が今回のQsuiteに搭乗するまでに自分は予約を5回も変更しています。

  1. ドーハ=香港:Qsuiteから違う機材に変更
  2. ドーハ=クアラルンプール:Qsuiteから違う機材に変更
  3. ドーハ=バンコク:Qsuiteから違う機材に変更
  4. ドーハ=ロンドン:A350-1000からB777-300ERに変更。ただしQsuiteのまま。
  5. ドーハ=ロンドン:搭乗の10日前にB777-300ERからA380に変更。Qsuiteなくなる。
  6. ドーハ=ミュンヘン:Qsuiteを予約。あとは当日を待つのみ。

こんな感じで、当初の予約から10ヶ月間にかなり変更しています。キャンセル料もかかりますが、是非ともQsuiteに搭乗したかったので、自分の中では仕方ないことです。10日前にA380に変更になったときは「は???また???」とさすがに思いましたが、幸運にもミュンヘン路線に空席がありラッキーでした。ただ、当日本当にQsuiteが来るのかドキドキです。航空会社は機材の変更に関しては、一切の乗客の都合を聞いてはくれません。受け入れるしかないです。

また、ANAは超丁寧に、機材の変更があるとメールをくれますが、カタール航空にはそのようなサービスはありません。自分で定期的に確認するしかありません。

 

カタール航空特典航空券の必要マイル数は?JALマイルでも発券可能

マイルを貯めて、カタール航空の特典航空券を取ることももちろん可能です。カタール航空のマイレージプログラム「プリビレッジクラブ」に加入してマイルを貯めてもいいのですが、日本国内では非常に貯まりにくいですし、使いにくいです(キャンセルがネットでは不可能、カタール航空以外の予約はネットではできないなどなど)。

カタール航空はワンワールドに所属しているので、同じワンワールドのJALマイル・ブリティッシュエアウェイズのAvios・アメリカン航空のマイルなんかでカタール航空の特典航空券を発券することも可能です。

 

では、カタール航空の特典航空券を発券するにはどのマイレージプログラムを利用しておくのがお得なのか少し見ておきましょう。ワンワールドの代表的なマイレージプログラムである、

  • JALマイル
  • アメリカン航空のマイル
  • ブリティッシュエアウェイズのAvios

の3つで比較検討しておきます。

まずは、東京=ドーハの往復特典航空券の必要マイル数です。

エコノミークラス ビジネスクラス
JALマイル 50,000(片道37,000) 100,000(片道60,000)
アメリカン航空 45,000(片道なら半分) 80,000(片道なら半分)
BAのAvios 51,500(片道なら半分) 154,500(片道なら半分)

これを見ると、ブリティッシュエアウェイズはちょっと必要マイル数が多いですね。ブリティッシュエアウェイズのマイルは、日本国内やアジアへのフライトなど短距離にはいいのですが、距離が長くなると不利になります。

JALマイルはまずまずといったところでしょう。日本国内にいると一番貯めやすいマイルだと思うので、JALマイルでのカタール航空のドーハ行き特典航空券の発券はありだと思います。

注目は、アメリカン航空ではないでしょうか。必要マイル数がかなり少ないですよね。しかも、アメリカン航空のマイレージはサーチャージも必要なしというのが強いです。え??アメリカン航空のマイレージなんて貯めにくいでしょ??そもそもアカウントすら作成していないしって人。アメリカン航空のマイレージはバイマイルが可能なんです。しかも年に何度かセールがあり、かなりお得に購入も可能です。

上記のようなセール中なら、1マイル=2円相当での購入も可能なので、東京からドーハへの往復ビジネスクラスQsuiteの8万マイルは16万円ほどで発券することも可能です。セール時にアメリカン航空のマイレージを全力買いはありです。

 

また、東京からドーハ経由でフランクフルトまで行くような、ヨーロッパ行きの必要マイル数も見ておきましょう。

エコノミークラス ビジネスクラス
JALマイル 70,000(片道45,000) 130,000(片道80,000)
アメリカン航空 70,000(片道なら半分) 150,000(片道なら半分)
BAのAvios 77,500(片道なら半分) 232,000(片道なら半分)

距離が延びると、JALマイルがめちゃくちゃ強いです。BAのAviosの半分程度のマイル数で発券が可能になります。JALマイラーの方は、カタール航空のビジネスクラスでヨーロッパは非常にいい選択肢になります。ドーハまでをQsuite、ドーハからフランクフルトまではA380のヘリンボーン式ビジネスクラスに搭乗して2つのビジネスクラスを満喫するなんてことも可能です。

マイレージは奥が深いですね。

それから、陸マイラーのみなさんが大好きなクレジットカード「SPGアメックス」ですが、このクレジットカードならJALマイルでも、アメリカン航空のマイレージでも、BAのAviosでもマイル移行が可能です。しかもポイント有効期限は実質なしマイル還元率は100円=1.25マイルという超魅力的な内容です。

