航空券の購入・新幹線のチケット購入で100円=3マイルが無期限に貯まる強烈クレジットカード「アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード」ならマイルの移行先も15の航空会社から自由に選べる。「アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カード」なら100円=5マイル。
新しいクレジットカードを作成しました。
こちらの「アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード」です。
知っていますかね?このカードの魅力。
- 航空券の購入・新幹線のチケット購入で100円=3マイル付与
- ポイント有効期限無期限
- マイル移行先はANAを含む15の航空会社
こんな魅力たっぷりクレジットカードなんです。
毎年、航空券の購入や、新幹線のチケット購入の機会が多い人には最強の1枚になるかもしれません。一体どんなクレジットカードなのか、スペックを総整理します。
アメックススカイトラベラーとスカイトラベラープレミアの比較一覧
まず、アメックススカイトラベラーには、その上級版となるスカイトラベラープレミアというカードもあるので比較しておきます。
スカイトラベラー | スカイトラベラープレミア | |
年会費(税抜き) | 10,000 | 35,000 |
家族カード年会費 | 5,000 | 17,500 |
入会ボーナス | 3,000ポイント | 5,000ポイント |
継続ボーナス | 1,000ポイント | 5,000ポイント |
初回の航空券購入ボーナス | 5,000ポイント | 10,000ポイント |
ポイント還元 | 100円=1ポイント | 100円=1ポイント |
航空券購入時ポイント還元 | 100円=3ポイント | 100円=5ポイント |
ポイント移行先 | ANA含む15社 | ANA含む15社 |
空港カードラウンジ | 同伴者1名も可 | 同伴者1名も可 |
帰国時手荷物無料宅配 | ○ | ○ |
海外旅行傷害保険 | ○ | ○ |
上記のような差があります。
年会費が高い分、ポイント制度で優遇されているのがスカイトラベラープレミアになります。こちらは券面がレッドのクレジットカードです。
では、スカイトラベラー&スカイトラベラープレミアのポイント制度を詳しく解説していきます。
通常は100円=1マイルだが、航空券の購入では100円=3マイル or 5マイルになる
スカイトラベラーは通常のショッピングだと、100円=1ポイント(一部200円=1ポイントの税金などもあり。詳細はこちら。)の付与ですが、
航空券の購入時には100円=3ポイント(プレミアなら5ポイント)
となるのが最大の売りです。
①対象航空会社は27社
下記の27の航空会社のホームページで購入した航空券を円建てで支払った場合に、100円=3ポイントになります。
アライアンス | 航空会社 |
スターアライアンス | ANA、アシアナ航空、エバー航空、オーストリア航空、シンガポール航空、スイスインターナショナルエアラインズ、スカンジナビア航空、タイ国際航空、ルフトハンザドイツ航空 |
ワンワールド | JAL、カンタス航空、キャセイパシフィック航空、フィンランド航空、ブリティッシュ・エアウェイズ |
スカイチーム | デルタ航空、アリタリア-イタリア航空、エールフランス航空、エアタヒチ ヌイ、ガルーダ・インドネシア航空、KLMオランダ航空、大韓航空、チャイナエアライン |
なし | ヴァージン・アトランティック航空、エティハド航空、エミレーツ航空、スターフライヤー、フィリピン航空、エア タヒチ ヌイ、バニラエア |
ANAもJALも含まれています。ピーチ航空やジェットスターは含まれていないので注意しましょう。
ちなみに、航空券に含まれる燃油税等の諸税も100円=3ポイントの対象ですが、航空会社のパッケージツアーなんかは対象外です。
もし、家族旅行でデルタ航空の航空券を40万円購入する機会があれば、それだけで12,000ポイントが貯まるクレジットカードがアメックススカイトラベラーです。
②日本旅行・アップルワールドの対象商品でも100円=3ポイント
実は、航空券の購入以外でも下記の2社の対象商品では100円=3ポイントになります。
- 日本旅行(ウェブサイトおよび日本旅行の全店舗)
上記対象航空会社の航空券、パッケージツアー、前払いで手配されるホテルなどの宿泊代金、JR・バスのチケットのご購入 - アップルワールド(アメリカン・エキスプレスのカード会員様専用ウェブサイト)
前払いで手配されるホテルなどの宿泊代金
特に、日本旅行でJRやバスの料金でもポイント3倍は強烈な可能性を秘めています。

