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ANAアップグレードポイントとは。使い方を総整理。SFCでも毎年もらえる!!!

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ANA上級会員ステータスにのみ付与されるアップグレードポイントを1年間使ってみた。使い方・交換先・有効期限を総整理。SFCでも毎年もらえるので、超お得。

ANAの上級会員のステータスを獲得すると、アップグレードポイントというものがもらえます。

これを利用すると、

  • 座席のアップグレード
  • 知人をラウンジに招待
  • ANA SKYコインに交換

などができるので、非常に重宝します。2017年にSFC修行をして、ANAのプラチナメンバー&SFCメンバーになったので、2018年度には初めてアップグレードポイントというものをもらうことができ、この1年間で利用してみました。

ANAのアップグレードポイントには、どんな使い方があるのか整理しておきます。また、SFC修行をすると、今後も毎年アップグレードポイントをもらうことができるので、実はSFC修行の隠れメリットにもなることも紹介しておきます。

 

アップグレードポイントをもらえる対象者は誰?SFCは?

アップグレードポイントをもらえる対象者ですが、ANAのステータスメンバーです。

となっています。SFCメンバーでも、本人はもらうことができますが、家族カードを所有しているだけの家族会員はもらえません。

 

アップグレードポイントはいくらもらえるのか

前年のANAグループへの搭乗に応じて、下記のアップグレードポイントが対象者には付与されます。

例えば、SFC修行で50,000プレミアムポイント(PP)を2019年に獲得した人は、2019/1/1から2019/12/31までに獲得したプレミアムポイントに応じて、アップグレードポイントがもらえます。最大で100ポイントがもらえます。例えば、上記の表によると、50,000PPを獲得した人は20ポイントがもらえることになります。

 

が、「お??SFC修行をして、50,000PP貯めると、20ポイントもらるのか???」

と早とちりしないでくださいね。

SFC修行の50,000PPには、ANA以外にもスターアライアンス加盟航空会社に搭乗したPPも含まれていますよね。

アップグレードポイントの対象になるのは、ANAグループ運航便のみのPPなんです。

SFC修行でも、もらえるアップグレードポイントは変わる!

同じ50,000PPでも、

  • 全便ANAグループで50,000PP・・・20ポイント
  • ANAグループで30,000PP、スターアライアンス加盟航空会社で20,000PP・・・10ポイント

になるんです。

上記の表を見ると、30,000PP、40,000PPでもらえるプレミアムポイントが変わるので、SFC修行をする際には要注意です。

自分が2017年にSFC修行をした際には、せっかく修行をするなら他社にも搭乗したいと思ったので、獲得したアップグレードポイントは10ポイント分でした。ANA搭乗分だけだと、PPは3万台でした。

すけすけ

SFCメンバー」かつ、「ダイヤモンドメンバー or プラチナメンバー or ブロンズメンバー」の場合には、上記の表に4ポイントが追加加算されます!!!

なので、自分の場合は、SFC修行後の2018年度には10ポイント+4ポイント=14ポイントが加算されました。が、2019年度は平SFCなので、4ポイントの加算はありません。

 

アップグレードポイントの使い方・交換先

さて、この獲得したアップグレードポイントって何に使えるのかということをしっかり理解して計画的に利用しましょう。

使い方は基本的に3つです。

  1. 座席のアップグレード
  2. ラウンジの利用
  3. ANA SKYコインに交換

の3つがあります。アップグレードポイントという名称ですが、アップグレード以外にも利用方法があります。具体的に3つの内容を見ておきます。

 

①座席のアップグレード

まずは、国内線に利用する場合。これは非常にわかりやすいです。

区間、航空券の種類に関わらず(特典航空券でもOK)、一律4ポイントで普通席からプレミアムクラスへのアップグレードが可能です。ただし、利用ができるのは、搭乗の2日前から空席がある場合のみです。

普通席からプレミアムクラスへのアップグレードは、現金でアップグレードする場合には、路線の距離により3,000円~15,000円と幅がありますが、アップグレードポイントを利用する場合には、一律4ポイントです。なので、長距離でのアップグレードにポイントを利用できるとお得感が高いです。

