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デルタ航空豪華ビジネスクラス「デルタワンスイート」への搭乗をブログレビュー。

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デルタ航空のA350-900、A330-900neoに導入されている最新ビジネスクラス「デルタワンスイート」はなんとドアつきフルフラット。デルタ航空特典航空券情報まとめと、デルタワンスイート搭乗レビュー。

すけすけ
どうも、陸マイラーを始めて約20年、このブログを2016年から運営している「すけすけ」です。マイル・ポイント・クレジットの情報を日々提供しているのが当サイト「すけすけのマイル乞食」です。

デルタ航空の最新ビジネスクラス「デルタワンスイート」に搭乗してきましたよ!!!これはかなり豪華な機材&クラスです!!!

当ブログでは多くの航空会社の多くのクラスに搭乗し、そのレビュ―を皆さんにお届けしながら、みなさんに自分の貴重な時間・お金・マイルを利用するにあたり、事前にブログの記事を読みながら疑似体験をすることにより、「この航空会社のこのクラスに搭乗してみたい!!!」というものを皆さんに見つけてもらって、時間・お金・マイルを有効に活用してもらいたいと思っており、搭乗レビュ―の際には、ワンポイントアドバイス的な内容のマイルを使ってどうすればお得に特典航空券が発券できるのか、そのコツなんかを記載するようにしております。

今回の記事で紹介するのは、ANAマイルでのスターアライアンスでもなく、JALマイルでのワンワールドでもなく、スカイチームの雄である「デルタ航空」のビジネスクラス搭乗レビュ―となります。実はデルタ航空の最新ビジネスクラスは、個室タイプのフルフラットは当然ながら全席ドアつきの個室タイプになっているんです。

では、デルタ航空A330-900neoのビジネスクラス「デルタワンスイート」の搭乗レビュ―です。

 

デルタ航空のスカイマイルはサーチャージも無料だしデルタ航空の特典航空券も取り放題だが、必要マイル数がとんでもなく多い

まずは、デルタ航空の特典航空券の情報を簡単に整理しておきます。デルタ航空のマイレージプログラムは「デルタスカイマイル」という名称になっています。スカイチームへの搭乗で、デルタスカイマイルを貯めることができるので、デルタ航空だけではなく、大韓航空やエールフランス・ベトナム航空などに搭乗した際のフライトマイルをデルタスカイマイルに付与することが可能です。また、日本国内でもデルタ航空の提携クレジットカードも多数あり、デルタアメックスゴールドはカード利用でデルタスカイマイルが貯まりますし、デルタ航空のゴールドメダリオンのステータス付与という特典もあるため保有してい人もいるでしょう。

デルタスカイマイルの主な特色ですが、

  • 有効期限なし
  • サーチャージなし
  • 片道発券可能
  • 第3者への発券可能

となっており、これだけを見るとなかなかよさそうなマイレージにも見えるのですが、デルタ航空の特典航空券発券に必要なマイル数はとんでもない数字になっています。

羽田=シアトルのデルタ航空特典航空券の必要マイル数を調べてみると、片道で、

  • エコノミークラス:52,000マイル(最前列は56,000マイル)
  • プレミアムエコノミー:76,000マイル
  • ビジネスクラス:245,000マイル

となっており、ビジネスクラスだとなんと往復なら49万マイルも必要になるんです・・・・。ちょっと衝撃的ですよね。1マイル=1円みたいな価値になっている状況で、わざわざ貯める必要ないかなというのが現実的な感じがしますね・・・。まあ、その代わりと言いますか、特典航空券の枠が無数(おそらく満席になるまで)にあるので、特典航空券はめちゃくちゃ取りやすいのですが・・・。

(注)デルタスカイマイルはデルタ航空の特典航空券に関しては、必要マイル数は変動制を導入しており、羽田=シアトルでも10万台後半の日程も出てくるかもしれません。それでも10万台後半です。

 

デルタ航空のスカイマイルはスカイチームの他の航空会社の特典航空券に利用するのが基本はおススメ

ただ、スカイチームに搭乗した際のフライトマイルをデルタスカイマイルにまとめて貯めていくのは悪い選択肢というわけではありません。というのも、デルタスカイマイルはデルタ航空の特典航空券には使いにくい(必要マイル数が多い)のですが、スカイチームの他の航空会社の特典航空券ならお得に発券できたりするんです。

