すけすけのマイル乞食

ANAマイルを貯め、パスポート1冊目がスタンプで埋まった陸マイラー兼医師のブログ

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「まじかよ・・・。海外で飛行機が飛ばない。」 航空機の遅延・欠航時の対処方法。

搭乗予定の便が、急遽キャンセルになった。遅延で、乗り継ぎ予定の便には乗れそうにない雰囲気がする。そんな事態にも冷静に対応しよう。体験談を通して。

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先日、ヨーロッパに行ってきました。

ミュンヘンで、BMW博物館・本社を訪問して。

ミュンヘンで、RIMOWAのスーツケースを格安購入して。

モナコで、F1 モナコグランプリ 2017を生観戦して。

SPGゴールド会員として、3ホテルに6連泊して、キャビアを食べて。

そんな贅沢なSFC修行?SFC旅行?を満喫して来ました。

 

スーパーフライヤーズカード「SFC」の取得は目前まで来ています。

www.sukesuke-mile-kojiki.net

 

さて、実は帰りの便でハプニングがありました。海外での航空機の遅延・欠航です。

 

海外で発生すると悲惨です。

英語はそんなに得意でもない。

周りに日本人がいないので、状況がいまいち把握できない。

明日から仕事なのにどうしよう。

そんな事態でパニックになりそうじゃないですか???

 

実際に搭乗便予定便の遅延により、当初予定していた便から別便に変更になりました。

現地のスタッフとの交渉も必要になります。

そんな体験談の話です。

海外で、航空機が遅延・欠航。日本まで、最終的には帰れるので冷静に対応を。

帰国は、

・ニース 7:15発 → フランクフルト 8:55着(ルフトハンザ航空)

・フランクフルト 12:10発 → 羽田 翌6:35着(ANA)

・羽田 8:00発 →伊丹 9:10着(ANA)

これが当初の予定でした。

 

が、出発のニースで事件は起こります。

6:30 予定通りに搭乗が始まりました。ビジネスクラスの乗客から搭乗です。

が、ビジネスクラス客が搭乗し30分が経過するがエコノミークラス客の自分の搭乗の順番が来ません。登場口の列はまったく進みません。

 

7:15 定刻の出発時刻になりましたが、搭乗できません。

 

7:25 搭乗していたビジネスクラス客が降りてきます。不穏な気配です。

 

7:30 ルフトハンザの職員が英語で話をしています。

おそらく、こんなことを言っていました。

「この便に、直さないといけない部位が見つかった。便は遅延は確定だが、欠航になるかもしれない。1時間後をめどに再度アナウンスをする。」

おいおい・・・まじかよ・・・。

「食事のクーポンを渡すので、並んでくれ。」

おいおい・・・クーポン渡すってことはかなり遅延することは確定やろ・・・。

そんなことを考えながらクーポンをもらいました。ちなみに8ユーロのクーポン。

一部の人は、待たずに便をキャンセルしてました。

 

実は、自分はこんな感じの経験が、国際線だけで過去に10回くらいあります笑。

が、今までの経験と少し状況が違うのが、次に日本までの乗り継ぎ便があるという点です。これが、フランクフルトでの遅延・欠航ならまだましです。日本行きの便も多数ありますし、日本人も多数いるので情報も簡単に入手できます。

今までの自分の経験は、日本行きの便の遅延や、日本発の便の遅延が大半です。

乗り継ぎ便ではないヨーロッパ内の移動時の遅延も経験はありますが・・。

無駄に経験値だけあったので、すぐに自分なりの対策を考えます。

 

フランクフルトでの乗り継ぎ時間は、もともと3時間15分の予定。

・出発の遅れが、2時間半以内なら予定通り羽田行きに搭乗できそう。

・出発の遅れが、3時間程度なら搭乗できるかどうか微妙。

・出発の遅れが、4時間以上になれば確実にアウト。

そんな雰囲気です。

 

そんな時は、基本的には乗れないものとして行動するのがベストです。

行動って、やることないでしょ???

