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ANAマイルでの国際線特典航空券は前後に国内線乗継をつけてもマイル数は同じ!

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【韓国旅行が0マイル!?】ANAマイルで国際線特典航空券を発券する際に人気の裏技(?)を紹介!前後に国内線乗継をつけても同じマイル数、しかも日程が離れている途中降機も可能なので、使いこなせ!

すけすけ
どうも、陸マイラーを始めて約20年、このブログを2016年から運営している「すけすけ」です。マイル・ポイント・クレジットの情報を日々提供しているのが当サイト「すけすけのマイル乞食」です。

この記事では、貴重なANAマイルをお得に利用する技を紹介します!!!韓国旅行に0マイルで行ける!?

GWを利用して、大学時代の友人たちと久々に韓国に遊びに行ってきました。

カンジャンケジャンを食べて、タッカンマリを食べて、ショッピングを楽しみ、朝までウォーカーヒルでカジノを満喫するという楽しい時間を過ごしてきたわけですが、実はANAマイルなら韓国旅行に実質0マイルで行けるのはご存じですか?

この記事では、そんな技を詳しく解説します。ANAマイルを利用した国際線特典航空券の、国内乗継を徹底活用ができるようになると、非常に非常にお得にマイルを利用することが可能になります。

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ANAマイルで国際線特典航空券を発券する際には、国内乗継を前後につけても必要マイル数は同じ。

GWを利用して、韓国にアシアナ航空で遊びに行ってきました。

アシアナ航空は日本各地からソウルに就航しており、しかもANAと同じスターアライアンス所属なのでANAマイルを利用して特典航空券で搭乗も可能となっています。

(注)ちなみにアシアナ航空は大韓航空との統合が予定されており、その場合にはスターアライアンスからの脱退が予想されます。

 

さて、ANAマイルを利用した場合の必要マイル数ですが、

往復エコノミークラスで15,000マイル(別途サーチャージ等の諸経費必要)です。

 

さて、ANAマイルを利用して国内線特典航空券を発券した場合の必要マイル数ですが、

距離・シーズンにより必要マイル数は異なりますが、1区間あたり5,000~11,500マイルとなっています。上記の例だと、札幌→大阪は7,500マイル、大阪→那覇も7,500マイルです。航空券を2つに分けてもいいのですが、これからする話をわかりやすくするために2区間で15,000マイルの国内線特典航空券にしています。

 

さて、次はこの2つをミックスしたような特典航空券を見てみましょう。

この航空券は、大阪⇔ソウルの往復の前後に、札幌→大阪と大阪→那覇をつけています。あれ???2つの航空券を混合したような特典航空券なのに、必要マイル数は15,000マイル+15,000マイルの3万マイルじゃなくて、15,000マイルのままですよね。

ということは、

  • 1つ目の大阪⇔ソウルの特典航空券から見ると、0マイルで国内旅行が2区間ついてくる
  • 2つ目の国内線2区間から見ると、0マイルで韓国旅行がついてくる

となっているのがわかりますかね?なんと、頑張って貯めて来たマイルを1マイルも追加することなく、国内線特典航空券に韓国旅行を追加することが可能なんですよ!サーチャージは必要にはなるものの、国内旅行に追加マイル0で韓国旅行がついてくるのは最高じゃないですか?韓国旅行に追加マイル0で国内旅行がついてくるのは最高じゃないですか?

(注)上記の例ですと、もちろん大阪在住の自分が新千歳まで行く航空券、那覇から大阪に戻る便は別途手配が必要になります。国内旅行の片道航空券が2区間分0マイルで発券は可能ですが、片道のみです。

 

なんでこんなことが可能になるのかというと、ANAマイルを利用した国際線特典航空券は、ゾーン制を採用しており、同じゾーン内ならどこを出発地にしても必要マイル数が同じだからなんですよね。

つまり、日本発ならどこを出発地にしてもマイル数は同じなので、

  • 大阪⇔ソウルの単純往復
  • 沖縄から大阪経由でのソウル往復
  • 行きは札幌発の大阪経由でのソウル、復路はソウルから大阪経由での沖縄

どれも必要マイル数は基本同じなんですよ。これをうまく活用すると、自分のような大阪在住者なら、大阪⇔ソウルの旅行の前後に元々行く予定だった国内2区間をくっつけて、

上記のように検索をすればいいわけですね。

これはめちゃくちゃお得にANAマイルを利用する1つの技というか、方法になるので知っておいて損しません。本来は、地方空港から東京経由で海外に行く人が、東京発の人に比べてマイル数が増えないように前後に東京までの便をつけてもOKという意味があるのでしょうが、そのルールを活用すると、こんなことが可能になりますよという話です。

ということで、0マイルで韓国旅行にいってきました!!!というような状況になるわけです。

もちろん、ソウル行きの便ではなく、シンガポール行きでも、バンコク行きでも、北米でも欧州でもどの路線にでも前後に国内線をつけることは可能です。なので、ANAマイルで国際線特典航空券を発券する場合には、国内旅行もつけることができるということは念頭に置いておくといいと思いますよ!!ソウル行きは往復たったの15,000マイルなので、前後に国内線をつけると、相対的に国内線の価値が上がるので、ソウル旅行が0マイルというような事態になるわけです。ソウルまで行くよりも距離が長いような国内線もあるわけで、それが0マイルですからね。マジでお得です。

 

ただし、ANA特典航空券は途中降機不可、スターアライアンスは往路か復路1回のみの途中降機可

もう少し細かい話をしておくと、実際に自分が発券した特典航空券は、

という感じになっており、往復どちらも国内線をつけたわけではなく、片方のみとなっています。というのは、実はANAマイルを利用した国際線特典航空券にはルールがあり、日本発着の国際線特典航空券は、