代表的な例が大韓航空で、関空=ソウル便を検索すると、片道あたり

  • エコノミークラス:7,500マイル
  • ビジネスクラス:15,000マイル

で発券できてしまい、かつサーチャージも不要だったりするので、ANAマイルやJALマイルより少ないマイルでソウルに遊びに行くことも可能なわけです。

 

他にも、羽田=パリでエールフランスの特典航空券を検索すると、片道あたり、

  • エコノミークラス:50,000マイル
  • ビジネスクラス:90,000マイル

となっており、まだ許容できる(サーチャージ無料も考えると悪くもない)感じもします。

ということで、デルタスカイマイルはスカイチームの他の航空会社の特典航空券を狙うのが圧倒的にお得です。

 

デルタ航空の特典航空券を取るなら、バージンアトランティック航空のマイルを使うと実はお得だが、枠はめちゃくちゃ少ない

じゃあ、デルタ航空の搭乗したい場合には、デルタ航空のスカイマイル以外にオススメの選択肢はないのか???と言われるとないわけではありません。

マニアックかもしれませんが、バージンアトランティック(Virgin Atlantic)(イギリスの航空会社でアライアンス未加入、日本就航都市なし)という航空会社がデルタ航空と提携しており、バージンアトランティックのマイレージ「Flying Club」を利用するとデルタ航空にお得に搭乗も可能は可能です。

羽田=シアトルの必要マイル数をFlying Clubで検索すると、

  • エコノミークラス:27,500マイル
  • ビジネスクラス:105,000マイル

となっており、しかもサーチャージ無料になっているので、デルタスカイマイルに比べるとかなり少ないマイル数でデルタ航空に搭乗は可能です。ただし、エコノミークラス特典航空券は比較的見つかりやすいですが、ビジネスクラスに関しては特典航空券がかなりレアです。デルタ航空は、ビジネスクラス特典航空券を他社マイルには枠を現状ではほとんど提供しておらず、見つけるのはなかなか困難だと思います。

なお、バージンアトランティックのFlying Clubのマイルは、

で貯めることも可能なので、実は日本国内でも貯まります。

 

デルタ航空A330-900neoの最新ビジネスクラス「デルタワンスイート」はドアつきのフルフラットで超豪華。搭乗レビュー。

では、デルタ航空A330-900neoビジネスクラス「デルタワンスイート」の搭乗レビュ―です。

デルタ航空ビジネスクラス

羽田空港第3ターミナルでチェックインです。羽田空港の国際線ターミナル(第3ターミナル)は、世界で最もイケてる空港と言っても過言ではないでしょう。自分が行ったことのある空港なんか世界の中の一部の一部ですが、各種空港ランキングでも常に世界の1位を争っているという事実もあります。ここはいつ来てもテンションあがりますね。

 

デルタ航空ビジネスクラス

デルタ航空のビジネスクラスに搭乗なので、ステータス会員「SKY PRIORITY」と書かれたチェックインカウンターに向かいます。

 

そして、チェックインのあとは2022年夏に羽田空港にオープンしたばかりのデルタ航空のラウンジ「デルタスカイクラブ」で贅沢な時間を過ごします。今回は、デルタワンスイートに搭乗すること以上に、このラウンジを訪問するのが楽しみで楽しみで仕方なかったのですが、満足度は半端じゃなかったです。羽田空港のデルタスカイクラブのレビュ―は下記記事をどうぞ。

羽田空港新設のデルタ航空「デルタ スカイクラブ」レビュー。マジ豪華で最高のラウンジだった!!

2022-09-23

 

デルタ航空ビジネスクラス

こちらが今回搭乗したデルタ航空のA330-900neoです。ANAもJALも導入していない機材なので、聞きなれない機材かもしれません。ワイドボディー機(通路が2本)で、A350よりはワンサイズ小さい機材にはなります。

デルタ航空の最新ビジネスクラス「デルタワンスイート」は、A350-900およびA330-900neoに導入されているので、この2つの機材のビジネスクラスなら確実に最新のドアつき個室ビジネスクラスになります!