このSPGアメックスは、移行先が豊富すぎて、どうポイントを利用するのがお得なのか悩むことも多いですが、一つ一つ色んなお得なマイレージの利用方法を知っていくといいと思います。自分もまだ移行したことがない航空会社もあるので、日々勉強です。本当にポイント制度が優れたクレジットカードです。

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カタール航空ビジネスクラス「Qsuite」搭乗記&レビュ―

では、ミュンヘンから搭乗です。ルフトハンザドイツ航空のハブ空港であるミュンヘン航空ですが、カタール航空はルフトハンザドイツ航空のターミナル2ではなく、ターミナル1からの離発着です。

ターミナル1はかなり閑散としていました。ビジネスクラス優先チェックインがありましたが、エコノミークラスでも人は並んでいませんでした笑。

 

本日、搭乗予定はB777-300ER。ここにA350-1000が来ていれば、Qsuiteが確定なのですが、B777-300ERが来ています。ちょっと不安です。

 

では、念願のカタール航空ビジネスクラスQsuiteに搭乗です。ミュンヘンからドーハまで5時間強の旅です。世界最高のビジネスクラスに搭乗して満喫するにはちょっとフライト時間が短い気もしますが、その分睡眠なしで楽しみます!!

 

カタール航空Qsuiteシートレビュ―

とは言うものの、実際にQsuiteなのか、旧タイプのビジネスクラスなのか、席を見るまでは安心できません。本当にころころ機材が変更になる航空会社ですからね。。。

来た・・・・席が個室タイプになってる・・・憧れのQsuiteです。これは前代未聞のビジネスクラスですね。高級・豪華。

すけすけ
当ブログの読者の皆さんは、ANAの新型ビジネスクラス「THE ROOM」の搭乗記を読んでいただいたかもしれませんが、自分の中では時系列的にはQsuiteに搭乗し、その数日後にTHE ROOMに搭乗しています。なんとも贅沢な経験です。

 

この席が間のパーティションを外すとダブルベッドになる席ですね。なんとも贅沢な感じです。ちょうど日本人の御夫婦が利用されておりました。

 

そして、ここが左右と前後のパーティションを外して、4席で会議をしたり、4席で食事をしたりすることも可能なシートですね。是非とも利用しているところ見たかったのですが、残念ながらこの便では利用されている方はいなかった雰囲気でした。また4席が空席のところがあれば、客室乗務員さんにお願いして見せてもらうこともできたのでしょうが、ビジネスクラスQsuiteは全席満席でした。

となると・・・いつの日か、我が家4人で・・・妄想だけは膨らみますね笑。

 

席は前向き席と、後ろ向き席が交互になっています。後ろ向き席がシートは窓側にあり、前向き席がシートは通路側になります。

気になる点は、

  • 後ろ向き席って違和感がないのか。
  • 前向き席でシートが通路側だと、人が通るときに気にならないのか。

という点でした。

自分は今回は、前向きのシートが通路側の席を選びましたが(正確にはそこしか指定できる席が残ってなかった笑)、このQsuiteには扉があるので、扉を閉めてしまえば、人が通るのも全然気になりませんでした。通常のオープンタイプのスタッガードシートだと、できる限りシートが通路から遠いところを選びたくなると思うのですが、Qsuiteなら全然問題ありません。

また、後ろ向き座席にも、この数日後にANAのTHE ROOMで搭乗しています。こちらも特別な違和感がありませんでした。

ということで、前向き・後ろ向きどちらもOKです。

 

では、席に座りましょう。ちらっと横を見ると、顔が一切見えません。これはプライバシー保護抜群です。

 

そして、自分の席の扉も閉めてみました。これはまったく中が見えないですね。これがQsuiteです。これファーストクラスではなく、ビジネスクラスなんですよ。ハイレベルすぎませんか???

しかも、扉が高級感抜群。オシャレすぎ。そして、プライベート感あって、機能的な意味も抜群ですね。

 

シートのサイズは標準的なサイズなのですが、隣のヘッドレストがかなり大きく、自分のために用意された空間の大きさは世界トップレベルのビジネスクラスですね。

 

シートはもちろんリクライニング可能ですし、最終的にはフルフラットシートになります。

 

枕と、用意されていたカタールカラーの毛布を引いて、ベッドの完成。パーフェクトです。

 

そして、扉を閉めると、完全な個室の完成です。ちょっと贅沢すぎる空間で、この画像1枚だけ見て飛行機とは思う人は少ないかもしれませんね。さすがビジネスクラスランキング第1位です。納得。

 

ちなみに枕は2種類用意されているのですが、どちらもめちゃくちゃカッコいいです。文字の入った白い枕もオシャレですし、赤紫のカタール航空カラーも、機内とマッチしていい感じに仕上がっています。

 

さて、巨大なアームレストですが、ここがQsuiteのまた売りなんです。

だって、この空間はシートの1部にして、巨大シートにすることも可能なわけですよね?実際に、ANAの新型ビジネスクラス「THE ROOM」は、この空間はシートの1部なわけです。そして、世界最大級の広さを実現しているわけですよ。が、カタール航空はシートの幅を取らなったんですよ。

よく、見ると、紐状のタグみたいなものが出ていません?引っ張りますよ?