なお、アップグレードポイントは、ANAマイルと同じように2親等以内の方に利用できるので、家族のアップグレードに利用することなんかも可能です。

すけすけ
自分の場合は、14ポイントもらったアップグレードポイントのうち、4ポイントは国内線のアップグレードに利用しました。特典航空券の普通席を予約していたのですが、空港に早く着きすぎて1便前に変更しようとしたら、普通席は満席でプレミアムクラスが1席空席ありだったので、アップグレードポイントを使いました。

アップグレードを現金ですると、11,000円の区間だったので、非常にお得でした。

 

次に、国際線の場合。こちらは路線や航空券により決まりがあります。

アップグレードできるのは、1ランクのみで、エコノミークラスからファーストクラスの飛び級は不可能です。また、長距離になるほど必要マイルが増えます。

そして、国内線と違うのは、

  • アップグレード対象運賃のみアップグレード可能
  • アップグレードできる席の枠数には制限あり
  • 枠数に残りがあれば、いつでもアップグレード可能

となっています。

 

これが一番利用できるのは、仕事で長距離路線に搭乗する人々でしょう。仕事で搭乗する場合には、エコノミークラス分の運賃しか支給しないと会社から指示されているケースが多いと思います。そのエコノミークラスの航空券をアップグレードポイントで、ビジネスクラスにするというのが、非常に人気のある使い方になっています。

逆にSFC修行を無理やりした人で、仕事では国際線には搭乗しないという人には、使いにくいのが国際線アップグレードです。先ほども言いましたが、アップグレードできる運賃種別は決まっているので、非常に運賃の高いエコノミークラスの航空券でないとアップグレードできないので、その航空券を買わないとダメなんです。。。。

上記は東京=シンガポールの航空券ですが、エコノミークラスの最安値運賃「Value」だと、アップグレード対象外となっていますよね。安い運賃では、ダメなんですよ・・・。

隣の「Basic Plus」という運賃なら、アップグレード可能なんです。ANAの運賃体系の中で「Plus」とついているものはアップグレードが可能です。なので、プレミアムエコノミーの「Super Value」もアップグレード不可です。

注目してほしいのは、アップグレード可のエコノミークラス「Value」の運賃です。実は、プレミアムエコノミーの「Super Value」より高い運賃なんですよね・・・・。そういうった航空券を購入しないと、国際線のアップグレードにはアップグレードポイントが使えないので、個人旅行で利用する場合には、けっこう利用が難しいです。

また、国内線と異なり、国際線のアップグレードは、便毎に2席分などとアップグレード用の座席数には制限があります。特典航空券の枠数の上限と同じような扱いですね。ただし、キャンセル待ちをしておくと、当日の空港で、枠を開放してアップグレードしてもらえるケースもあります。

 

②ANAラウンジの利用

ANAのステータス会員になると、空港ではANAラウンジが利用できます。

が、利用は本人+同伴者1名などとステータスに応じて、利用できるラウンジなどが細かく決まっています。

友人と3人で旅行にいく場合にも、もう1名ラウンジに追加したいときとかありますよね。実は、アップグレードポイントは、そんな時も使えます。

上記のように、SFCメンバーなら、3人目を国内線ANAラウンジに招待したい場合には、2ポイントの利用で招待が可能です。ステータス毎のラウンジの利用に関する詳しい情報は、こちらのANA公式サイトで確認できます。

 

③ANA SKYコインへの交換

現実的には、一番利用している人も多く、利用しやすいのがこの方法です。

キャンペーンとなっていますが、実は毎年行われているのが、

アップグレードポイント1ポイント=ANA SKYコイン1,000コイン

の交換です。つまり、アップグレードポイントは、1ポイント=1,000円の価値はあり、1,000円分のANA航空券の支払いに利用できるということですね。

40ポイント付与された方が、全額ANA SKYコインに交換すると、40,000円相当のANA SKYコインになるということです。

これが、誰でも一番簡単に利用できる方法です。

ただし、アップグレードポイントは、アップグレードに利用すると、1ポイント=1,000円以上の価値になるケースが多いです。自分の場合も、4ポイントの利用で11,000円相当のアップグレードに利用できましたし。なので、ANA SKYコインに交換するのは、アップグレードポイントの有効期限が切れる直前に、使い道がない場合でいいと思います。

