JAL国際線新機材がデビュー!B777-300ERに変わる新フラッグシップとなるA350-1000のファーストクラス・ビジネスクラスはドア付きの完全個室タイプで超豪華!導入時期・就航路線まとめ。
飛行機の機材は20年ほどで入れ替わります。今のJALの国際線のフラッグシップモデルはボーイング製のB777-300ERで、その前はジャンボジェットB747でした。JALはこれまでボーイングの機材をメインにしてきたのですが、エアバスのA350-900を国内主力路線の羽田=福岡・伊丹・新千歳・那覇に国内線フラッグシップモデルとして2019年より導入しています。そして、そして、国際線のフラッグシップとしても、2024年からエアバス製のA350-1000の導入が開始になりました。
JALの新国際線機材は、ファーストクラス・ビジネスクラスがドア付きの完全個室タイプという超豪華仕様です。
さっそくですが、JALのA350-1000のファーストクラス・ビジネスクラスのどちらにも搭乗してきましたので、搭乗レビュ―お楽しみください!!
. お待たせしました‼️
╰━v━━━━━━━╯
エアバス #A350-1000型機✈️
客室仕様の映像を公開💺✨すべてのクラスで座席を刷新🥰
各クラスのポイントは
動画でチェックしてみてね👀🎥最新情報はこちらで順次公開🔎
⇒https://t.co/pALcEbadNy
※就航日は年内を予定しています#JAL_A350_1000 pic.twitter.com/ocUOTZZagP— JAPAN AIRLINES【JAL】 (@JAL_Official_jp) October 2, 2023
では、当記事でJALのA350-1000がどの路線に就航しているのか整理しておきましょう。
JALの国際線新フラッグシップA350-1000はいつから導入?路線は?
では、JALの新国際線機材となるA350-1000の導入時期&路線を紹介しておきます。まず、基本知識として、JALは13機のB777-300ERを保有しておりましたが、これを全てA350-1000に置き換える計画となっています。つまり、A350-1000も13機導入されるということです。A350-1000はファーストクラスつきの機材になっており、ファーストクラスつきの機材が就航しているような国際線のメイン長距離路線に就航していくことになるので、小都市や近距離には原則として就航しません。
では、2024/10時点でのA350-1000の就航路線ですが、
- 羽田=ニューヨーク(JL3/4便およびJL5/6便)はデイリーでA350-1000
- 羽田=ダラスフォートワース(JL11/12便)はデイリーでA350-1000
- 羽田=ロンドン(JL43/44便)はデイリーでA350-1000
が就航済みとなっております。これまでにA350-1000は7機がJALに納入済みとなっており、2024年度末までに8機になる予定です。残りは半年に1機ほどのペースで納入予定です。
今後の就航予定ですが、ロンドン路線のJL41/42便の方は元々ファーストクラスなしのB787での運航なので、A350-1000は導入されないと思われます。そして、正式にJALから発表された次のA350-1000の導入路線は、羽田=パリ(JL45/46便)と決定しました。導入は2025/5/1からで、当初はB777-300ERとの隔日での運航になります。デイリーでA350-1000が導入される時期は未定です。そして、パリの次は羽田=ロサンゼルスに2025年の夏スケジュール中に導入する予定であることも、JALから発表となりました。
他、ファーストクラスが導入されている路線は2025/1時点ではシカゴ・シンガポール・バンコク・シドニーなのですが、シカゴには2026年以降にA350-1000が導入されることになると思いますが、シンガポール・バンコク・シドニーのファーストクラスはA350-1000の導入に伴い、B777-300ERが余っているものを利用していると思われるので、B777-300ERが引退すると同時にファーストクラスはなくなる路線かもしれません。間合い運用でA350-1000が導入可能だと嬉しいのですが、どうなるでしょうかね。他、サンフランシスコも過去はファーストクラスつきの機材が導入される定番路線だったので、今後A350-1000が導入となるかもしれないところです。
【JALファン必見】
期間限定でシンガポール路線にA350-1000が導入!!基本マイルなら片道4万マイルで、JALの最新ビジネス!!!
激アツ!!! https://t.co/LDKSKui9Gk pic.twitter.com/HYiWSoiY02
— すけすけ@常にマイルで旅行中 (@bmwtatsu) January 28, 2025
そして、さっそくですが間合い運用でシンガポールにA350-1000が期間限定(2025/2/12~3/29)で導入されることも発表されています!!!ということで、JALマイルを貯めて、特典航空券でA350-1000を狙ってみてくださいね!!!
では、記事の後半ではJALのA350-1000というのがどんな機材なのか簡単に紹介しておきます!
JAL新A350-1000のファーストクラスはドア付きで6席のみの超豪華仕様
では、JALの新ファーストクラスの内装を紹介しましょう!マジで豪華ですよ!!
こちらがJALのA350-1000に導入される新ファーストクラスです。茶色をベースとしたドア付きの完全個室タイプでベッド幅123センチ、ベッド長203センチという超大型シートになっています。シートは2つに分かれており、まとめてベッドとして利用することも、またシートとベッドに分けて利用することも可能になっているで、寝ている時に軽食を食べるタイミングなんかに非常に便利かもしれません。テレビモニターは43インチの4Kとなっています。最新の機材という印象を強くさせるのは内装だけではなく、実はヘッドレストにスピーカーが収納されているスタイルになっており、ヘッドホンなしで映画やドラマを満喫できるというような機能までついています。他にもワイヤレスのスマホ充電器があったり、コントロールパネルがタブレット式になっているなど、まさに最新の内容です。また、上部には収納がなく、非常に広々とした空間を感じることができるのも特色です(手荷物は座席前方のオットマン下に収納)。
そして、注目したいのはファーストクラスの座席数です。
なんと、1-1-1の横3席が2列の合計6席という超豪華仕様なんですよね。ANAの新型ファーストクラス「THE SUITE」でも1-2-1の横は4席なので、3席にしたというのはJALが国際線のファーストクラスをビジネスクラスとは差別化を図ろうとしていることがよくわかり、素晴らしい取り組みかなと思います。エミレーツ航空やシンガポール航空は最上級クラスは1-1-1の横3席ですからね!
このJALの新ファーストクラスは是非とも搭乗したいですね!!!
JAL新A350-1000のビジネスクラスもドア付きで世界最高レベルへ
次はJALの新ビジネスクラスの紹介です。