 

デルタ航空A330-900neoの最新ビジネスクラス「デルタワンスイート」のドアつき個室シートのレビュー

では搭乗です!!!

デルタ航空ビジネスクラス

これがデルタ航空最新ビジネスクラスの「デルタワンスイート」。デルタカラーの青のレザーシートにステッチが入っており、めちゃくちゃいい感じです。愛車のシートもこんな感じにしたくなりますね。

 

デルタ航空ビジネスクラス

シート回りには水(初めから用意されている)などを入れる小物入れがあり、めちゃくちゃ便利です。コンセントもUSB対応とユニバーサルコンセントがあります。

 

デルタ航空ビジネスクラス

モニターもタッチパネルの最新版です。

 

デルタ航空ビジネスクラス

シートはもちろんフルフラットになるという超豪華仕様。米国までの10時間フライトもめちゃくちゃ快適です。

 

デルタ航空ビジネスクラス

そして、用意されていた枕と布団でベッドの完成。これはマジでいいぞ。快適すぎる。「Suite 2A」の文字がカッコいい!!!!

 

デルタ航空ビジネスクラス

そして、そして、注目なのがこの席にはなんとドアがついているんです!!!!ということで、自分の空間は完全な個室です。素晴らしい。

現在、ビジネスクラスはANAのTHE ROOMカタール航空のQ SUITEなど、世界のトップビジネスクラスにはどんどんドアが導入されており、デルタ航空もその仲間になっています。

 

デルタ航空ビジネスクラス

通路に出ると、ご覧の通り。これ飛行機の機内ですからね。すごい光景です。

 

デルタ航空ビジネスクラス

なお、ビジネスクラスの席は横に1-2-1の4席の全席ダイレクト通路アクセスになっており、真ん中の2席は上記のようになっており、中央にパーティションは下げることができるので、家族やカップルでの旅行も楽しめます。

 

デルタ航空ビジネスクラス

搭乗後はシャンパンが提供され(自分はアルコールが得意ではないのでオレンジジュース笑)、超快適な旅が開始となりました。なかなかいいぞデルタワンスイート。

 

デルタ航空A330-900neoの最新ビジネスクラス「デルタワンスイート」のアメニティーのレビュー

アメニティーも簡単に紹介しておきましょう。

デルタ航空ビジネスクラス デルタ航空ビジネスクラスアメニティー

中身は歯ブラシやアイマスク・ハンドクリーム・リップクリームなど定番のものですが、ひそかにボールペンが入っているのはありがたい!!!入国書類を記入したり、ちょっとしたメモしたいときにペンが手元にないと不便ですしね。これはありがたい。

 

デルタ航空A330-900neoの最新ビジネスクラス「デルタワンスイート」の機内食のレビュー

あとは機内食です。

こちらがメニュー。メインは3種類から選ぶことができるのですが、実は搭乗の数日前にデルタからメールが来て、そちらから事前にオーダーをしておくことが可能でした。オーダーしておけば、希望のものが売り切れるという心配もないので、非常にいいサービスだと思います。

 

デルタ航空ビジネスクラス機内食

まずは、ナッツ&ドライフルーツ&チーズ。ここも袋入りではなく、陶器での提供がいいですね。

 

デルタ航空ビジネスクラス

こちらがデルタ航空ビジネスクラスの機内食。和食の和牛ポン酢をセレクト。小鉢が8品というセレクションも素晴らしい。

 

デルタ航空ビジネスクラス機内食

そして、食後にはデザートです。デザートも複数の選択肢があり、何個でもどうぞと言われたのですが、さすがに満腹すぎてアイスクリームだけいただきました。ソースたっぷりのなかなかアメリカらしいデザートです。

 

デルタ航空ビジネスクラス機内食

そして、到着の1時間ほど前には2度目の機内食が提供されます。フルーツとパンもあったのですが、写真を撮る前に手を付けてしまいました笑。キッシュがメインです。

 

ということで、デルタ航空の最新ビジネスクラス「デルタワンスイート」への搭乗レビュ―でした。やはりドアつきの個室型ビジネスクラスは最高ですね。一瞬でアメリカに到着しました。以前から搭乗したかったのですが、2020年・2021年と2年以上も国際線に搭乗できなかったので、今回やっと搭乗することが叶い、非常に楽しかったです。2022年になり、国際線の搭乗にも本腰が入ってきております。

当ブログでは、その他ビジネスクラスへの搭乗も記事にしてレビュ―しております。各記事には、特典航空券の必要マイル数や、取るためのコツなど、マイル関連の情報もあわせて記載しているので、是非貴重なマイルをどう使うのか、色々と読んでみてくださいね!!!!

