ANAがステイタス獲得条件として新制度を発表!「ステイタス獲得チャレンジ2021」にエントリーしておくと、少ない搭乗回数でダイヤモンドメンバーやプラチナメンバーになれる??その条件などを総整理まとめ。
ANAからなかなか面白い話題が飛び込んできていますよ!!!
つい先日、ANAから面白そうなニュースが入ってきていました。今までは、ANAのステイタスを獲得するためには、搭乗回数(プレミアムポイント)だけが評価の基準だったのですが、ANAカードの利用金額なども今後は考慮するということが事前に発表されており、正式な内容が待ち望まれていました。
そして、ついにその全貌が公開されました。
ハードルは一般的には高いものでしょうが、なかなか興味深い内容になっています。
ANAプレミアムメンバーのステイタス獲得条件は以前からの条件も継続
まず先に言っておきますが、以前からのANAステイタスの獲得条件も2021年はそのまま残ります。
こちらの条件ですね。
- 10万PP:ダイヤモンドステイタス
- 5万PP:プラチナステイタス
- 3万PP:ブロンズステイタス
以上の条件ステイタスを獲得するという以前からの方法も、2021年は継続になります。PPはプレミアムポイントの略です。ステイタス毎の特典は下記参照してください。
2021年はANAプレミアムメンバーステイタス獲得チャレンジがキャンペーンとして追加!搭乗回数以外の条件と併用でもステイタスが獲得できる!
そして、2021年はキャンペーンとして、上記の条件以外の特別条件を達成しても、ANAのステイタスを獲得することが可能になりました。
それが「プレミアムメンバースタイタス獲得チャレンジ2021」です。
(注)エントリーが必要なのでお忘れなく。
まず、このこと自体は朗報で間違いないですね。ANAのステイタスを獲得する方法が、以前のPPを貯めるという条件は継続のまま、別条件もキャンペーンとして追加になったので、自分にとって有利な方・簡単な方を達成すればいいわけですから。今までより有利なことに間違いはありません。
さて肝心の2021年の「ANAプレミアムメンバーステイタス獲得チャレンジ」の達成条件を確認しておきましょう。ここが一番気になるところです。
対象期間中、3つの条件を達成された方に、
2022年度プレミアムメンバーサービスのステイタスを付与いたします。
と公式サイトに書かれており、3つの条件をクリアする必要がありますが、その分必要なプレミアムポイント(PP)は下がっているので、搭乗回数が少なくて済むということを意味します。
では、ステイタスの獲得条件です。
ブロンズ | プラチナ | ダイヤモンド | ダイヤモンドMORE | ||
---|---|---|---|---|---|
条件1 プレミアムポイント数 (ANAグループ運航便ご利用分) | 15,000 | 30,000 | 50,000 | 80,000 | 150,000 |
条件2 対象サービスのご利用数 | 4サービス以上 | 7サービス以上 | 7サービス以上 | 4サービス以上 | 7サービス以上 |
条件3 ANAカード・ANA Payの決済額 | 400万円 | 600万円 | 600万円 | 400万円 | 600万円 |
となっており、
- プレミアムポイント(PP)数
- ANAカードの決済額(ANA Payも含む)
- ANA指定の条件(ANAふるさと納税を利用など)を複数クリア
の3つの条件すべてをクリアする必要があります。ダイヤモンドメンバーになる方法は2パターン用意されているのと、ダイヤモンドの上のステイタスである「ダイヤモンドMORE」という最上級のステータスも用意されています。ちなみにダイヤモンドMOREになると、ANAマイルからANA SKYコインへの交換レートが2倍になるという特典と、家族にダイヤモンドステイタスをプレゼントできるという特典があるようです。
以前からあるPPだけでステイタスを獲得する方法に比べると、必要PPはすべてのステイタスにおいて少なくなっています。つまり、搭乗回数が少なくても、ANAのステイタスが獲得できるようになっています。新型コロナの影響で、フライトをする機会が減る人が多くなると予想し、そのような方々にもANAのステイタスを維持してもらい、今後もANAを優先的に利用してもらいたいというANAの苦悩から産み出された新制度なのかなと感じられます。