って思う人。それは全然違います。

フランクフルトから日本に帰ることの可能な便をすべて調べる必要があります

フランクフルトに到着後に、羽田行きに乗れない場合は、おそらくフランクフルト空港で自分の便を現地スタッフに再手配してもらう必要があります。

その際は、こちらから「この便に乗りたい!」と交渉するほうが圧倒的にスムーズです。現地のスタッフも、どの便に搭乗すれば自分が大阪に到着できるのかなんて細かいことは知りません。

向こうに言いなりになっていると、同じ便の翌日便、最悪は翌々日便なんてことも考えられます。それでも問題ないくらい時間的なゆとりがあるならいんですけどね。

 

空港内は、大半は無料wifiが利用できるので、スマホさえあれば検索はできます。

とにかく、フランクフルト発の日本行きの便を探します。

    航空会社  
フランクフルト 12:10 羽田 翌6:35 ANA  
  18:05 羽田 翌12:15 ANA  
  20:45 羽田 翌14:55 ANA  
  13:40 中部 翌8:20 ルフトハンザ (月・水・土のみ)
  13:20 関西 翌7:40 ルフトハンザ  

こういう時に大切なのは、羽田にこだわらずに、日本行きのすべての便の検索です。

中部空港行きや、関西空港行きも探します。

状況によっては、ミュンヘン経由での帰国や、ソウル経由・香港経由・上海経由の便なんかもチェックしておいた方がいいでしょう。

ANAの便の搭乗予定でしたが、もともと遅延している便はルフトハンザ便(ANA共同運航便)です。同じスターアライアンスの便なら、変更も簡単だろうと思いANAとルフトハンザで便を探しました。

JALなんかに変更可能なのかわかりませんが、交渉のハードルが一気に上がりそうなので、まずはスターアライアンスで調べます。

 

調べた結果、

4時間遅れなら13:20発関空行き・13:40発の中部行きも候補。

7時間遅れるようなら、18:05発や20:45発、もしくは翌日。

このあたりで交渉する方向にします。

 

とりあえず、調べ終わったのでクーポンで食事を。

8ユーロのクーポン。ピザ1キレとコーラで終わり、、。

 

9:00頃 再度アナウンス「早ければ、1時間後には出発をする。再度30分後にアナウンスを行う。」

 

9:30頃 「10:15に出発ができそうだ。」

おっ!どうにかニースを出発できそうです。とにかく、こういう時はハブ空港に行かないと話が進みません。ニースからは、一刻も早く脱出をしたいところ。

しかし、10:15発って予定より3時間遅れ。到着予定は、11:55頃。羽田行きの出発が、12:10。乗り継ぎに15分・・・。少し早く到着すれば、間に合うのか・・・。

出発までの時間に知ることになったんですが、このニース発フランクフルト行きには、同じ羽田行きのANAに登場予定の日本人が4人いました。これは、うまくいけば15分程度なら待ってもらえるかも。そんなことを考えながら、搭乗を待ちます。

 

10:15 3時間遅れで出発

(その日、自分はTwitterで便がキャンセルになったと言いました。キャンセルになって別便に振替と一度スタッフから聞いたのですが、最終的には3時間遅延で出発になりました。)

飛行機の中で色々考えます。

自分は、どの便に乗れるんだろ。

羽田行き間に合うかな。間に合わなかったらどうしよ。夕方の羽田行きかな。翌日は嫌だな。

それか、交渉すれば、ギリギリ関空行きか、中部行きに乗れるかも。

そんなことを考えてました。

 

12:00 フランクフルト着陸。

滑走路を動いている時間がいつもより異常に長く感じます。

 

12:05 飛行機から降りる。

羽田行きは5分後。まだ、出発していないはず。4人乗る予定なので、待っててくれそう。

 

ANA has gone. 

降りると、ルフトハンザの職員と思われる人が

「TOKYO HANEDA」

のボードを持って立っています。

おし、連れて行ってもらえる!!

が、職員は「ANA has gone.」みたいなことを言いました。

えっ?行ってもうた?乗れないの?まだ出発してないでしょ!待ってよ!乗せて!

