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これだけ差がある。エコノミークラスとビジネスクラスの違い。

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国際線におけるエコノミークラスとビジネスクラスのサービス・値段等の違いを徹底比較。ビジネスクラス特典航空券とはどんなクラスなのか。

最近、コメントでよく「陸マイラー始めました。ブログ参考にしながらポイント貯めて、マイルにして、特典航空券目指します!」ってコメントを非常に沢山いただきます。

もちろん、読者の中には飛行機に乗り慣れているマイスターもいるでしょうが、まだ特典航空券を利用したことのない読者、ビジネスクラスに搭乗歴のない読者も沢山いると思います。

すごくすごく基本的なことになりますが、エコノミークラスとビジネスクラスの違いについて色んな点から考察したいと思います。

皆さんが、陸マイラー活動を継続するモチベーションになればいいなと思います。

是非、いつの日かビジネスクラス特典航空券を発券して、陸マイラーを満喫してくださいね!!!

 

エコノミークラスとビジネスクラスのサービスの差

ここでは、ビジネスクラスで受けられる主なサービスを列挙します。

①チェックインカウンターでの扱い

まず、チェックインする瞬間から違います。エコノミークラスは、チェックインに長蛇の列になって並んでいることが多いですが、ビジネスクラスは専用のチェックインカウンターがあり、待ち時間がほとんどありません。まぁ、そこまで大きな差はないケースもあるかもしれませんが、この瞬間から旅行が始まると感じるところです。

ちなみに、あまり知られていないかもしれませんが、ANAカードのゴールドカードを持っていると、エコノミークラスに搭乗でも、チェックインカウンターはビジネスカウンターを利用することができます。下記のカードも、もちろん対象です。

 

②搭乗前のビジネスラウンジ

国際線って、飛行機に搭乗するまでに1時間とか待ち時間がありますよね。その間、もちろん免税店で買い物を楽しんでもいいんですが、ビジネスクラスの人たちはビジネスクラスラウンジというものが利用できます。

これがとにかく快適。これが楽しみで、謎に空港に予定より5時間も早く行く人もいるくらいなんです。

 

まず、ラウンジのシートを含む内装が超豪華。

こちらは実際に利用した香港国際空港のキャセイパシフィック航空のラウンジです。ビジネスクラスに搭乗すると、こんな豪華な空間が待っているんですよね。

 

ラウンジには無料の食事も沢山置いてます。

こちらは、シンガポールのチャンギ空港にあるシンガポール航空のビジネスクラスラウンジ。

こんな豪華なビュッフェが用意されているんですよね。ラウンジの中には。

 

ルフトハンザ航空セネターラウンジ

こちらはラウンジのドリンクコーナー。アルコールもこんなに充実している状況なんです。こちらは、フランクフルト空港のルフトハンザドイツ航空のビジネスクラスラウンジです。

 

ルフトハンザ航空セネターラウンジ

同じく、ルフトハンザドイツ航空のビジネスクラスラウンジです。シャワールームまで用意されているんですよね。まじで快適です。

 

 

③機内のビジネスシート

エコノミークラスの座席の前後の間隔(シートピッチ)は80センチのものが大半です。LCCだと70センチだったりします。下のやつですね。

ANAホームページより。

10時間以上搭乗するような長距離路線の深夜便にもなると、着いた時には体が疲れ切っている経験はないですか??

 

これがビジネスクラスになると、機材にもよりますが、フルフラットシートになる可能性まであります。ベッドのように180度フラットな状態にできます。

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これはANAのスタッガードシートいうものです。ANAの長距離路線には、こんなビジネスクラスのシートが導入されているんです。

わかりますかね、下記の写真で前後の座席が交互になっているんです。自分の足元の前には人がいないという座席配置になってるんです。贅沢な席の配置です。

 

こちらは、キャセイパシフィック航空のビジネスクラスのシート。席が斜めになっているヘリンボーン型というものです。もちろんフルフラットシートです。

 

こちらはシンガポール航空のA380という機材に導入されている革張りの豪華ビジネスクラスシートです。横に4列しかないですよね?エコノミークラスは、横に10列だったりするので、倍ほどの横幅があるんですよね。