例えば、ANAのプラチナメンバー(SFC発行のために必要なステイタス)を獲得するには、
- 5万PPの獲得(以前からの条件)
- 3万PPの獲得 かつ ANAカードで600万円のカード決済 かつ 7つの条件のクリア
のどちらか好きな方を達成すればOKということになります。ちなみに、複数枚ANAカードを保有している方は、1枚のANAカードで金額をクリアする必要があります。ANA VISAとANAアメックスの利用額を合算のようなことはしてくれません。
ビジネスで搭乗回数が多いような人なら、5万PPでステイタス獲得の方が簡単でしょう。また、毎年カード利用額が600万円ほどあるような人なら3万PPで済む後者の方が簡単でしょう。どちらが簡単なのかは人それぞれなので、一概には言えませんが、年間600万円のカード決済というのはそれなりにハードルが高いことは高いでしょうね。自分も様々な技(????)を利用しないと決済額はそこまで到達しないでしょう。ただ、個人事業主の方なんかで、自分でカードを利用して仕入れも行っているような人(周りに転売のプロの方なんかがいると参考になるかもしれませんね)だと、600万円の方はすでに毎年達成しているというケースもあるでしょう。そんな場合には、今回のステイタス獲得チャレンジは非常にいいものかもしれません。
・5万ppでANAダイヤ(600万円のカード決済なども必要)
・6万fopでJGCプレミア(サファイアで15000、JALカード5000のボーナスありとして)
国際線乗れるなら、どっちかやりたいな、、、、国際線、、、、
— すけすけ@海外行きたい病発症中 (@bmwtatsu) December 16, 2020
自分もこんなツイートをしましたが、普通の生活の中だけだと年間600万円を利用するのはむずかしいので、様々な技(大げさな言い方笑)を駆使しないと無理です笑。ただ、そこをクリアできそうなら、通常の半分の5万PPでダイヤモンドメンバーになることができるというのは、なかなかの魅力を感じている自分がいます。ただ、2021年もステイタスを獲得しても、なかなか国際線には搭乗が難しいような1年になりそうなのが気がかりではありますね・・・。
しかし、600万円という金額に設定するところを見ると、ANAのステイタスメンバーというのは、やはり経済的に豊かな人をターゲットにしているんだなということが非常によくわかりますね。
また、細かい話ですが、対象サービスを4つ以上クリアとか7つ以上クリアとか書かれていますが、これはクリアはそれほど難しくない印象です。対象サービスはこちらに詳細が出ていますが、
- ANAのふるさと納税
- ANAの保険
- 住まい de MILE
- ANA STORE@SKY
- 国際線機内販売
- ANA FESTA(空港内店舗)
- ANAショッピング A-style
- ANAトラベラーズ
- ANAマイレージモール
- ANAカードマイルプラス
- ANAマイレージプラスモバイルプラス
- マイルが貯まる加盟店
上記のサービスですが、赤字で書いたものなんかは利用しようと思えば、簡単に利用できるので、ここから7つの条件をクリアするのは難しくないと思います。手間はかかるかもしれませんが。
みなさんはいかがですか?
これを見て、ステイタスの維持を検討している方は、旧制度の方が利用しやすいですか?新チャレンジの方が個人的には楽だったりしますか?
ステイタスの獲得をこれから目指す方(SFC修行をするような方)は、新チャレンジの方が自分には有利で、修行の方向が変わったりしましたか?それとも、やはり旧制度の方が利用しやすそうですか?
人それぞれで、どちらが利用しやすいかは異なると思いますが、以前のPPだけでのステイタス獲得というルートも残したままというのが非常に大きなポイントです。改悪になった要素が0というわけですからね。自分は無関係だという方も多いと思いますが、一部の方には非常にメリットのある話でしょう。
またANAマイル界隈に新しい話題が出てきたというだけでも個人的には嬉しく思います。2020年はマイル界隈では暗いムードが漂っていましたしね。また、ANAマイル貯めて楽しみたいですね。
コロナで大変な状況ですが、ANAにはこれで踏ん張ってもらいたい物です。
リーマン旅ちゃんねるさん
本当にそう思います。航空会社が統合するなどという噂も耳にすることもありますが、こればかりは噂であってほしいですね。