  • ANA国際線特典航空券(ANA便にのみ搭乗):往路復路ともに乗り継ぎは可能、途中降機は不可
  • スターアライアンス国際線特典航空券(ANA以外のスターアライアンス便に搭乗):往路復路とも乗り継ぎは可能、途中降機は往路か復路1回のみ

というルールがあるんです。

(注)乗継と途中降機の違いは、乗継は次に便に24時間以内に搭乗することを言います(日はまたいでもOKですし、空港から出るのもOKです)。途中降機は24時間以上の滞在です。

ANA国際線特典航空券でも、スターアライアンス国際線特典航空券でも、乗継は可能なのですが、乗継の場合には24時間以内という条件があるので、韓国旅行の前後に無理やり国内旅行をつけるとなると、超タイトなスケジュールになり、日程もかなり確保しないと利用しにくい面があるんですよね。

が、スターアライアンス国際線特典航空券の場合には、往路か復路のどちらか一方のみなら日本国内での途中降機も可能なので、韓国旅行と全然離れた日程の国内線をつけることが可能なので、1区間ならかなり自由に国内線が追加できるんですよね。

こんな理由から自分は一方のみに国内線をつけていますが、このあたりは自分の都合にあうように調整してみてくださいね!!なお、ソウル行きは、新千歳・成田・中部・関空・福岡・那覇からはアシアナ航空のみの運航ですが、羽田はアシアナ航空以外にもANA便があります。往復ともにANA便のみに搭乗する場合には、ANA国際線特典航空券のルールが適用となるので、途中降機が不可となります。なので、ANA便に乗りたい!!という人もいるでしょうが、アシアナ航空も混ぜる方がお得な特典航空券が発券できることは知っておいてもいいかもですね。

あっ、そうそう、あとおまけですが、付随的にメリットになるのが、国際線特典航空券につける国内区間は国際線航空券の一部として発券できるので、まだ国内線特典航空券として販売されていないようなかなり355日先の日程の国内線を確保できてしまう点も見逃せないですね。

 

以上、貴重なANAマイルを活用するために国際線特典航空を発券する際には、国内線を前後に可能な限りつけておくと、非常にお得にマイルが使えますよという話です。すでに利用している人も多いでしょうし、地方空港発で特典航空券を発券している人は、自動的に国内線をつけていると思うので、それが当たり前のように感じているかもしれませんが、本来国内線をつける必要がない東京在住の人こそ、実はメリットが大きい話ではないでしょうかね。是非、使ってみてくださいね!!!

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12 件のコメント

  • すけすけ先生、いつもありがとうございます。

    いずれアシアナ航空が大韓航空に統合される件ですが、
    アシアナ航空を含んだ特典航空券はその時に全部キャンセルされてしまう感じでしょうか?
    一般的にはどうなる予想がされますでしょうか?

    まだ1年後あたりは大丈夫そうですか?

    すけすけ先生の見解をよろしくお願いします。

    • SFC元年さん
      基本的に航空券はキャンセルにならずに有効のままというのが一般的です。
      ただ、統合があると路線変更で予約していた便は運休になることや、時刻が変更になることなどのリスクは高くはなってしまいます。

      • なるほど。
        了解致しました。
        どうもありがとうございました。
        私も久々にソウルに行ってみます。

  • なるほど。
    海外旅行に2回行くなら、間に航空券無料の国内旅行を挟めるという感じですね。
    アラスカ航空のプチ版みたいな感じですが、旅行好きにはありがたい情報です。
    これまではサーチャージ不要の海外航空会社にポイント移行していたのですが、これからはANAも候補に入れたいと思います。

    • Shikaさん
      ANAマイルはたしかにサーチャージは有料という点がありますが、基本的にはマイル数は少ない路線が多く、かつ複雑な路線になればなるほどお得になる傾向があるので、個人的にはかなりありがたいマイレージだと実感しております。

  • 貴重な情報有難うございます。
    今回の例ですとだとこれに加えて
    ①関西(伊丹)から札幌への行きの便
    ②沖縄から関西(伊丹?)への帰りの便
    を別途片道便でプラスで取られる、ということですか?
    またその際マイルで航空券取得は可能なんでしょうか。

    また、例では全て2月中の便となっていますがこれらがもう少し日程の間隔が空いていても取れるのでしょうか。
    ①関西-札幌往復 前年12月
    ②関西-ソウル往復 2月
    ③関西-沖縄往復 4月
    といったイメージです。

    不勉強で申し訳ありませんがご教示お願いします

    • かわさん
      まず、国内線は前後に1つずつしかつけることしかできないので、別途国内線の手配は必要です。
      日程ですが、記事に記載しておりますが、途中降機は1度のみになっており、もう一方は乗り継ぎ扱いになるので、24時間以内に搭乗する必要があります。①か③のどちらかは、②の24時間以内にするか、諦めるか、必要になります。

      • 有難うございます!
        諦める、ということもできるんですね。
        ちょうど東京ソウル往復のチケットをマイルで取ったので、往路ないし帰路の便で国内線を追加できないかやってみます。

        むしろ諦めるのであれば最初から
        ①の片道は取らず

        ②関西-ソウル往復 2月
        ③関西-沖縄往復 4月(片道分は別途手配)

        みたいなこともできるんですもんね。
        …お得ですね!!

        • かわさん
          かなり自由に日程を組めるので、いろいろと自分が使いやすいように調整してみてください!!

    • プニおさん
      JALの場合には、まずマイル変動制を導入しているので何とも言えない面があります。ただ国内線をつけることだけでしたら可能は可能です。

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