韓国、中国みたいな近場だとエコノミークラスでもいいかもですが、6時間以上搭乗するような場所になってくるとフルフラットシートは絶大な効果を発揮します。ハワイやヨーロッパに行くと、疲れ切ってて着いた初日はホテルで休憩なんてこともよくありますが、ビジネスクラスだと初日からフルで動けます。

フルフラットのビジネスクラスは、一昔前のファーストクラスに相当するレベルになってきています。

 

ただし、ビジネスクラスでも古い機材を利用している路線では、フルフラットではないところも多いです。特に韓国、中国なんかの短距離路線はフルフラットは少ないです。下のようなシートです。

シートイメージ画像

ANAホームページより。

これでも十分贅沢なシートですけどね。

 

④機内食

エコノミークラスはプラスチックの容器に出てくるやつですね。

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これが、ビジネスクラスになると一気にランクアップします。プレートが別々になって料理が出てきます。特に、長距離路線になると、下記のような機内食が出てきたりします。

一つずつプラスチック製ではない、陶器の皿で食事が用意されます。すでに、ラウンジで腹いっぱいなんですが、これは食べれてしまいますね。

 

⑤荷物の扱い

エコノミークラスとビジネスクラスでは、預け入れ荷物の重量に差があります。

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ビジネスは32キロの荷物を2個までオッケー。エコノミーだと、25キロの荷物2個です。25キロって絶妙な重さで、旅行に行って色々お土産をスーツケースに詰めると、ちょうどそれくらいの重さになったりするんですよね笑。

自分の愛用スーツケースはこちらのRIMOWAです。

そして、何より個人的に嬉しいのが、手荷物受け取りの優先サービス。

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スーツケースにこんなタグをつけられます。このタグが付いてる荷物は、空港で優先的に早く荷物出てきます。

旅行の行き先に着いたら、少しでも早く活動したい自分のようなセッカチな人間には非常に嬉しいです。

また、帰国時も、「すぐに荷物出てきたら10分後の特急に乗れる!これ逃すと40分待ちや!」みたいなときないですか?笑。

 

エコノミークラスとビジネスクラスの料金・値段の差額

さてさて、ビジネスクラスの方がサービスがいいのは当たり前です。値段が高いですから。自腹で購入した場合は、エコノミークラスとビジネスクラスの金額にどれくらいの差があるのか見てみます。

2017/3/15羽田発、3/18現地発の例です。ANAのホームページで一番安い価格を提示しておきます。(エコノミークラスでも、チケットの日程変更可、不可などの種類がありチケットの値段には差があります。)同日程でハワイに行く予定がありまして自分の参考に調べました笑。

エコノミー ビジネス
羽田香港 50,080 158,000 3.15倍
羽田ホノルル 89,390 229,390 2.56倍

ビジネスクラスはエコノミークラスの3倍ほどの料金です。家族4人でビジネスでホノルルに行くと、約100万円が飛行機代だけで必要になります。ひょえーーー。絶対自腹では買えない。

 

エコノミークラスとビジネスクラスの特典航空券の必要マイル数の差

では、自腹で購入ではなく、頑張って貯めたマイルを特典航空券として利用すると、どれくらいのマイルが必要なのか見てみます。

レギュラーシーズンの必要マイル数です。

エコノミー ビジネス
羽田香港 20000 40000 2倍
羽田ホノルル 40000 65000 1.625倍

エコノミークラスとビジネスクラスの必要マイルの差が、購入時と比べると少ないという点に注目してください。

購入すると、差は約3倍もあったんですよ。マイルにすると2倍も差がありません。つまり、羽田ホノルルのビジネスクラス特典航空券必要マイル数は10~12万マイルでも本来おかしくないってことです。が、65000マイルでホノルルにビジネスクラスで行けてしまいます。価値が歪んでいます。ここが陸マイラーの狙い目です。