が、ここでそんな交渉は無意味。

パイロットが決定したことは変更ありません。一職員に言っても時間の無駄です。

もう次の便の交渉しかありません。

 

この職員が自分たち4人と、他にもミラノからの便も遅延があったようでそちらの2人と合わせて6人をオフィスに連れていきます。

6人もいたら、10分待ってよ。ってみんな思ってたでしょうね。

が、この職員さんに言っても無意味。とにかくチケットオフィスで交渉を。

 

自分の最終目的地は大阪。

先ほど、十分に調べています。

フランクフルトから関空行きの直行便がルフトハンザ便で、13:20発というのがあります。

この時、12:15。

今からチケットオフィスまで連れて行かれて交渉。際どい、、、。しかも、チケットオフィスが遠い遠い。

フランクフルト空港広すぎます。

 

交渉

12:25 チケットオフィス到着。

遅延があったから、便に搭乗できなかった。変更してくれと伝えます。

スタッフから一言、

「あなたの便は、ANAがすでに翌日に確保してるわよ。」

ANAは、この一瞬でそこまでの対応してくれてたんですね。とりあえず、確保できるものは確保してくれてたことに感謝です。

が、自分は今日帰りたい。

 

夕方の羽田行きか、すぐに出発する関空行きか。

関空行きなら、今すぐに交渉して発券してもらわないと間に合わない。関空行きは、13:20発。夕方の羽田行きの便に変更できるか確認してもらってると関空行きには搭乗できなくなりそうな微妙な時間しか残ってません。すでに、12:30です。

というか、そもそもANAからルフトハンザに便の変更ができるのかも不明。

とりあえず聞きます。

「13:20発の関空行きのルフトハンザ便があると思う。まだ空席ある?あるなら変更できる?搭乗は間に合う?」

ちなみに、英語で交渉なのでちょっと厄介です。

「あるわよ。伊丹って空港じゃなくて、関西でもいいの?」

と聞かれますが、どっちでもかまわないと。

「搭乗時刻は5分後の12:40だから、急いでね。ここから連絡はしておくので、とりあえず急いで搭乗口に言ってね。」

と言われます。

すんなりルフトハンザ便に変更してもらえる展開です。

しかも、関空行きに間に合いそうな雰囲気です。

たったの5分しか猶予はありませんが。

 

この交渉のキーになるポイントは、自分から便を指定することです。

スタッフは、基本的には単純に羽田行きを探します。なので、別便でもいいような条件があるなら、こちらから提示することが大切です。提示すれば、交渉できます。

遅延が確定した時点で、ニースの空港で日本行きの便を調べていたことが相当効きましたね。調べてなかったら、こんな交渉できませんから。

 

さて、夕方の羽田行きには乗って、大阪まで帰ると到着が12時間ほど遅くなりそうな気配です。

翌日、仕事に行くことを考えると早く大阪に戻りたいところ。

ゆっくりできる時間があるなら、フランクフルト空港で6時間遊んで帰宅もあり。

 

悩む。悩む。が、考えてる時間はあまりない。

夕方の便を交渉して乗れる保証もない。そんなことしてる間に関空行きは出発してしまう。

神様が、関空行きには間に合うようにしてくれたと考えて、おとなしく従うことに決断。

「関空行きで発券してください。」

と伝えます。

「ちょうど、プレミアムエコノミー空いてるから、プレミアムエコノミーにするわね。」

 

んっ?ちょっと待ってくれ!

自分の帰国行きの便は、もともとビジネスクラス!!!

「もともとビジネスだけど、ビジネスは空席ないの?」

「えっ?あなたの便、もともとプレミアムエコノミーで、明日の羽田行きもプレミアムエコノミーで確保されてるわよ。」

「んっ?」

「あっ、あなたはANAマイルでアップグレードしてビジネスだったのね。マイル分は、搭乗予定だった便のビジネスクラスを確保してただけだから、キャンセルされて、元のプレミアムエコノミーになってるわよ。」

まじか、、、帰りの楽しみのビジネスクラス、、、元々B777-300ERのANAビジネスクラスの予定だったのに、まぁルフトハンザのビジネスならええかと思っていたが、、、プレミアムエコノミーか、、、。 

そもそも、振替時には、座席の種類は問わずに振替便を探してもらうことが最優先ですので、仕方ないのですが。

 

それでも、聞いてみます。

「ビジネスクラスにマイルでアップグレードできない?」

「ルフトハンザのマイルは持ってる?」

「持ってない。」

「残念だけど、ANAマイルではアップグレードできないわ。その代わり、キャッシュでアップグレードできるよ。」

「いくら?」

「698ユーロ」

「(約9万円...)高いね、、、。マイルは無理?」

「無理ね」

悩む時間はない!!もう、搭乗時刻!!!