 

 

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6 件のコメント

  • デルタの新たな最新機材については別機体にて計画、設計が始まっているようですよ
    10年近く経過する機材を最新型と言い張るのは
    JALが今ごろになってA350を購入しているのに最新機材と宣伝しまくっている感覚に近い気がしますねえ

    • JAL&デルタダイヤさん
      別の機材の設計が始まっていることと、A330-900neoが最新の機材であることは矛盾していないと思いますが、それでもコメントしていただいていますのは、やはり感覚の話でしょうか。
      先ほども記載させていただきましたが、感覚はどちらでもいいと個人的に思います。色々な感覚がありますし。
      なお、可能な限り同名でコメントいただけますと助かります。UCIさんとして投稿されたコメントとメルアド・ペンネームが変更になっておりますが、IPアドレスが同様のままでこちらに表示されておりますので。もちろん、別名で記載されたい理由もあるようでしたら、ご自由ですが。

  • ドア付き1-2-1配列のビジネスクラス自体は
    既に350を購入した2014年頃から導入されていますよ。

    需要が350で埋まらない日本線や太平洋線の日はエアバス330やボーイング767になりますから、
    日本からの搭乗客では体験者が少なかったのが
    それらの1-2-1配列にもドア付き設備へ改修されてきたということでしょうね。

    • UCIさん
      何か変な表現がありましたかね?A350にドア付きが導入されていることは記載していると思いますし、それがデルタの最新ビジネスクラスだと思います。
      なお、A330は改修ではなく、デルタ航空がA330-900neoを新規購入し、その機材には全機ドア付きビジネスクラスを導入しております。A330-900neoは旧機材ではありません。

      • 特に変な表現があるわけではないですよ

        ただ、ドア付が主に大西洋線で運用されてから既に8年経過しており、

        現在では最新というよりは標準であるとデルタ社員は誇らしく米国アメックスデスクと共に売り込みかけてきますし(笑)
        我々も普段から通常装備という感覚での利用です

        なお
        私はデルタユーザーとして太平洋線は2012年羽田ーLA線新設以来の利用者で、330-900以前の330にも搭乗しているため、
        ドア付きでない中型機時代を数多く体験しています。

        デルタはエアバス330を60機ほど保有していたように記憶していますが、全廃棄してない限りは900型機での統一ではないだろうと考えています。

        なので、900型以外の330が内装改修されていて太平洋線に導入されているのかな?と想像しました。

        我々はその日に来る機材に乗るだけで、キャビンクラスのダウングレードさえなければフラットベッドならあまりこだわりませんから
        貴殿の搭乗日機材が900ネオだったのかということには注視して読んでおりませんのでそこはご了承下さい。

        蛇足ながら最近までは
        大西洋、カリブ、中南米地域からJFK.LAXとその日の最終便て流れてきて、今はナンバリングがどうなっているかは分かりませんが、次の日ホノルル経由名古屋セントレア行きの611、612便として300型機で運用する日もあったと記憶しています。

        もちろん
        旧型を全廃棄して中型機は900ネオで統一し、60機購入し直しているなら330は全機新機材でしょうし。

        300型機が昨今どこにいてどの地域の運用パターンになっているのかは定かではありませんが、

        少なくとも新規購入した900型で運用する日に搭乗されているなら新機材なのてしょうね。

        • UCIさん
          「我々も普段から通常装備という感覚での利用です」ということですので、余計にわかると思いますが、言われたいことは感覚の違いということなのでしょうか。だとしましたら、自分のブログの記事は自分の感覚・感想ですので、人とは違う感覚なのが通常ですね。

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