これも素晴らしい。ぱっと見た目だとファーストクラスと区別がつかないレベルのドア付き客室に仕上がっています。世界トップレベルのビジネスクラスを導入しているANAの「THE ROOM」やカタール航空の「Qsuite」と同レベルのビジネスクラスがついにJALにも導入される!そんな印象が非常に強いですね!座席幅は56センチ、ベッド長は198センチ、モニターは24インチの4K、そしてヘッドレストにスピーカーが内蔵されているというスペックです。

ビジネスクラスは全54席あり、B777-300ERの49席より5席増えることになり、機体の半分近くがビジネスクラスとなっており、世界的なビジネスクラス需要の強さを感じますね。
このJALの新ビジネスクラスも早く搭乗したい!!!
JAL新A350-1000のプレミアムエコノミー&エコノミークラスもリニューアル
また、プレミアムエコノミーとエコノミークラスも若干のグレードアップ感があります。

プレミアムエコノミーはJAL国内線ファーストクラスに近いようなシートとなります。モニターも16インチ。過去のビジネスクラス同等レベルになってきた印象が非常に強いですね。

エコノミークラスもモニターが従来の約1.3倍の13インチとなり、長距離での映画を一層楽しむことができるのではないでしょうかね。
以上、JALの新国際線機材A350-1000に関する最新情報まとめです。なお、JALからのYouTubeでの公式動画もあるので、是非チェックしてみてくださいね!!
みなさんも、JALマイルを貯めてA350-1000に搭乗してみませんか??
この記事では、JAL国際線の新機材A350-1000の導入路線や時期をまとめております。