9時間のフライトで、9万円。1時間1万円。

自分には、贅沢すぎると判断。 

大人しくプレミアムエコノミーへ・・涙涙涙。

12:40チケットを受け取り。すでにボーディングタイムです。

 

搭乗口へ急ぎます。

出国審査もして・・・。間に合うのかな・・・。

そして、荷物はちゃんと関空行きに載せ替えできるのかな、、時間ないよ、、。ロストバゲッジは面倒だなー。とか考えてました。

 

失ったもの、得たもの

そもそも、本来の予定では自分はフランクフルト空港でやるべきことが3つあったんですよ!

優先度が高い順に言うと、

①TAX REFUNDの申請

(購入したリモワや、嫁への土産等で2万円相当の税金還付の申請)

②リモワ「ルフトハンザモデル」の購入

③ルフトハンザ航空のラウンジ遊び

 

全部パス・・・涙涙涙。

夕方便を待てば、すべて叶えることはできるが、どーしても早く帰らないと、、、仕事が、、、。

 

ビジネスクラスはなくなってしまうし、

税金の還付は受けれないし、

リモワも買えないし、

ラウンジも行けないし、

まぁ、飛行機が遅延するってこういうことです。遅延して、こっちにプラスになることはないんですよ。失うのは仕方ないです。

 

空港内を急ぎます。

免税申請のカウンターの横を通り過ぎて涙。

ルフトハンザショップを通り過ぎて涙。

ラウンジの案内板を横目にしながら涙。

 

 

が、実は一つ不思議なことが起こりました。

当初の予定では、伊丹空港に9:10着。

が、ニース出発が3時間遅れたのに、ルフトハンザの関空行き直行便に変更すると、関西空港に7:40着予定。

なんか、一時間半も早く大阪に到着ですね笑。

不思議な出来事です。嬉しいような悲しいような。

 

そして、帰ってきましたよ。

ルフトハンザのB747-400。二階建てのジャンボジェットです。プレミアムエコノミーで、、。

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実は、その後に更に損失が出ることがわかりました。

往路

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ANA便なので、ブロンズクラスだと30%のフライトボーナスマイルが加算され、9000マイル近くもらえました。

 

復路

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ルフトハンザ便なので、フライトボーナスマイルがつかない!!!3000マイルくらい損した!

 

そして、プレミアムポイント。

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もらえるプレミアムポイントも、少し減るのですが、問題はANAグループ運航分。32472。

本来なら、37000は超えていたはず。

そして、次の便で

・プレミアムポイント 50000

かつ

・ANA運航分 40000

となる予定だったのに、、、。

 

ANA運航分が40000になると、

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実は、もらえるアップグレードポイントが20ptになるんですよね、、、。

これが達成できないことに、、、涙。

 

割と色々失いましたね笑。

・ビジネスクラスの座席

・税金の還付

・ルフトハンザモデルのリモワ

・ボーナスマイル

・アップグレードポイント

 

得たものは

・予定より早い帰国

・経験値

ですかね。 

 

うーん、、、無理矢理でもいいから、帰りが遅くなる便にしてもらえばよかったかなとブログで整理してると思ってきてしまいます涙。

 

決して嬉しい経験値ではないかもしれませんが、こーいう経験が自分の人生を豊かにするんだと思うし、何年もすると、こーいう経験の方がいつまでも覚えてるいい思い出になったりするんですよね。

 

海外で、飛行機が遅延したり、欠航しても焦らないでください。

まず、やるべきことは自分が搭乗できそうな便を探して、こちらから提示する。という点に尽きます。

待っていても、交渉は始まりません。

最終的には、どうにか帰れますので、焦らず冷静に行動しましょう。

ちなみに、自分の荷物はフランクフルト空港で無事に関空行きに乗り換えできたようで、ロストバゲッジにはなりませんでしたが、乗り継ぎ便が変更になったりするとロストバゲッジの可能性は一気にあがります。最終到着地の空港で、職員さんに状況を言って、航空会社に探してもらうしかないですね。

 

海外で航空機が遅延・欠航したら、

そのうち日本には帰れる

とにかく日本行きの便を自分で探しておく

座席の種類にはこだわるな

この3点を思い出して下さい。

 

最後に、遅延当日にはTwitterで多くの方に情報や励ましの言葉をいただました。この場をお借りし感謝申し上げます。