すけすけ
ということで、自分は先日残りの10ポイントを、ANA SKYコイン10,000コインに交換しました。次回の航空券購入の際に利用しようと思います。

 

一番のお得な理想的アップグレードポイントの利用方法は、仕事で会社がエコノミークラスのアップグレード可の運賃が予約できて、それをアップグレードするという形だと思います。が、自分にはそのような機会はなく、一番無難なANA SKYコインへの交換が大半になってしまいました・・・。

 

アップグレードポイントの有効期限

アップグレードポイントの有効期限は、1年のみです。

2018年度の搭乗履歴に応じて、2019年度のアップグレードポイントがもらえますが、このアップグレードポイントは、2019年度(4/1~3/31まで)しか利用できないことに注意しましょう。

期限が切れそうになったら、ANA SKYコインに交換しておくのが無難です。ANA SKYコインの有効期限が1年あるので、さらに1年延長される効果もあります。

ANA SKY コインのメリットとは。価値・使い方を完全解説。ANAマイルは特典航空券にするのが得なのか。

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SFCでもアップグレードポイントはもらえるので、金銭的にお得な可能性もある

アップグレードポイントのひそかな魅力は、SFCメンバーでも毎年もらえるという点です。

スーパーフライヤーズカード「SFC」は一度取ると生涯ANAの上級会員。特典・メリット・年会費総まとめ。

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つまり、SFCメンバーになると、ANAに有償航空券で搭乗しなかった年は0ポイントですが、1度でも有償航空券で搭乗すれば最低毎年4ポイントはもらえるんです。

4ポイント=4,000ANA SKYコイン

になるので、SFCメンバーになると毎年4,000円がもらえると思ってもいいわけです。

 

SFCメンバーになると、クレジットカードの年会費が上がりますよね???が、実はアップグレードポイントで元が取れるんですよね。

自分の場合は、上記のANA VISAワイドゴールドカードのSFCを所有しています。

  • 通常のANA VISAワイドゴールドカード:年会費14,000円(税別)、家族カード4,000円(税別)
  • SFCのANA VISAワイドゴールドカード:年会費15,000円(税別)、家族カード7,500円(税別)

となっており、本会員カードだけなら、実はSFCカードを所有して、アップグレードポイントを4ポイントもらう方がお得なんです。差額1,000円なのに、4ポイント(=4,000円相当)を毎年もらえるわけですからね。家族カードを所有している場合でも、トータルコストは、SFCでない場合と実は大差がない感じになります。

なので、SFC修行そのものには、費用がかかりますが、取得後のコストはそれほどアップしないという感覚が個人的にはあります。ただし、自分の場合は元々がANA VISAワイドゴールドカードをメインカードとして所有していたから、そのように感じるだけで、所有のカードがANA VISA一般カードの場合は、SFCカードにするにはワイドカード以上のカードに切り替えないといけないので、コストアップは避けられません。

修行後のカードの年会費が気になっている人の参考になればいいなと思います。是非、SFC修行満喫してくださいね。

 

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【これで完璧!】ANAマイルの貯め方・使い方~ANAカード~ANAステータスまで基礎から徹底解説。

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2 件のコメント

  • こんにちは
    いつも参考にさせていただいています
    こちらの内容でなく、少し前の記事の内容になりすみません
    アメックスのプラチナカードをお持ちのようですが、ダイナースのプレミアムはポイントが倍貯まり年会費も同じぐらいなのに、ダイナースではなくアメックスにされているのには理由がありますか

    • ゆみっちさん
      ポイントとしては、SPGアメックスが最強かなと思ってまして、SPGメインで決済しております。移行できる航空会社にも魅力を感じております。
      個人的にダイナース以上にアメプラに魅力を感じたのは、本人も家族カード所有者も、ホテルの上級会員(マリオット、ヒルトン、シャングリラなど)、プライオリティパスの付帯など、特典がアメプラの方が多いかなと感じています。
      ANAマイルメインでしたら、ダイナースプレミアムもいい選択肢かもしれませんが、自分の決済額だとANA VISAゴールドが一番いいかなと思っております。

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