 

ここ、巨大な収納になっているんですよ。

これはスゴイ。個人スペースにこれだけの収納が用意された飛行機は見たことがありません。実は、ここはカタール航空が非常に力を入れたかった場所なのでしょう。

 

中にはペットボトルの水と、ノイズキャンセリングのヘッドホン。あとはエチケット袋。

空間は十二分に余っているので、自由に使えます。

 

モニターの大きさも十分で、液晶型モニターでかなりキレイなのですが、搭乗するとQsuiteのシート周りの設備の解説動画が永遠と流れています。これがまた見ごたえ抜群です。画像は、ダブルベッドにできることを説明中です。

 

テーブルは折り畳み式のものがモニターの下にあります。これを引き出して、広げて利用します。

また、足元にはオットマンですね。

 

広げると、こんな感じです。パソコンを置いて仕事も可能です。

 

サイドテーブルがまたカッコいい。上には、カタールカラーの毛布と、アメニティーポーチが用意されています。アメニティーポーチの中身は後ほど紹介します。

また、テーブルの下には10センチほどの高さの空間があります。ちょうどノートパソコンなんかを置いておくのに最適かもしれません。収納は本当に充実しています。

 

ボタン類も見ておきましょう。USBコンセント、ユニバーサルタイプコンセント、HDMI端子、イヤホンジャック、そして電子マネーの読み取り機???らしき部分があります。これどうやって利用するのか最後までわかりませんでした。自分のスマホもかざしてみましたが、無反応でした笑。

 

そしてシートはボタンで自由に細かく調整が可能です。左端のボタン「DND」って何かわかりますか?ホテルなんかによくあるやつですね。「DO NOT DISTURB」です。ボタンを押すと、起こされることなく、寝ておくことも可能です。

 

そして、液晶型リモコン。こちらのリモコンには、大型モニターと別画面を表示させることも可能です。

 

座席の後方にはライトもあります。白色のLEDではなく、落ち着いた高級感を演出してくれています。

 

ウェルカムドリンクをいただいて、楽しいカタール航空Qsuiteの旅が始まります。このウェルカムドリンクは、カタール航空オリジナルのノンアルコールカクテル「レモンミント」というもので、非常にさわやかな味わいで、口の中がすっきりします。是非搭乗の際にはオーダーしてみて下さい。

最高の旅ですね。Qsuite。



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カタール航空Qsuiteアメニティーレビュ―

では、アメニティーの紹介です。後ろにあるカタールカラーのものは毛布です。

アメニティーポーチは、「BRIC’S」のもので、お土産として持ち帰り、今後も利用できそうなものです。女性の方が、ポーチがあると嬉しいのではないでしょうかね。

 

中には靴下・耳栓と、「MONTE VIBIANO」のリップクリーム、化粧水、保湿剤が入っています。

あれ???僕が一番必要な歯ブラシは??と一瞬思いました。

 

トイレにも行きましたが、ここがまたオシャレ。ウッド調がいい感じです。

 

アメニティーポーチに入っていなかった歯ブラシは、トイレに置いていました。そして、髭剃りもあります。アラブ系の人は、髭の手入れも必須という感じでしょうか。

 

カタール航空Qsuite機内WIFIレビュ―

機内にはWIFIも用意されており、インターネットが利用できますが、なんと30分間は無料で利用することが可能です。ということなので、30分の無料WIFIを利用してみました。今まで利用した機内WIFIの中でももっとスピードが速く快適な印象を持ちましたが、30分のみの利用だったので、評価は難しいところです。

以降も利用したい場合は10ドルでフルフライトプランが用意されていました。

 

カタール航空Qsuite機内食レビュ―

では、機内食の紹介です。

コンパクトながら、機内食メニューとワインリストには高級感を感じます。

 

こちらがシャンパンとワインリスト。

 

食事のメニューは、アラカルトになっており、ここから好きなものを選ぶのですが、時間も好きな時間を選ぶことが可能です。搭乗した直後でもいいですし、離陸前でもOKです。まとめて食事を出したほうが、客室乗務員さんとしては明らかに楽でしょうが、ここは乗客のタイミングを最優先してくれます。さすが、カタール航空。

 

ソフトドリンクも色々あるのですが、ノンアルコールのオリジナルカクテルなんかも用意してくれているのがかなり好印象です。自分はアルコール飲めないので・・・。

 