日本旅行の店舗って、駅の構内にあったりしますよね。新幹線に搭乗する際には、毎回日本旅行でチケットを購入すれば、100円=3ポイント貯まるんですよ。普段飛行機に乗らずに、新幹線での出張が多い人もマイルを貯める絶好のチャンスだと思います。パッケージツアーやホテルの宿泊でも3倍ポイントです。
これ、けっこう強烈なので是非知っておいてくださいね。日本旅行はポイント3倍。
③100円=3ポイントは年間200万円まで
100円=3ポイント or 5ポイントになるのは年間で200万円までという上限が存在しています。
それぞれ、60,000ポイント、100,000ポイントまでとなっています。
以上のポイント制度から、このスカイトラベラーをオススメできるのは、
- 出張などで航空券や新幹線のチケットを購入する機会が多い人
- 家族旅行で大量の航空券を購入する予定の人
- SFC修行やJGC修行などで1年間大量の航空券を購入する予定の人
なんかになります。自分は、今回3つ全ての条件に当てはまりそうだったのでスカイトラベラーを発行してみたんです。仕事での出張も多くなりそうでしたので、スカイトラベラーで年間100万円は利用したいとおもっているところです。初回のボーナスポイント含めると、40,000ポイントは獲得できそうかなと見込んでいます。
ポイントの有効期限は無期限
そして、このスカイトラベラー&スカイトラベラープレミアの魅力の一つが、ポイントの有効期限がないことです。
アメックスのメンバーシップリワードポイントが付与が付与されるのですが、航空会社のマイルに移行せずに、このまま保有し続ける限りポイントは失効しません。もちろん、マイル移行した場合には、各マイレージプログラムの規則に基づいて有効期限があります(ANAマイルなら有効期限3年など)。
ポイントの有効期限がなく、マイルが貯まるというのは大きな魅力の一つです。
ポイントの移行先はANAを含む15の航空会社
そして、ポイントの移行先がまた魅力的。

