すけすけのマイル乞食

ANAマイルを貯め、パスポート1冊目がスタンプで埋まった陸マイラー兼医師のブログ

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ふるさと納税並みに流行するか。サラリーマンの節税「個人型確定拠出年金」。

サラリーマンの節税「個人型確定拠出年金」

2017年よりサラリーマンのできる節税方法が一つ増えます。

 

ふるさと納税

数年前からサラリーマンでもできる節税として有名ですよね。

陸マイラーの人々は、金銭にかなり敏感な人が多いと思いますので、おそらくふるさと納税をしてる人も多いですよね。昨年より、控除額の上限が2倍になり本当にお得です。

我が家での人気は、フルーツ&ステーキです。今年に入ってから天童市のサクランボや、先日も尾花沢市の5Lのスイカ2玉来たのですが、これが美味です。

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また今年の三月まで鹿児島県大崎町への納税で行われていたJTBギフトカードが最高でした。10万円の寄付で5万円のギフトカードがもらえました。還元率50パーセントですよ。(ちなみにチケットショップでの買取率は額面の80パーセントでした。聞いただけで売ってないですよ。)

今後も、当面続けてほしい制度の一つですね。陸マイラーのみなさんは、支払いもクレジットカードでできてマイルも貯まってラッキーと思っているでしょうね。

 

個人型確定拠出年金

さて個人的に注目しており、2017年より確実に枠を限界まで使う予定にしているのが、「個人型確定拠出年金」です。知らない人も多いと思うので説明しておきます。

ただし、制度はかなり複雑で全貌を把握することは困難です。どんなものでも契約書の中身や、説明書の中身をすべて読んで理解するの困難ですので笑。

現在の国民年金・厚生年金制度とは別の年金制度「個人型確定拠出年金」というものが以前より存在しているのですが、これの適応範囲が大きく広がります。現在は自営業者、企業年金がない企業に勤めている人が対象ですが、2017年より企業年金がある企業に勤めている会社員、公務員、主婦にも適応が広がります。2700万人が新たに適応になると言われております。

個人型DCの加入可能範囲の拡大
新たに加入できる人拠出上限備考
企業型DC加入者(他の企業年金がない場合) 年額 24万円 企業型DCは個人型DC相当額分、減額される
企業型DC加入者(他の企業年金がある場合) 年額 14.4万円 企業型DCは個人型DC相当額分、減額される
確定給付型年金のみ加入者および公務員等共済加入者 年額 14.4万円  
第三号被保険者(主婦、主夫) 年額 27.6万円  

(平成27年度 税制改正の概要|厚生労働書より)

この制度を利用すると、自分の給料から毎月一定の額(自分で設定します。最低5000円。上限は上記表。)が銀行や証券会社等に自動で引き落としされ、どんどん積立されていき運用されます。そして60歳になると、その積立額および運用利益を年金として受け取りできますという年金制度です。国民年金や厚生年金とのちがいは、自分の年金を自分で貯めていく制度です

実は大きなメリットがあります。最大のメリットは節税です。掛け金が全額所得控除の対象となります。

具体例でどれほど節税効果があるか検討します。

・ケース①:年間の課税所得が500万円(所得税率20%、住民税が10%)の公務員

この場合、掛け金の上限は年間14.4万円です。この14.4万円は給与として受け取ると、所得税+住民税で30%の43200円が税金で取られ、手取りは100800円です。これを個人型確定拠出型年金に積立すると、その43200円を取られずに、14.4万の積立をすることができます。30歳から60歳まで30年続けると、43200円×30年=129万6千円の節税効果があります。

・ケース②年間の課税所得が1000万円(所得税率33%、住民税が10%)の企業年金のある会社員

この場合、掛け金の上限は年間24万円です。この24万円は給与として受け取ると、所得税+住民税で43%の103200円が税金で取られ、手取りは136800円です。これを個人型確定拠出型年金に積立すると、その103200円を取られずに、24万の積立をすることができます。40歳から60歳まで20年続けると、103200円×20年=206万4千円の節税効果があります。

ケース③所得のない専業主婦

残念ですが、所得がないのでここでの節税効果はありません。

定期預金に積立するとか自分なら即中止です。税金を引かれたあとに積立になるんですよ定期預金。ケース①の場合、確定拠出年金なら144000円を毎年積立できますが、定期預金にするなら、100800円しか積立にならないってことです。

 

 

ふるさと納税との違い

ふるさと納税は制度を利用しても、支払う税金は変わりません(厳密に言うと2000円多くなります)が、納税に応じたお礼に品がもらえます。お礼の品が個人の利益になるということです。

個人型確定拠出年金は、支払う税金そのものが減る制度です。金銭的なメリットが個人利益です。

 ほかのメリットは???