まずは、アーモンドと、オリジナルカクテル「So Jennie」です。ノンアルコールのシャンパンのようなもので、雰囲気を楽しませてくれます。

 

そして、テーブルクロスを用意していただき、食事が始まります。18時くらいだったので、離陸後すぐに食事をいただきました。

 

スタートの時点で、期待が高まる景色を用意してくれます。これ飛行機の機内ですからね。ライトがカッコイイですね。

 

まずは、スープ。「Potato and leak cream」に「red pepper oil」がかかっています。かなりハイレベルなスープが出てきました。

 

そして、前菜として「Grilled chicken breast」を頂きました。下には、キヌアというつぶつぶの食材があるのですが、自分は人生初でした。南米では雑穀として、食されているもののようですね。

 

デザートは、ベリーの盛り合わせとレモンシロップ。ブルーベリー、ラズベリー、ストロベリーの組み合わせは最強のデザートの1つかもしれません。

 

あれ??メインディッシュは??

なんと痛恨・・・写真を撮る前に食べてしまいました・・・。つまり、それだけ美味しかったんです。「Grilled fillet of cod」タラのグリルにタルタルソースをかけたのもで、見た目もめちゃくちゃキレイだったので、撮り忘れたのは痛いですが、これは満足度高いですね。機内で食べた魚料理ではトップレベルです。

そもそも実は、大きな勘違いをしており、メニューにアラカルトと書かれているので、コース料理ではないです。なのに、コースだと思いこんで、自分はメインだけを選んで客室乗務員さんに伝えたんです。そしたら、1品目からメインが出てきて、何これ??いきなりメイン???変なの・・・と思って、何が変なのか考えることに頭を集中させてしまったんですよね・・・。そして、写真を忘れたと・・・。

みなさん、カタール航空ビジネスクラスの機内食はアラカルトなので、欲しいものは1つずつオーダーが必要です。

その後に、スープと前菜を頼んだのが本当の流れです。

 

デザートが終わるとGODIVAのチョコレートが用意されます。

機内食の見た目のよさは文句なく世界最高峰でしょう。味の方も、機内で洋食系のオーダーをすることが自分は少ないので、比較対象が多くないのですが、機内で用意されたものとは思えないレベルの食事を満喫できました。

 

カタール航空のビジネスクラス「Qsuite」レビューまとめ

カタール航空のビジネスクラス「Qsuite」は本当に素晴らしいです。ビジネスクラスランキングなんかで、堂々の1位に選出されているのも納得できます。Qsuiteは世界最高峰のビジネスクラスです。

このフライトに搭乗した時点で、自分の人生で搭乗したビジネスクラスにランキングをつけると1位が、このカタール航空のビジネスクラス「Qsuite」です。ただし、このQsuiteに強烈なライバルが出現した印象があります。それが、このフライトのわずか数日後に搭乗したANAの新型ビジネスクラス「THE ROOM」です。

現時点で世界中の航空会社で、ビジネスクラスというフィールドでトップレベルの戦いをしているのが、カタール航空・シンガポール航空、そしてANAが宣戦布告しているという印象を受けております。ANAはまだTHE ROOM搭載の機材数が少なく、世界中に最新のビジネスクラスを飛ばしているカタール航空やシンガポール航空には、路線数という点でまだまだ及ばないですが、我々日本人にとっては、ANAに数便だけでも新型ビジネスクラスが導入されると、それが一番利用するチャンスが多いのもまた事実です。

カタール航空の「Qsuite」は本当にいいビジネスクラスでした。フライト中は、子供のように心がワクワクしておりました。今後もカタール航空には世界の航空会社を引っ張ってもらいたいと思います。中東やヨーロッパ行きの際には、毎回カタール航空を候補に入れて検討したいと思います。次回はQsuiteではなく、ヘリンボーン式のA350-900かA380も挑戦してみたいですが、Qsuiteには勝てないような予感がしております・・・。

すけすけ
なお、自分はこのあとドーハではちょっと滞在してロンドンに戻りました。その便はカタール航空のファーストクラスです。そちらの搭乗記も後日アップ予定です。また読みに来てください。

ちなみに、ファーストクラスもQsuiteも、有償でそんな高価な航空券を購入できるわけもなく、すべて特典航空券ですよ笑。マイルもアメリカン航空なんかでバイマイルをしたものです笑。自慢できるようなことは何もしていないんですよ・・・。また、カタール航空はビジネスクラスのセールもよく行われています。バイマイルには費用はかかっていますが、めちゃくちゃ高い金額ではなく、誰にでも再現性のある搭乗方法だと思います。超お得に贅沢をするにはマイレージの研究・陸マイラーは必須なんです。今後も淡々とマイルを貯めて、フライト中は全力で満喫する姿勢でいたいと思います。

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