アライアンス | 航空会社 |
スターアライアンス | ANA、シンガポール航空、スカンジナビア航空、タイ国際航空 |
ワンワールド | キャセイパシフィック航空、フィンランド航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、カタール航空プリヴィレッジクラブ |
スカイチーム | デルタ航空、フライング・ブルー(エールフランス航空・KLMオランダ航空)、アリタリア-イタリア航空、チャイナエアライン |
なし | ヴァージン・アトランティック航空、エティハド航空、エミレーツ航空 |
上記の15社に1,000ポイント=1,000マイルで移行可能です。
注意点は、ANAマイルに移行するには、メンバーシップ・リワード・ANAコース(年間5,000円+税)が必要で、ANAマイルへの移行上限も年間4万マイルという制限があります。
その他航空会社へのマイル移行は、登録料も必要ありませんし、移行上限もありません。
移行先には、日本人には定番のANAも含まれているのが嬉しいところですが、JALは残念ながら含まれていません。が、上記の通りワンワールドのキャセイパシフィックやブリティッシュアエウェイズに移行可能なので、そちらに移行してJAL便の特典航空券を発券するということが可能です。
特にブリティッシュエアウェイズのAvios(マイル)は人気もあります。
しかも、Aviosは短距離路線は比較的必要マイルが少ないことで有名です。(必要Aviosは2019/5/30に変更になりました。詳細はこちら。)
BAのAvios | ANAマイル(レギュラーシーズン) | |
---|---|---|
東京ー大阪、大阪―福岡 | 6,000 | 6,000 |
東京ー福岡、東京ー札幌、大阪ー函館 | 6,000 | 7,500 |
東京ー那覇、大阪ー那覇、大阪ー札幌 | 9,000 | 9,000 |
日本香港往復エコノミークラス | 22,000 | 20,000 |
日本香港往復ビジネスクラス | 44,000 | 40,000 |
日本ホノルル往復エコノミークラス | 41,500 | 40,000 |
日本ホノルル往復ビジネスクラス | 124,000 | 65,000 |
上記のようになっており、アメックスリワード10万ポイントを移行した際に、
- ANAの10万マイルは東京ー札幌なら、13回搭乗可能
- ブリティッシュエアウェイズの8万Aviosは東京ー札幌のJAL便なら、13回搭乗可能
なんです。
しかも、ANAのように移行手数料5,000円+税も必要ないです。これはかなりお得ですね。中・長距離の国際線に搭乗するためにマイルを貯めている人はANAがおすすめ。国内線メインでマイルを使いたい人は、ブリティッシュエアウェイズのAviosもおすすめということになります。
国際線の場合は、短距離路線がAviosでもANAマイルでも必要マイルには大きな差はありません(香港くらいまでならANAマイルでもブリティッシュエアウェイズのAviosでも必要マイルはほぼ同じです)が、長距離&上位クラスになると必要Aviosは一気に増えるので、そちらの特典航空券狙いならANAマイルがいいかもしれません。
Aviosがこれだけ一瞬で貯まることはなかなかないので、是非検討してみると面白いと思います。なお、ワンワールド所属ならJALでもブリティシュエアウェイズでもキャセイパシフィックでもAviosは利用可能です。Aviosのお得な使い方は下記も読んでもらえると理解が深まります。
通常のアメリカン・エキスプレス・カード&アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードとスカイトラベラー&スカイトラベラープレミアでは、ポイント移行の制度が大きく異なります。

上記の通常のアメリカン・エキスプレス・カードとゴールド・カードやビジネスカードでは、ANAも、他の航空会社も2,000ポイント=1,000マイルなんです・・・。半減です・・・。
年間3,000円+税を支払いメンバーシップ・リワード・プラスに加入すると、レートが上昇して、
- ANAは1,000ポイント=1,000マイル
- 他の航空会社は1,250ポイント=1,000マイル(交換レート80%)
での移行になります。
ということは、同じアメックスでも、メンバーシップ・リワード・プラスの3,000円+税を払う必要がなく、かつ海外系の航空会社に1,000ポイント=1,000マイルで移行可能なスカイトラベラーのポイントシステムは非常に優れていることがわかると思います。

(注)アメックススカイトラベラーは、原則としてプロパーのアメリカン・エキスプレス・カードやアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードとの併用はできないようです。どうしても併用したい方は、アメックスに相談してみて下さい。プロパーではない、SPGアメックスなどは問題なく併用可能です。
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アメックススカイトラベラーの入会キャンペーン
スカイトラベラーもスカイトラベラープレミアも、直接アメックスのサイトから入会可能ですが、紹介キャンペーンでの入会の方がお得です。

まず、スカイトラベラーの紹介キャンペーン内容が、
- 入会ボーナス3,000ポイント
- 3ヶ月以内に7万円のカード利用で7,000ボーナスポイント
となっています。

まず、スカイトラベラープレミアの紹介キャンペーン内容が、
- 入会ボーナス5,000ポイント
- 3ヶ月以内に15万円のカード利用で15,000ボーナスポイント
となっています。
入会予定の方は、キャンペーンを利用してお得に入会しましょう!