①運用益も非課税

なんですよ。本来、定期預金や株や投資信託で運用して利益が出ると約20%を税金として取られます。が、確定拠出年金で出た運用益には税金がかかりません

②運用先は自分で決めれる

株を中心で運用するのか、それとも債券か定期預金かなどなど。自分で決定できます。

 デメリットはないの???

少しあります。

受取時に税金はかかる

ここ実は自分は気にしており、結構調べました。最初に税の控除を受けているのに、税の控除以上に、受取時に税金とられたら意味ないですもんね。

受け取り方法は2パターンで、一括で一時金として受け取る、もしくは年金として分割で受け取るです。それぞれで、税金の計算も変わるのですが、基本的には一時金として受け取りしたほうが、税金は安く済むケースが多いです。

一括受取時の税金は、退職金と同様の扱いがされ、所得控除後の半分にのみ税金がかかります。非常に税が安いのです。

控除額の計算式

例として上げると、

年間の課税所得が1000万円(所得税率33%、住民税が10%)の企業年金のある会社員

この人が、確定拠出年金の上限の24万円を給与として受け取ると、所得税+住民税で43%の103200円が税金で取られ、手取りは136800円です。仮に40歳~60歳まで20年積み立てると、103200円×20年で206万4千円の節税です。

受け取り時に支払う税金は、

24万円×20年=480万円に対してだと、一括受け取りの場合は、控除が20年×40万円で800万円あるので、税金は0になってしまいます。(運用益がめちゃくちゃ出て、800万円を超えると税金かかりますが、、、)

ただし、通常の退職金と合算で計算されるので、上記の人が1000万円の退職金を受け取った場合は、1000万+480万-800万=680万円の半分の340万円に税金がかかります。計算すると、およそ120万円引かれます。ただし、もともと1000万円の退職金をもらうだけでも40万円ほどの税金かかるので、実質の税金増加分は80万円ですね。

206万4千円の節税した後に、80万円だけ年金受取時に税金がかかってしまうってことです。

 ②60歳まで受取できない。

預金と違うところですね。ただ、例外として高度障害の病気になったときは早期に受取できます。また死亡時は遺族が受け取ることができます。

③手数料を取られる

確定拠出型年金の口座開設時に3000~5000円ほど、それから毎月の経費として口座管理料が200~300円ほどかかってきます。まあ、節税額に比べると少ない額ですけどね。金融機関により手数料は違うので、「確定拠出型年金 手数料」とか検索すると色々情報出てきます。SBI証券とかが手数料安いです。

④運用先は自分で決めないといけない

中には運用先決めるのが面倒という方や、運用とかわらかないという方、減ったら嫌と言う方もいるでしょう。減るのが嫌な人は、確定拠出年金の運用の中にも元本保証の定期預金があります!!!!

例としてあげると

年間の課税所得が1000万円(所得税率33%、住民税が10%)の企業年金のある会社員が、上限の24万円を確定拠出年金として定期預金に預けると、この24万円は税金がかからずに運用されて、元本は保証された上に、定期預金の利子にかかる税金も0ってことです。ただし、年金として受け取るときに税金がかかります.

もし、この人が24万円を手取りで受け取ったあとに定期預金にすると、所得税+住民税で43%の103200円が税金で取られ、手取りは136800円です。その136800円の定期預金の金利からは20%の税金が引かれます。

 

流行するの???

制度が複雑なのが問題です。

ふるさと納税は非常にわかりやすい制度です。なのでかなり広がった印象があります。ふるさと納税の本なんかも多数出ていますしね。なんせ、肉、果物、酒、金券そんな写真がたくさん出ているので読んでても楽しいですよね。

が、確定拠出年金は複雑すぎて、そんなに本も出ていません。また中身はびっくりするくらい地味です。読んでいて楽しくなる気配はあまりないです。

結局、自分がいくら得をするのか見えにくいところがネックになるでしょうね。個人的には限度額まで利用しますけどね。

わかりやすく書こうとしたのですが、やはり構造が複雑すぎて、また状況によって得する額が変わってしまうので、非常にわかりにくいです笑。自分も記事にはしましたが、勉強が必要です。