ビジネスクラスは自腹だと高過ぎるがが、マイルだと安すぎるんですよね。

ホノルルまで一人65000マイル。家族4人でも26万マイル。自分と妻と二人で陸マイラー活動すれば、年に50万マイル以上貯まっているので、十分にマイルは足りています。香港に二人でビジネスで行くだけなら、8万マイルで行けます。これなら陸マイラー初心者でも十分に射程圏内です。




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まとめ「誰でも貯めれるマイル。特典航空券が非常にお得。」

ビジネスクラスは自腹で買うと、とんでもなく高い金額だが、特典航空券を利用すると十分に獲得可能範囲内のマイル数で利用できる。これは陸マイラーにとって目指すべき1つの目標であると思います。マイルがあるからこそ、受けれる最大のメリットだと思います。自腹では買えません。

ちなみに自分はビジネスクラスに過去10回以上の搭乗体験がありますが、自腹では滅多に購入しません。90%以上は、マイルを貯めて特典航空券でビジネスクラスに搭乗しています。

そして、そのマイルは飛行機に搭乗して貯めたマイルではありません飛行機に乗らずに「陸マイラー」活動で貯めたマイルです。

陸マイラー活動をしっかりやれば、年間に20~30万マイル獲得はそれほど難しい事ではないです

下記に記事しっかり熟読してください。ANAマイル・JALマイルの貯め方です。十分に20~30万マイルは貯めることが可能なマイル数です。

【徹底解説】陸マイラーのANAマイルの貯め方を大公開!陸マイラーを始めたい人はこれを読め!!

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【2024年最新版】陸マイラーが教える!JALマイルの貯め方を完全公開「年間20万JALマイルの貯め方」を徹底解説。

2022-03-18

ただ、必ずしもマイルはビジネスクラスに使うべきかと言われたらそんなこともないです。エコノミークラスにも十分なメリットがあります。

家族四人でビジネスクラスに搭乗しようとすると、ホノルル行きなら26万マイル必要です。26万マイルあれば、エコノミークラスなら、26万マイルでハワイと香港に行ってもマイルが余ります。どちらがお得と思うかは人それぞれです。

  • 年に一回だけしか家族旅行に行かないから、ビジネスクラスにする!
  • 春休み、ゴールデンウィーク、夏休み、冬休みとできるだけ沢山旅行に行きたいからエコノミークラスにする!
  • 一人で旅行に行くから贅沢にファーストクラスにする!

どれも正しいマイルの使い方です。

マイルの使い方は、非常に多様で複雑なため、どの方法で利用するか悩むこともよくあります。調べないとわからないこともよくあります。調べてもわからず、航空会社に電話することもよくあります。そんな時間も旅行の一部で、いい趣味だと自分は思ってます。そして、マイルの使い方に損得は多少あっても、正解はないです。どんな使い方をしてもお得なものに間違いはありません。

色んな妄想を膨らませながら、マイルを楽しく貯めて下さい。

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4 件のコメント

  • シートでビジネスクラスではフラットになるとか聞きますが、以前 TVで見たとこによると棺桶のようなとこに一晩寝て起きると寝返り打てないせいか起きる時に体のあちこちが痛くなってるとか聞きました。
    シートがフラットになるのは嬉しいけど起きる時そんな状態になってるってことないですか?
    それが一番心配。

    • Radiosondeさん
      ないと思いますよ笑
      基本的にはエコノミークラスの方がリスクは高いと言われていて、エコノミークラス症候群(現在は静脈血栓塞栓症と言われることが多いです)という名称がつくほどです。体は動かせる空間は広い方がいいのという現実があると思います。

  • すけすけ様
    記事の中に、「ANA VISAワイドゴールドカードはエコノミークラスの搭乗でも、チェックインカウンターはビジネスカウンターを利用することができる」とあります。
    ANAカードのHPを確認したところ、「国際線利用の場合、エコノミークラスでもチェックインカウンターはビジネスカウンターを利用可能」と記載されていましが、国内線でも同様にチェックインだけはANA VASA ワイドゴールドカードを持っていればプレミアムカウンターを利用できるのでしょうか?
    よろしくお願い致します。

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