周りに紹介者のいない方も、当ブログからも紹介可能ですので、いつでも声をかけて下さい!下記のどちらかの方法で連絡いただければ当方より紹介させていただきます。
- こちらよりメールで連絡
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アメックスの申込~入会まで、ご質問等あればメール or LINEにて、サポートさせていただきます。遠慮なく、メール or LINEしていただいてかまいません。また、匿名でのご連絡でも問題ありません。当方より紹介申込用URLを早急に送らせて頂きます。
なお、メールアドレスの間違い等で返信ができないケースがまれにあります。24時間経過しても返信がない場合は再度ご連絡ください。その際は、別のメールアドレスも併記していただけると幸いです。
SPGアメックスと比べてどちらがいいのか
アメックスのスカイトラベラーのライバルになりそうなクレジットカードはSPGアメックスではないでしょうか。
少し、スカイトラベラーと比較してみます。

- 年会費10,000円+税
- 100円=1ポイント=1マイル
- 航空券、新幹線のチケットなどで100円=3マイル
- 継続ボーナス1,000マイル
- ポイント有効期限なし
- 移行先ANAを含む15社
- 年会費31,000円+税
- 100円=1スターポイント
- 20,000スターポイント=25,000マイル
- ポイント有効期限実質なし(加算されると延長)
- 継続ボーナスSPGへの無料宿泊1泊
- 移行先ANA・JALを含む36社
- ポイントはSPG&マリオットの宿泊にも利用可能
- SPGゴールド会員資格
えーと、比較が非常に難しいですね笑。どちらも状況に応じて、非常に強烈なメリットのあるカードです。
航空券・新幹線チケットを大量に購入する人は、スカイトラベラー(もしくはスカイトラベラープレミア)のほうがポイント=マイルは貯まるでしょう。航空券&新幹線の費用で年間200万円を利用できるような出張族は、それだけで6万マイル獲得ですからね。そして、年会費はけっこう安い(?)。
それに対して、SPGアメックスは、普段のショッピングで貯まるポイントの還元率が1.25%です(100円=1スターポイントで、20,000スターポイント=25,000マイルなので)。そして、JALにも移行できるのも強みです。JALマイルを貯めているには、JALカードよりもSPGアメックスのほうが還元率が高いですからね。
基本的には、万人にウケがいいのはSPGアメックスだと思います。年会費は高いですが・・・。
が、この1年はやたら航空券購入しそう、出張がものすごく多いなんて人は、1年限定でスカイトラベラーを所有するなんて考えもありかもしれません。
世の中には、魅力的なクレジットカードが多く悩みはつきませんね・・・。
■関連記事
こんにちは。
いつもブログを参考させて頂いています。
質問なのですが、Rebatesなどのポイントサイト経由でJALやANAの公式サイトにて、
スカイトラベラーでチケット購入した場合もポイント3倍になるでしょうか?
楽天ポイントとアメックスのポイントの2重取りが可能であるか知りたいです。
よろしくお願い致します。
もへもへさん
もちろん問題ありません。
ポイントサイト経由でも、最終的な購入でポイント3倍の条件を満たしていれば問題ありません。
早々のご回答ありがとうございます。
これで安心して購入できます。
ありがとうございました!
いつも拝見しております。
JALの世界一周航空券を買おうと思い、スカイトラベラーカードを検討していました。
元々JALカードを持っています。
航空券のネットでの支払いをスカイトラベラーにして、JALカードのマイルも登録出来るのでしょうか?
JALマイルとスカイトラベラーの二重取りができるか知りたいです。
まいこさん
2重取りはどの部分でしょうか?
クレジットカードのポイントは、もちろん利用したカードにしかつきませんが、フライトマイルはどのカードで支払いをしても問題なく付与されます。
なので、スカイトラベラーで支払いをしてJALに搭乗すると、クレジットカードのポイントはスカイトラベラーに、フライトマイルはJALに加算されます。
ご返信ありがとうございます。
フライトマイルはJALに、スカイトラベラー支払い分のポイントはスカイトラベラーに、ということで解決しました。
スカイトラベラー分をマイルに交換するとJAL分のマイルとスカイトラベラー分のマイルで二重取り出来るかな、といった意味でした
ありがとうございます