まさかまさかのJALが国際線新規路線を開設!羽田=ドーハ線を2024年夏期ダイヤより新規就航決定。週7便をB787-9で運航。
コロナ禍において、まだ国際線は以前の同等の便数まで回復しておらず運休が続いているような路線もあるのですが(ANAのミラノやイスタンブール路線の新規開設とかどうなってしまうんでしょうかね・・・・)、そんな中においてなんとJALが新規路線の就航を発表しました。ドーハです。カタールのドーハです。ついに中東に進出することになりました。
では、JAL羽田=ドーハ路線就航の詳細です。JALの公式プレスリリースはこちら。
JALが羽田=ドーハ線を2024年夏期ダイヤより新規就航決定。
JALがプレスリリースを出しました。内容は、
~日本の航空会社として、初めて中東への直行便を運航します~
JALは、羽田=ドーハ線を新規開設することを決定しました。2024年度夏期ダイヤより、毎日運航します。
日本の航空会社としては初めての中東への直行便となります。
さらに、JALと同じワンワールドアライアンスメンバーであるカタール航空の国際線ネットワークを通じ、ドーハから中東・アフリカ・南米方面にも接続が可能です。カタールの首都ドーハは、世界でも珍しい、伝統と現代が融合した都市です。自国の遺産を大切にしつつも、移民や旅行者向けに近代的な設備、ホテル、インフラを提供しており、さまざまな国の文化・料理が交錯しています。また、南西部に広がる砂漠での体験、文化的に貴重な博物館や美術館への訪問、F1やサッカーに代表される世界規模のスポーツイベント観戦など、興味をそそるアクティビティが揃う、魅力あふれる都市です。
JALグループは、移動を通じた関係・つながりを創造することで社会的・経済的価値を創出し、社会の進歩発展に貢献出来るよう、今後も路線ネットワークに磨きをかけるとともに、お客さまの利便性、快適性、商品・ サービスの品質の向上にチャレンジしてまいります。
と、なんと羽田=ドーハ路線を開設です!!!中東の都市へ日本の航空会社が就航するのは初で、ドーハはJALと同じワンワールドに所属しているカタール航空のハブ空港であり、JALもドーハに乗り入れることでドーハでカタール航空に乗り継ぎをすることにより中東各都市だけではなく、欧州やアフリカへの乗継客も集客ができると考えているでしょう。
カタール航空の就航都市はめちゃくちゃ多いですからね。ロシアの影響により、欧州行きの直行便もロシアを避け通る現状だと、中東のドーハやドバイ・アブダビを経由して、欧州各都市に向かう人もめちゃくちゃ多いでしょうし、今ならニーズがあると判断してということだと思います。
なお、現時点でわかることは、
- 運航スケジュール:週7便
- 時期:2024年夏ダイヤより(つまり2024/3/30より)
- 機材:B787-9
- 販売開始日:未定
となっています。発着の時間帯も気になるところですが、基本的に中東行きの便は日本発は深夜になると思います。カタール航空やエミレーツ航空なんかは全便が深夜発です。
機材は、B787-9となっており、JALのB787-9は、
ビジネスクラスは2タイプあり、JAL SKY SUITEⅢというヘリンボーンタイプのもの(ハワイ路線なんかに利用されています)、JAL SKY SUITEという個室タイプのもの(欧米路線に利用されています)があり、どちらになるのかも注目です。
特典航空券の予約開始日には、一斉の特典枠が開放されるので大チャンス!
さて、新規の就航路線が出てくるタイミングというのは、陸マイラーにとっては大チャンスです。そう、特典航空券の枠が一気に大量の日程で解放されるんですよね。現時点で、まだ航空券の販売開始日は決まっていないのですが、8月頃に販売開始になると、その瞬間には2024/3/30~2024/8までの4ヶ月分ほどの特典枠が一気に解放されると思うので、基本マイル数で特典航空券が取れる大チャンスも到来しそうです。
ちなみに羽田=ドーハの必要マイル数ですが、片道あたりで、
- エコノミークラス:20,000マイル~
- プレミアムエコノミー:25,000マイル~
- ビジネスクラス:40,000マイル~
くらいになると思います(羽田からドーハまでの距離とメルボルンまでの距離がほぼ同じなので、メルボルンまでの必要マイル数を参考にしています)。ということで、JALマイルの使い道も増えることになるので、JALマイラーとしてはドーハへの新規就航は大歓迎ですね!!!!
いや、びっくりですね。JALがまさかまさかの国際線新規路線の就航を発表しましたよ!!